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第3章  クライアントの設定 > 4  Atheros無線LAN搭載モデル/FMV-JW481 v2.x系の設定 > IEEE 802.1X+PEAP(EAP-MSCHAP v2)/WPA+PEAP(EAP-MSCHAP v2)

IEEE 802.1X+PEAP(EAP-MSCHAP v2)/WPA+PEAP(EAP-MSCHAP v2)

次のセキュリティパターンの場合の設定方法を説明します。

重要
  • 双方向認証のみサポートしています。事前にサーバー認証に使用する電子証明書をインストールする必要があります。
  • 複数ユーザーで運用する場合は、ユーザーごとにプロファイルを作成し、ログオン後にプロファイルを切り替えてお使いください。なお、コンピューター起動時にアクティブになるプロファイルは、シャットダウンおよび再起動前にアクティブだったプロファイルです。
  • ドメイン環境での運用は未サポートです。

  1. デスクトップ右下の通知領域からユーティリティアイコン( ユーティリティアイコン )を右クリックし、表示されるメニューから「ユーティリティを開く」をクリックします。
    「Atheros Client Utility」ウィンドウが表示されます。
  2. (1)「プロファイルの管理」タブをクリックし、(2)「新規作成」をクリックします。
    「プロファイルの管理」タブ画面
  3. 「プロファイルの管理」ウィンドウで次のように設定します。
    プロファイルの管理「基本項目」タブ画面
    1. 「プロファイル名」を入力します。
      半角英数字、および半角記号32文字以内で入力します。
    2. 「SSID1」を入力します。
      ネットワーク名(SSID)を接続する無線LANアクセスポイントに合わせて設定します。
      「SSID2」/「SSID3」は、使用できません。設定を行わないでください。
  4. 「セキュリティ」タブをクリックします。
  5. 次のように操作します。
    IEEE 802.1Xの場合
    1. (1)「IEEE 802.1x」をクリックして 選択されている状態 にし、(2)「802.1x EAPの種類」の 「一覧表示」アイコン をクリックして、「PEAP」を選択します。
      プロファイルの管理「セキュリティ」画面
    WPAの場合
    1. (1)「WPA」をクリックして 選択されている状態 にし、(2)「WPA EAPの種類」の 「一覧表示」アイコン をクリックして、「PEAP」を選択します。
      プロファイルの管理「セキュリティ」画面
  6. 「詳細設定」をクリックします。
    「証明書のプロパティ」ウィンドウが表示されます。
  7. 次の設定を行います。
    証明書のプロパティ画面(PEAP)
    1. 「サーバー」の 「一覧表示」アイコン をクリックして、インストールしたRADIUSサーバーの証明書の証明機関を選択します。
    2. 「ユーザー名」に、認証に使用するフルユーザー名を入力します。(例:TLSuser@wireless.local.com)
      UPNサフィックスをつけて設定してください。
    3. 「パスワード」と「パスワードの確認」に、認証に使用するユーザーのパスワードを設定します。
    4. 「詳細設定」をクリックし、証明書の詳細設定をします。
      「詳細設定」ウィンドウで設定を行います。
      詳細設定画面(PEAP)
      • 「サーバー名またはドメイン名」を設定します。
        RADIUSサーバーのフルコンピューター名を設定します。
      • 「ログイン名」を設定します。
        認証に使用するフルユーザー名を設定します。「証明書のプロパティ」画面で設定した内容と同じものです。
        設定したら、「OK」をクリックします。
    5. 設定が終わったら、「OK」をクリックします。
  8. 「プロファイルの管理」ウィンドウで、「OK」をクリックします。
  9. 「Atheros Client Utility」ウィンドウの「プロファイルの管理」タブで、作成したプロファイルを選択して、「接続」をクリックします。
    Atheros Client Utility画面

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