Bootメニュー

---

Bootメニューでは、起動時の動作について設定を行います。

■ 設定項目の詳細

□ Silent Boot

本ワークステーションの起動時または再起動時に自己診断（POST）画面を表示するかどうかを設定します。

• Disabled：起動時または再起動時に自己診断（POST）が表示されます。
• Enabled（初期値）：起動時または再起動時に「FUJITSU」ロゴが表示されます。

• 拡張カード上のBIOSメッセージを確認したい場合は、「Disabled」に設定してください。

□ Quick Boot

本ワークステーションの起動時または再起動時に自己診断（POST）を簡略化するかどうかを設定します。

• Disabled：起動時に自己診断（POST）を簡略化しません。
• Enabled（初期値）：起動時に自己診断（POST）を簡略化します。

□ Numlock

起動時または再起動時に、キーボードのテンキーを有効にするかどうかを設定します。

• Off（初期値）：キーボードのテンキーを無効にします。
• On：キーボードのテンキーを有効にします。

• Windows XP/2000では、OS起動後は、前回の電源オフ時にOSが記録した状態に戻ります。

□ PXE Boot to LAN

内蔵のLANコントローラを経由してネットワークサーバーからの起動を有効にするかどうかを設定します。

• Disabled：ネットワークサーバーからの起動を無効にします。
• Enabled（初期値）：ネットワークサーバーからの起動を有効にします。

• ネットワークサーバーから起動可能なLANカードをお使いの場合、「Boot Device Priority」に、お使いのLANカードのデバイス名が追加されます。表示されるデバイス名は、LANカードにより異なります。
• ネットワークサーバーから起動するためには、「Wired for Management Baseline Version2.0」に準拠したインストレーションサーバーシステムが必要となります。

□ Halt On Error

自己診断（POST）中にエラーを検出したとき、エラーを表示して本ワークステーションの起動を停止するかどうかを設定します。

• Disabled：エラーを無視して、本ワークステーションを起動します。
• Enabled（初期値）：エラーが表示され、本ワークステーションの起動を停止します。

□ Keyboard Error Detection

キーボードに関するエラーを検出するかどうかを設定します。

• Disabled：キーボードに関するエラー検出を行いません。
• Enabled（初期値）：キーボードに関するエラー検出を行います。

• キーボードエラーを検出した際に、エラーを表示して本ワークステーションの起動を停止させたい場合は、「Halt On Error」を「Enabled」に設定してください。

□ FDD Error Detection

「Floppy Controller」を「Enabled」に設定した場合に表示されます。
フロッピーディスクドライブに関するエラーを検出するかどうかを設定します。

• Disabled（初期値）：フロッピーディスクドライブに関するエラーを検出しません。
• Enabled：フロッピーディスクドライブに関するエラーを検出します。エラー検出を行うためPOST（自己診断）にかかる時間が長くなります。

• フロッピーディスクドライブエラーを検出した際に、エラーを表示して本ワークステーションの起動を停止させたい場合は、「Halt On Error」を「Enabled」に設定してください。

□ Fan Error Detection

CPUファンやシステムファンに関するエラーを検出するかどうかを設定します。

• Disabled：ファンに関するエラー検出を行いません。
• Enabled（初期値）：ファンに関するエラー検出を行います。

• ファンエラーを検出した際に、エラーを表示して本ワークステーションの起動を停止させたい場合は、「Halt On Error」を「Enabled」に設定してください。

□ Boot Menu

本ワークステーションの起動時または再起動時に、【F12】キーを押すことによって、BootMenu（起動デバイスを選択するメニュー）を表示するかどうかを設定します。

• Enabled（初期値）：BootMenuを表示します。
• Disabled：BootMenuを表示しません。

□ Boot Device Priority

OSを読み込むデバイスの優先順位を設定します。【↑】【↓】キーを使って優先順位を選択し、【＋】【−】キーでデバイスのカテゴリまたはネットワークデバイスを選択してください。また、各優先順位にカーソルに合わせて【Enter】キーを押すと、デバイスのカテゴリおよびネットワークデバイスの一覧が表示されます。【↑】【↓】キーを使って、デバイスの優先順位を選択してください。

• 初期値

  1st Boot Device：Removable Devices
  2nd Boot Device：Hard Disk Drives
  3rd Boot Device：CD/DVD Drives
  4th Boot Device：MBA v7.5.[バージョン番号] Slot 0200（標準搭載のLAN）

• 同じカテゴリに起動可能なデバイスが複数接続している場合、各カテゴリ内の優先順位に従って起動します。そのカテゴリ内に起動デバイスが存在しない場合、次の優先順位のカテゴリから起動デバイスが選択されます。
• 起動させたくないデバイスは、各カテゴリ内で、優先順位に割り当てないでください。

□ Hard Disk Drives

ハードディスクドライブとして扱うデバイスの一覧です。
【↑】【↓】キーを使って優先順位を選択し、【＋】【−】キーでデバイスを選択してください。また、各優先順位にカーソルに合わせて【Enter】キーを押すと、デバイスの一覧が表示されます。【↑】【↓】キーを使って、デバイスのカテゴリを選択してください。優先順位にデバイスを割り当てないときは、「Disabled」を選択してください。
なお、デバイスが内蔵ATA/IDEコントローラに接続されている場合は、デバイス名の先頭に、その接続先を示すPM（プライマリマスター）やPS（プライマリスレーブ）などが表示されます。

• ドライブが接続されていない場合、本項目は表示されません。
• ドライブの取り付けや取り外しなどでドライブの構成が変わると、本設定が自動的に変更される場合があります。ドライブの取り付けや取り外しを行った場合は、本設定が正しく設定されているかどうかを確認されることをお勧めします。

□ Removable Devices

フロッピーディスクドライブとして扱うデバイスの一覧です。
【↑】【↓】キーを使って優先順位を選択し、【＋】【−】キーでデバイスを選択してください。また、各優先順位にカーソルに合わせて【Enter】キーを押すと、デバイスの一覧が表示されます。【↑】【↓】キーを使って、デバイスのカテゴリを選択してください。優先順位にデバイスを割り当てないときは「Disabled」を選択してください。

• 1st FLOPPY DRIVE：標準搭載のフロッピーディスクドライブです。

• ドライブの取り付けや取り外しなどでドライブの構成が変わると、本設定が自動的に変更される場合があります。ドライブの取り付けや取り外しを行った場合は、本設定が正しく設定されているかどうかを確認されることをお勧めします。

□ CD/DVD Drives

CD-ROM、DVD、CD-R/WなどのCD-ROM互換ドライブとして扱うデバイスの一覧です。
【↑】【↓】キーを使って優先順位を選択し、【＋】【−】キーでデバイスを選択してください。また、各優先順位にカーソルに合わせて【Enter】キーを押すと、デバイスの一覧が表示されます。【↑】【↓】キーを使って、デバイスのカテゴリを選択してください。優先順位にデバイスを割り当てないときは「Disabled」を選択してください。
なお、デバイスが内蔵ATA/IDEコントローラに接続されている場合は、デバイス名の先頭に、その接続先を示すPM（プライマリマスター）やPS（プライマリスレーブ）などが表示されます。

• ドライブが接続されていない場合、本項目は表示されません。
• ドライブの取り付けや取り外しなどでドライブの構成が変わると、本設定が自動的に変更される場合があります。ドライブの取り付け／取り外しを行った場合は、本設定が正しく設定されているかどうかを確認されることをお勧めします。

All Rights Reserved, Copyright© FUJITSU LIMITED 2004