詳細メニュー

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詳細メニューでは、デバイスの設定などを行います。

■ 設定項目の詳細

□ プラグアンドプレイ対応OS:

プラグアンドプレイ対応のデバイスを、BIOSが初期化するか、プラグアンドプレイまたはACPIに対応したOSが初期化するかを設定します。

• いいえ（初期値）：BIOSがデバイスを初期化します。
• はい：BIOSが起動に必要なデバイスを初期化し、プラグアンドプレイまたはACPIに対応したOSが、その他のデバイスを初期化します。

• 通常は「いいえ」でお使いください。

□ デバイス設定の保護

OSのプラグアンドプレイ機能によって、各デバイスの設定を保護するかどうかを設定します。

• いいえ（初期値）：プラグアンドプレイ機能によってデバイスの設定を保護しません。
• はい：プラグアンドプレイ機能によってデバイスの設定が変更されないように保護します。

• Windows XP/2000をお使いの場合、本設定は無効になりOS側の設定が有効になります。

□ シリアル／パラレルポート設定

サブメニューを使って、シリアル、パラレルポートのI/Oアドレスなどに関する設定を行います。

カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、サブメニュー画面が表示されます。

• シリアルポート…シリアルポートのI/Oポートアドレス、割り込み番号を設定します。
  • 使用しない：シリアルポートを無効にし、リソースを解放します。
  • 使用する（初期値）：シリアルポートのI/Oポートアドレスと割り込み番号を設定します。
  • 自動：本パソコンが自動的にI/Oポートアドレスと割り込み番号を割り当てます。

• 「使用しない」に設定すると、デバイスマネージャに表示されなくなります。
• Windows XP/2000でリソースを解放する場合は、デバイスマネージャで無効に設定してください。

• I/Oアドレス：シリアルポートを「使用する」に設定した場合に表示されます。シリアルポート1のI/Oアドレスを設定します。
  • 3F8-3FF（初期値）、2F8-2FF、3E8-3EF、2E8-2EF
• 割り込み番号…シリアルポートを「使用する」に設定した場合に表示されます。シリアルポートの割り込み番号を設定します。
  • IRQ3、IRQ4（初期値）、IRQ10、IRQ11

• パラレルポート…パラレルポートのI/Oポートアドレス、割り込み番号を設定します。
  • 使用しない：パラレルポートを無効にしてリソースを解放します。
  • 使用する（初期値）：パラレルポートのベースI/Oアドレスと割り込み番号を設定します。
  • 自動：本パソコンが自動的にI/Oポートアドレスと割り込み番号を割り当てます。

• 「使用しない」に設定すると、デバイスマネージャに表示されなくなります。
• 「自動」に設定した場合、接続するプリンタによっては、正常に動作しないことがあります。この場合、「使用する」に設定してください。
• Windows XP/2000でリソースを解放する場合は、デバイスマネージャで無効に設定してください。

• モード…「パラレルポート」を「使用する」または「自動」に設定したときに表示されます。パラレルポートの動作モードを設定します。
  • 出力のみ：出力専用モードを使う周辺装置を接続するときに選択します。
  • 双方向（初期値）：双方向モードを使う周辺装置を接続するときに選択します。
  • EPP：EPP規格の周辺装置を接続するときに選択します。
  • ECP：ECP規格の周辺装置を接続するときに選択します。
• I/Oアドレス：「パラレルポート」を「使用する」に設定したときに表示されます。パラレルポートのI/Oポートアドレスを設定します。
  • 378-37F（初期値）、278-27F、3BC-3BF
• 割り込み番号：「パラレルポート」を「使用する」に設定したときに表示されます。パラレルポートの割り込み番号を設定します。
  • IRQ5、IRQ7（初期値）
• DMAチャネル：「モード」を「ECP」に設定したときに表示されます。ECP規格の周辺装置を接続する場合に使うDMAチャネルを設定します。
  • DMA1（初期値）、DMA3

□ キーボード／マウス設定

サブメニューを使って、キーボード／マウスに関する設定を行います。

カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、サブメニュー画面が表示されます。

• 起動時のNumLock…起動時または再起動時に、キーボードのテンキーをNumLock状態にするかどうか設定します。NumLock状態にすると、テンキーから数字を入力できます。
  • オン（初期値）：キーボードをNumLock状態にします。
  • オフ：キーボードをNumLock状態にしません。

• OSによっては、OS側で設定する必要があります（Windows 2000など）。

• PS/2マウス…PS/2マウスコントローラを有効にするかどうかを設定します。
  • 使用しない：PS/2マウスコントローラを無効にしてリソースを解放します。
  • 使用する（初期値）：PS/2マウスコントローラを有効にします。

• 「使用しない」に設定すると、デバイスマネージャに表示されなくなります。
• Windows XP/2000でリソースを解放する場合は、デバイスマネージャで無効に設定してください。

• USBキーボード／マウス…USB未対応のOSでUSBキーボード、マウスを使えるようにするかどうかを設定します（Windows XP/2000は、USB対応です）。
  • 使用しない：USB未対応のOSでUSBキーボード、マウスを使いません。
  • 使用する：USB未対応のOSでUSBキーボード、マウスを使います。
  • 自動（初期値）：USBキーボード、マウスのどちらかが接続されている状態で起動した場合、USB未対応のOSでUSBキーボード、マウスがお使いになれるようになります。

