1 BIOSセットアップ

BIOSセットアップは、メモリやハードディスク、フロッピーディスクドライブなどのハードウェアの環境を設定するためのプログラムです。
本ワークステーションご購入時には、必要最小限のことは設定されています。次の場合に設定の変更が必要になります。

  • 特定の人だけが本ワークステーションを利用できるように、本ワークステーションにパスワード(暗証番号)を設定するとき
  • リソースの設定を変更するとき
  • 起動時の自己診断(POST)にBIOSセットアップをうながすメッセージが表示されたとき
POINT
  • BIOSセットアップで設定した内容は、ワークステーション本体内部のCMOS RAMと呼ばれるメモリに記録されます。このCMOS RAMは、記録した内容をバッテリによって保存しています。
    BIOSセットアップを正しく設定しても、電源を入れたとき、または再起動したときに、BIOSセットアップに関するエラーメッセージが表示されることがあります。このような場合は、バッテリが消耗し、CMOS RAMに設定内容が保存されていない可能性が考えられますので、「富士通ハードウェア修理相談センター」、またはご購入元にご連絡ください。
  • 起動時の自己診断(POST)
    本ワークステーションの電源を入れたときや再起動したときに、ハードウェアの動作に異常がないかどうか、どのような周辺機器が接続されているかなどを自動的に調べます。これを「起動時の自己診断」(POST:Power On Self Test)といいます。
  • 起動時の自己診断中に、電源を切らないでください。