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FMV-611GSL7e


Red Hat Linux 7.1 日本語版での動作確認結果 バージョン情報

[動作確認結果]

CD/DVD HD Video Sound LAN Modem Keyboard Mouse


[詳細情報]

本結果は、カスタムメイド標準構成モデルでの動作確認結果になります。


CD/DVD

CD-ROMからブートでき、正常にインストールできます。


HD

Linux区画を正常に作成できます。


Video

X Window System

インストール完了後、/etc/X11 ディレクトリの “XF86Config-4” ファイルの編集により、
インストール時の検出情報で、X Window System が起動します。

17型CRT(FMVDP9710A)をアナログインターフェースに接続し、動作確認を行いました。
デジタルインターフェースについては未確認です。

X Window Systemの設定方法

次の順番で設定を行い、X Window System が起動することを確認しています。

(1) インストール時、各設定にて矢印で示される項目を選択します。

◇ X の設定
・ ビデオカード -> ATI Rage128 (generic)
・ VRAM -> 16MB

◇ モニタ設定
・ モニタ設定 -> Generic Monitor, 1280x1024@76Hz
・ 水平同期 -> 31.5-82
・ 垂直同期 -> 50-90

◇ X 設定のカスタマイズ
・ 色深度 -> High Color (16Bit)
・ 画面の解像度 -> 1024x768
・ デスクトップ環境 -> GNOME
・ ログインの種類 -> テキスト

(2) インストール完了後、/etc/X11 ディレクトリの “XF86Config-4” ファイルを
エディタで開き、“Device” セクションを以下のように編集します。
(矢印部分 一ヶ所の追加のみ)

Section "Device"
Identifier "ATI Rage 128 (generic)"
Driver "r128"
ChipId 0x5246 <--- 追加
VendorName "ATI Rage 128 (generic)"
BoardName "ATI Rage 128 (generic)"
EndSection

動作確認済みの色数・解像度

色数 解像度
8bit (256色) 640x480, 800x600, 1024x768, 1152x864, 1280x1024
16bit (65536色) 640x480, 800x600, 1024x768, 1152x864, 1280x1024
24bit (1677万色) 640x480, 800x600, 1024x768, 1152x864, 1280x1024

設定ファイル

ご参考までに、弊社で確認を行った際の XF86Config-4 を掲載します。


コンソール画面での日本語表示

コンソール画面で日本語を表示できます。


Sound

パッケージ添付のドライバを使用し、インストール時の設定で動作します。



LAN

LANインターフェースが検出され、正常に通信できます。


Modem

本体にモデム機能は搭載しておりません。


Keybord

X Window Systemおよびコンソール画面でキー入力ができます。


Mouse

X Window Systemおよびコンソール画面でマウス入力ができます。
X Window Systemでホイール機能を使用するには、設定ファイルを変更します。
XF86Config-4 の一例 の“InputDevice”セクションを参考にして下さい。


[留意事項]

Red Hat Linuxの最新バージョンは 7.2 です。
Red Hat Linux 7.1 インストール時の環境では動作しないデバイスも、最新バージョンでは動作する可能性があります。