10 スリープ/休止状態(Windows Vistaの場合)

ここでは、本ワークステーションの省電力機能のうち、スリープと休止状態について説明しています。
Windows XPの場合は、「スタンバイ/休止状態(Windows XPの場合)」をご覧ください。

スリープ/休止状態とは

スリープまたは休止状態を使用すると、Windowsを終了しないで消費電力を抑えることができます。

  • スリープ(ハイブリッドスリープが無効)
    プログラムやデータをメモリに保持して、ワークステーション本体の動作を中断させます。このとき、ワークステーション本体の電源ランプの点灯が緑色からオレンジ色に変わります。
    スリープ中は、電源プラグをコンセントから抜かないでください。電源が供給されなくなるため、メモリに保持しているプログラムやデータが失われます。
  • スリープ(ハイブリッドスリープが有効)
    プログラムやデータをメモリとハードディスクに保持して、ワークステーション本体の動作を中断させます。このとき、ワークステーション本体の電源ランプの点灯が緑色からオレンジ色に変わります。
    スリープ中に電源が切れた場合は、元の状態に復旧するときにハードディスクからデータを読み出します。電源が切れた場合は、ワークステーション本体の電源ランプは消灯します。
  • 休止状態
    メモリ内のプログラムやデータを、ハードディスクに書き込んで保存し、ワークステーション本体の電源を切ります。このとき、ワークステーション本体の電源ランプは消灯します。
    電源ランプの状態は、電源を切った状態と同じですが、休止状態のときは機器の構成を変えないでください。
POINT
  • スリープや休止状態から動作、作業状態に回復することを「レジューム」といいます。
  • 休止状態について
    • カスタムメイドでHDD変更(SATA-RAID)を選択した場合
      HDDがSATA-RAIDの場合、ご購入時はハイブリッドスリープがオフになっていますが、休止状態は使用しないでください。また、ハイブリッドスリープをオンに設定しないでください。
    • HDDがSATA(標準)の場合
      ハイブリッドスリープがオンに設定されていると、休止状態を使用することができません。休止状態を使用する場合は、次の手順に従ってハイブリッドスリープをオフに設定してください。
      1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「システムとメンテナンス」→「電源オプション」の順にクリックします。
        「電源オプションのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
      2. 変更したい電源プランの「プラン設定の変更」をクリックします。
        「プラン設定の編集」ウィンドウが表示されます。
      3. 「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
      4. 「スリープ」をダブルクリックし、「ハイブリッドスリープを許可する」をダブルクリックします。
      5. 「設定」を「オフ」にします。
      6. 「OK」をクリックします。