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第2章  無線LANアクセスポイントの設定 > 2  FMWT-55AG/FMWT-54AGの設定 > WPA/WPA2

WPA/WPA2

FMWT-55AG/FMWT-54AGのWebブラウザの設定画面にログインし、次のようにセキュリティの設定をします。

  1. 左側のメニューから「セキュリティポリシー」をクリックします。
  2. 「セキュリティ」カテゴリの「モード」で、「アドバンスド」をクリックして 選択されている状態 にします。
  3. 「WPA/802.11i (WPA2)」カテゴリで次のように設定します。
    「セキュリティポリシー」画面
    1. 認証モード
      WPAのみ使用する場合は「WPA」を選択します。
      IEEE 802.11i (WPA2)のみ使用する場合は「802.11i (WPA2)」を選択します。
      WPAとIEEE 802.11i (WPA2)の両方を使用する場合は「WPA/802.11i (WPA2)」を選択します。
    2. グループキー更新間隔
      グループキーの更新間隔を設定します。通常は変更する必要はありません。
    3. 暗号化方式
      プルダウンボタン をクリックして、「TKIP」、「AES」、「自動」のいずれかを選択します。

      ポイント
      • クライアントの無線LAN機能によっては、AESに対応していないものがあります。
        詳しくは、各製品の対応状況、または各製品のマニュアルをご覧ください。

      • 「TKIP」
        TKIPで暗号化を行います。クライアントの暗号化方式をTKIPに設定する必要があります。
      • 「AES」
        AESで暗号化を行います。クライアントの暗号化方式をAESに設定する必要があります。
      • 「自動」
        クライアントの暗号化方式を自動判別し、TKIP、またはAESで暗号化を行います。
    4. SSID認証
      SSID認証を行うかどうか選択します。SSID認証については、FMWT-55AG/FMWT-54AGのマニュアルをご覧ください。
  4. 「設定」ボタンをクリックします。
    再起動の確認画面が表示されます。
  5. 「OK」をクリックします。
    「設定を保存しています。」という画面が終了すると、「セキュリティポリシー」設定が完了します。

    重要
    • 「RADIUSサーバーの設定」ボタンをクリックする前に、必ず「セキュリティポリシー」画面の「設定」ボタンをクリックしてください。
      「セキュリティポリシー」画面の「設定」ボタンをクリックせずに「RADIUSサーバーの設定」ボタンをクリックすると、「セキュリティポリシー」画面で変更した内容が反映されません。

  6. 「RADIUS機能」カテゴリの「RADIUSサーバーの設定」ボタンをクリックします。
    「RADIUSサーバーの設定」画面が表示されます。
  7. RADIUSサーバーの情報を次のように設定します。
    「RADIUSサーバーの設定」画面
    1. RADIUSサーバー1
      「使用」をクリックして 選択されている状態 にし、次のように入力します。
      • 「IPアドレス」にRADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
      • 「ポート」に使用するポート番号を入力します。通常は変更する必要はありません。
      • 「共有シークレット」にRADIUSサーバーの共有シークレットを入力します。
      • 「アカウンティング用ポート」にRADIUSアカウンティングで使用するポート番号を入力します。
        「RADIUSアカウンティング」項目を「認証サーバーを使用」に設定したときに設定可能な詳細項目です。
    2. RADIUSサーバー2
      RADIUSサーバー1以外にRADIUSサーバーがある場合は、「使用」をクリックして 選択されている状態 にし、「RADIUSサーバー1」と同様に設定します。
      RADIUSサーバー1以外にRADIUSサーバーがない場合は、「未使用」をクリックして 選択されている状態 にします。
    3. キーマスク
      共有シークレットを確認する場合は、「有効」をクリックして チェックが入っていない状態 にします。
    4. アクセス方法
      「RADIUSサーバー1」と「RADIUSサーバー2」の両方が「使用」のときに表示される項目です。「RADIUSサーバー1」と「RADIUSサーバー2」の使い方を設定します。
      • プライマリ/セカンダリ
        「RADIUSサーバ1」を優先サーバー、「RADIUSサーバー2」をバックアップサーバーとして使用します。再認証時には、必ず「RADIUSサーバー1」にアクセスし、「RADIUSサーバー1」からの応答がない場合、「RADIUSサーバー2」にアクセス先を切り替えます。
      • 同等
        「RADIUSサーバー1」と「RADIUSサーバー2」を同じ優先度で使用します。再認証時には、前回の認証に成功したサーバーにアクセスします。RADIUSサーバーからの応答がない場合、アクセス先を切り替えます。
    5. RADIUSアカウンティング
      RADIUSアカウンティングを使用するかどうか、また使用する場合は、アカウンティングサーバーの指定方法を選択します。
      • 認証サーバーを使用
        RADIUSアカウンティングを使用します。RADIUSサーバー1(およびRADIUSサーバー2)を、アカウンティングサーバーとして併用します。「RADIUSサーバー1」(および「RADIUSサーバー2」)の詳細項目で、「アカウンティング用ポート」を設定する必要があります。
      • 個別指定
        RADIUSアカウンティングを使用します。アカウンティングサーバーを、RADIUSサーバー1(およびRADIUSサーバー2)とは別に指定します。
        「個別指定」に設定すると、「アカウンティングサーバー」項目が表示されるので、詳細項目を次のように設定します。
        • 「IPアドレス」にアカウンティングサーバーのIPアドレスを入力します。
        • 「ポート」にRADIUSアカウンティングで使用するポート番号を入力します。
        • 「共有シークレット」にアカウンティングサーバーの共有シークレットを入力します。
      • 未使用
        RADIUSアカウンティングを使用しません。
    6. リトライ間隔
      RADIUSサーバーに認証要求をリトライするときの間隔を1〜60(秒)の範囲で指定します。通常は変更する必要はありません。
    7. リトライ回数/サーバー
      サイクルごとに何回リトライを行うかを、1〜10(回)の範囲で指定します。通常は変更する必要はありません。
    8. サイクル回数
      それぞれのサーバーに対して、「リトライ回数/サーバー」で指定した回数のリトライを行うことを1サイクルといいます。何サイクル試行したら認証要求を停止するかを、1〜5(回)の範囲で指定します。通常は変更する必要はありません。
  8. 「RADIUSサーバーの設定」画面で必要な設定が終わったら、「設定」ボタンをクリックします。
    再起動の確認画面が表示されます。
  9. 「OK」をクリックします。
    「設定を保存しています。」という画面が終了すると、RADIUSサーバーの設定が完了します。

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