システムメニュー

システムメニューでは、デバイスや日時の設定などを行います。

■ 設定項目の詳細

□ システム日付

年月日を設定します。日付は「年、月、日、曜日」の形式で表示されます。変更する場合は、キーボードから数値を入力します。【Tab】キー、【Enter】キーで右の項目に移動します。

□ システム時刻

24時間制で時刻を設定します。時刻は「時:分:秒」の形式で表示されます。変更する場合は、キーボードから数値を入力します。【Tab】キー、【Enter】キーで右の項目に移動します。

POINT
  • 「システム日付」、「システム時刻」は一度合わせれば電源を入れるたびに設定する必要はありません。
  • 入力した数値を修正するときは、【Back Space】キーを押して設定値を消し、その後入力してください。

□ IDE Channel 0/1 Master

サブメニューを使って、シリアルATAコネクタに取り付けたハードディスクの、タイプ(容量やシリンダ数など)を設定します。カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、サブメニューが表示されます。

POINT
  • ご購入時の状態では、各IDEチャネルと接続されるIDEデバイスとの対応は次のとおりです。
    • IDE Channel 0 Master:シリアルATAコネクタ0
    • IDE Channel 1 Master:シリアルATAコネクタ1
  • 通常は初期値から変更しないでください。
  • ハードディスクをフォーマットした後に「IDE Channel 0/1 Master」の各項目の設定を変更すると、正常にアクセスできない場合があります。フォーマットした後は、変更しないでください。
  • 自動検出
    【Enter】キーを押すと、ハードディスクのサイズやヘッド数などを自動的に検出します。
  • IDE Channel 0/1 Master
    IDEデバイスのタイプを設定します。
    • なし:IDEデバイスを使わない場合に選択します。
    • 自動(初期値):IDEデバイスのタイプを自動的に設定します。
    • 手動:IDEデバイスのタイプを設定します。
  • アクセスモード
    シリアルATAコネクタにハードディスクが取り付けられている場合に、ハードディスクのアクセスモードを設定します。
    • CHS:CHS(Cylinder/Head/Sector:シリンダ番号/ヘッド番号/セクタ番号)によるアクセスが行われます。
    • LBA(初期値、IDE Channel 0 Masterの場合):LBA(Logical Block Addressing:論理的な通し番号によるアクセス)が行われます。
    • Large:拡張CHS(Cylinder/Head/Sector)変換によるアクセスが行われます。
    • 自動(初期値、IDE Channel 1 Masterの場合):最適なモードが設定されます。
  • 容量
    シリアルATAコネクタにハードディスクが取り付けられている場合に、ハードディスクドライブの最大容量を表示します。
POINT
  • 本項目のディスク容量記載は、1MB=10242 byte換算によるものです。
  • シリンダ数
    ハードディスクのシリンダ数を設定します。
    「IDE Channel 0/1 Master」を「自動」に設定すると、最適な値が設定されます。
  • ヘッド数
    ハードディスクのヘッド数を設定します。
    「IDE Channel 0/1 Master」を「自動」に設定すると、最適な値が設定されます。
  • 仮書き込みシリンダ
    ハードディスクへデータを書き込んでいるときにデータの保護を行うためにBIOSがシリンダのどこへ仮書き込みを行うかを設定します。
    「IDE Channel 0/1 Master」を「自動」に設定すると、最適な値が設定されます。
  • ヘッド退避シリンダ
    システムの電源が切断されたときに、ハードディスクのヘッドをどこのシリンダに退避させるかを設定します。
    「IDE Channel 0/1 Master」を「自動」に設定すると、最適な値が設定されます。
  • セクタ数
    ハードディスクのセクタ数を設定します。
    「IDE Channel 0/1 Master」を「自動」に設定すると、最適な値が設定されます。

□ 言語

BIOSセットアップで表示する言語を設定します。

    • English:英語で表示します。
    • 日本語(初期値):日本語で表示します。
POINT
  • ご購入時は、「日本語」に設定されています。本設定は、「終了」メニューの「標準設定値を読み込む」を実行しても、本ワークステーションご購入時の状態には戻りません。必要に応じて変更してください。