パスワードを忘れてしまったら

パスワードは、盗難などによる不正な使用を防止することを目的としています。
パスワードを忘れてしまうと、パスワードの種類によっては、修理(有償)や、最悪の場合データの損失につながるおそれがあります。パスワードは、何かに書き留めて、安全な場所に保管しておくことをお勧めします。

■ 管理者用パスワードを忘れてしまったら

管理者用パスワードを忘れると、パスワード機能を解除できなくなり、修理が必要になります。
また、ハードディスクセキュリティ機能が有効な場合は、ハードディスクが使えなくなったり、ハードディスクのセキュリティ機能を解除できなくなったりして、修理が必要になります。
「富士通ハードウェア修理相談センター」、またはご購入元にご連絡ください。修理は保証期間にかかわらず、有償になります。
なお、セキュリティチップを使用している場合、修理の後にセキュリティチップのリストアが必要となります。

重要
  • セキュリティチップを使用している場合、メインボードを修理した後にセキュリティチップのリストアが必要になります。詳しくは、『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』をご覧ください。
  • ハードディスクの修理を行うと、ハードディスク内のデータはフォーマット(初期化)されるため復旧できません。データのバックアップができる場合は、必ず修理の前にバックアップしてください。
    ただし、起動時のパスワードを設定している場合、管理者用とユーザー用のパスワードを両方とも忘れると、データのバックアップはできません。

■ ユーザー用パスワードを忘れてしまったら

ユーザー用パスワードを忘れた場合は、修理の必要はありません。ワークステーションの管理者に管理者用パスワードをいったん削除してもらった後、管理者用パスワード、ユーザー用パスワードの順にパスワードを設定し直してください。