□ その他の内蔵デバイス設定

サブメニューを使って、内蔵デバイスに関する設定を行います。

カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、サブメニュー画面が表示されます。

• フロッピーディスクコントローラ…フロッピーディスクコントローラを有効にするかどうか設定します。
  • 使用しない：フロッピーディスクコントローラを無効にしてリソースを解放します。
  • 使用する（初期値）：フロッピーディスクコントローラを有効にします。

• 「使用しない」に設定する場合、「フロッピーディスクA」を「使用しない」に設定してください（Click）。
• 「使用しない」に設定すると、デバイスマネージャに表示されなくなります。
• Windows XP/2000でリソースを解放する場合は、デバイスマネージャで無効に設定してください。

• IDEコントローラ…IDEインターフェースを有効にするかどうか設定します。
  • 使用しない：IDEインターフェースを無効にして、リソースを解放します。IDEインターフェースに接続されているデバイスはお使いになれなくなります。
  • プライマリのみ：プライマリIDEインターフェースを有効にします。セカンダリIDEインターフェースのリソースは解放され、セカンダリIDEインターフェースに接続されているデバイスはお使いになれなくなります。
  • 両方使用する（初期値）：プライマリ／セカンダリIDEインターフェースの両方を有効にします。
• サウンドコントローラ…内蔵のサウンドデバイスを有効にするかどうかを設定します。
  • 使用しない：内蔵のサウンドデバイスを無効にしてリソースを解放します。
  • 使用する（初期値）：内蔵のサウンドデバイスを有効にします。
• LANコントローラ…マザーボード上の標準搭載のLANを有効にするかどうかを設定します。
  • 使用しない：標準搭載のLANを無効にしてリソースを解放します。
  • 使用する（初期値）：標準搭載のLANを有効にします。

• 標準搭載のLANの機能（Wake up on LAN、Alert on LAN）をお使いの場合、「使用する」に設定したままお使いください。
• 「使用しない」に設定すると、デバイスマネージャに表示されなくなります。
• Windows XP/2000でリソースを解放する場合は、デバイスマネージャで無効に設定してください。

• USBコントローラ…USBコントローラを有効にするかどうかを設定します。
  • 使用しない：すべてのUSBコントローラを無効にしてリソースを解放します。
  • フロントのみ：パソコン本体前面のUSBコントローラのみを有効にします。
  • リアのみ：パソコン本体背面のUSBコントローラのみを有効にします。
  • 両方使用する（初期値）：すべてのUSBコントローラを有効にします。

• USB機器を接続している場合、「両方使用する」に設定したままお使いください。
• スマートカードリーダ／ライタ搭載モデルの場合、「リアのみ」、「両方使用する」のみ設定できます。
• 「セキュリティ」−「スマートカードによるロック」を「使用する」に設定した場合、パソコン本体背面のUSBコントローラは有効になります。

□ ディスプレイ設定

サブメニューを使って、ディスプレイに関する設定を行います。

カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、サブメニュー画面が表示されます。

• プライマリディスプレイ…PCIのグラフィックカードを増設した場合、PCIカードとAGPカードのどちらを使うかを設定します。
  • PCI：PCIのグラフィックカードを増設した場合、PCIカードを使います。PCIのグラフィックカードを増設していない場合は、AGPカードを使います。
  • AGP（初期値）：AGPカードを使います。

• マルチモニタ機能をお使いの場合、「AGP」に設定してください。

• AGPアパーチャサイズ…AGPビデオコントローラが使うアパーチャサイズを設定します。
  • 32MB、64MB（初期値）、128MB、256MB

□ イベントログ設定

サブメニューを使って、イベントログに関する設定を行います。

カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、イベントログの詳細を表示します。

• イベントログ領域の状態…イベントログを保存可能かどうかを表示します。
  • 保存可能：イベントログは保存可能です。
  • 保存不可能：イベントログは保存できません。領域が一杯になっています。
• イベントログ内容の状態…イベントログの内容が有効かどうかを表示します。
  • 有効：イベントログの内容は有効です。
  • 無効：イベントログの内容は無効です。内容が壊れている可能性があります。
• イベントログの表示…【Enter】キーを押すと、イベントログの詳細を表示します。
• イベントログの消去…再起動時にイベントログの内容を消去するか設定します。
  • 消去しない（初期値）：イベントログを消去しません。
  • 消去する：イベントログを次回再起動時に消去します。再起動すると設定値は「消去しない」になります。
• イベントログ…イベント発生時にイベントログを記録するかどうか設定します。
  • 記録しない：イベントログを記録しません。
  • 記録する（初期値）：イベントログを記録します。
• システム起動…システム起動時のイベントを記録するかどうかを設定します。
  • 記録しない（初期値）：システム起動時のイベントを記録しません。
  • 記録する：システム起動時のイベントを記録します。
• ECCイベント…ECC機能に関するイベントを記録するかどうかを設定します。
  • 記録しない：ECC機能に関するイベントを記録しません。
  • 記録する（初期値）：ECC機能に関するイベントを記録します。
• イベントログのマーク…【Enter】キーを押すと、記録されているイベントログをすべて既読にします。【Enter】キーを押す以前に記録されたすべてのイベントログは、表示されなくなります。

□ 拡張CHS変換

IDEハードディスクのアクセスに拡張CHS変換をお使いになるかどうかを設定します。

• 使用しない：拡張CHS変換を使いません。

  OSによっては、こちらを選択する必要があります。

• 使用する（初期値）：拡張CHS変換を使います。

  Windows XP/2000などをお使いの場合に選択してください。

• ハードディスクをフォーマットするときは、実際にお使いになるOSの設定にしてからフォーマットしてください。フォーマット後に設定を変えると、ハードディスクへ正常にアクセスできなくなります。

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