ホーム >
コンピュータプラットフォーム >
法人向けPC・タブレット・スマートフォン >
サポート（法人向けパソコン） >
OS関連情報 >
Linux関連情報 >
個人向けパソコン動作確認情報 >
2002年夏モデル FMV-BIBLOシリーズ TurboLinux 7 Workstation >
FMV-BIBLO NE12AT, NE12AB, NE12A

FMV-BIBLO NE12AT, NE12AB, NE12A

● TurboLinux 7 Workstation 日本語版での動作確認結果－バージョン情報－

［動作確認結果］

CD/DVD	HD	Video	Sound	LAN	Modem	Keyboard	Mouse
◎	◎	○	◎	◎	×	◎	○

［詳細情報］

■ CD/DVD

CD-ROMからブートでき、正常にインストールできます。
CD-R媒体、CD-RW媒体への書き込みができます。

■ HD

Linux区画を正常に作成できます。

■ Video

◆ X Window System

フレームバッファを利用する方法で X Window Systemが起動します。

● X Window Systemの設定方法 (1024x768 24bit)

(1)	インストール時、以下のように設定します。 (モニタとビデオカードの情報は検出できません)

◇ モニタ設定

・製造元 -> Generic
・モデル名 -> Laptop Display Panel 1024x768

◇ X の設定

・ビデオカード -> 設定しない(検出不能)
・デスクトップカラー -> 65536色
・デスクトップサイズ -> 1024x768
・デスクトップ環境 -> KDE
・グラフィカルログインの使用 -> チェックしない

(2)	インストールが完了し、コンピュータが起動した後、 /etc/X11 ディレクトリの "XF86Config" ファイルをエディタで開き、以下の箇所を修正します。

Section "Monitor"

Identifier	"Monitor0"
HorizSync	31.5-48.5	<-- 値を修正
VertRefresh	40-70	<-- 値を修正

EndSection

Section "Device"

Identifier	"Card0"
Driver	"fbdev"	<-- 追加

EndSection

Section "Screen"

Identifier	"Screen0"
Device	"Card0"
Monitor	"Monitor0"
DefaultDepth	24	<-- 追加
Subsection	"Display"

Depth	24
# Modes	"1024x768"	<-- 削除またはコメントアウト

EndSubsection

EndSection

(3)	/etcディレクトリの "lilo.conf" ファイルをエディタで開き、以下の箇所を修正します。

image=/boot/vmlinuz

label=linux
read-only
vga=792 <-- 追加
root=/dev/hda3

(4)	/etcディレクトリの "lilo.conf" ファイル変更後、次のコマンドを実行し、コンピュータを再起動します。

# lilo
# reboot

(5)	再起動後、X Window Systemを起動します。

● 動作が確認された色数・解像度

色数	解像度
8bit (256色)	800x600,1024x768
16bit (65536色)	800x600,1024x768
24bit (1677万色)	800x600,1024x768

● 設定ファイル

ご参考までに、弊社で確認を行った際の XF86Config を掲載します。

◆コンソール画面

コンソール画面で日本語を表示できます。(フレームバッファを使用しない環境)

■ Sound

パッケージ添付のドライバを使用し、インストール時の設定で動作します。

■ LAN

パッケージ添付のドライバを使用し、インストール時の設定で動作します。

■ Modem

動作しません。

■ Keyboard

X Window Systemおよびコンソール画面でキー入力ができます。

■ Mouse

X Window Systemおよびコンソール画面でマウス入力ができます。
X Window Systemでホイール機能を使用するには、設定ファイルを変更します。
XF86Configの一例の“InputDevice”セクションを参考にして下さい。

［留意事項］

特にありません。

ページの先頭へ