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鍵のバックアップについて

鍵のバックアップは、利用中のセキュリティチップにより保護された環境に何らかの変更があった場合に、以前の環境を引き続き利用するときに必要な準備をするための作業です。
セキュリティチップの中の鍵を取り出して保存することではありません。
所有者でログオンした時に、通知領域から表示される内容により、次の手順に従って処理を行ってください。
所有者はセキュリティチップのバックアップと各ユーザのバックアップを行う必要があります。
各ユーザでバックアップを行う必要はありませんが、復元を行った後ユーザーキーパスワードを入力する必要があります。

重要
ポイント

□ 所有者が行う作業

所有者が行う作業は「Security Platformの初期化」時の「自動バックアップ」の設定時にほぼ完了しています。

すぐにバックアップを行う場合には、次の手順で行います。

重要
  1. 「スタート」ボタン→「ファイル名を指定して実行」の順にクリックします。
  2. 「名前」の欄に次のように入力し、「OK」をクリックします。「Infineon Security Platformソリューション」のインストール場所を変更した場合は、「参照」をクリックして変更先のフォルダ内にある「spbackupwz.exe」を指定し、「名前」の欄に表示されるファイル名に続けて「 /backupall」を入力します。
    "c:¥program files¥infineon¥security platform software¥spbackupwz.exe" /backupall
  3. 「OK」をクリックします。

□ ユーザが行う作業

所有者によって自動バックアップファイルが作成されるため、バックアップなどの準備は必要ありませんが、パスワードを入力する必要があります。
念のためバックアップを行う場合は、次の手順で行います。

重要
  1. 通知領域の「Infineon Security Platform」アイコンをクリックし、表示されるメニューから「Security Platformを管理する」を選択します。
    「Infineon Security Platform設定ツール」が表示されます。
  2. 「バックアップ」タブを選択し、「バックアップ」をクリックします。
    「バックアップ」が表示されます。
  3. 「参照」をクリックし、鍵(ファイル)をバックアップする場所を選択します。
  4. 「次へ」をクリックします。
    「サマリー」が表示されます。
  5. 「次へ」をクリックします。
    鍵(ファイル)が保存されると、「ウィザードが正常に終了しました。」が表示されます。
  6. 「完了」をクリックします。

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