拡張カードが動作するためには、一般に「リソース」と呼ばれる動作上必要な資源が確保されている必要があります。
本パソコン内部のフロッピーディスクドライブやハードディスクドライブなどは、CPUやメモリなどとデータをやり取りするときに、あらかじめ装置ごとに決められている経路を使います。これらの経路には、I/Oポートアドレス、DMAチャネル、割り込みレベル(IRQ)といった種類があり、これらを一般的に「リソース」と呼んでいます。
PCIバス用拡張カードは「プラグアンドプレイ対応」なので、取り付けるとリソースが自動的に設定されます。