スタンバイ時の留意事項
バッテリを使っているときのスタンバイ可能な時間は、新品のバッテリを満充電した状態で、約3日です。
スタンバイ時にはシステムRAM(メモリ)でのデータ保持のために電力を消費します。バッテリ運用の場合は、バッテリ残量に留意してください。スタンバイ中にバッテリが切れると、作業中のデータがすべて失われてしまいます。長時間お使いにならない場合は、データを保存してからWindowsを終了させ、パソコン本体の電源を切ってください。
モデム着信によるレジューム後は画面が表示されません。画面上でペンを操作すると画面が表示されます。この操作をしても画面が表示されない場合は、状態表示LEDの電源ランプが点滅していないか確認してください。点滅している場合はスタンバイになっています。電源ボタンを押して、レジュームしてください。
お使いになるPCカードによっては、バッテリ運用時のスタンバイ可能な時間が短くなる場合があります。
ネットワーク環境でLAN着信によるレジューム(Wakeup on LAN)を設定すると、ホストコンピュータまたは他のコンピュータからのアクセスにより、スタンバイ状態のコンピュータがレジュームする可能性があります。次の手順でタイマ値を設定することをお勧めします。
次の設定を行う前に管理者権限を持ったユーザーとしてログオンしておいてください。
「電源オプションのプロパティ」ウィンドウを表示します(
Click
)。
「電源設定」タブの「システムスタンバイ」を「20分後」以上に設定します。
設定値が20分より短いと、本パソコンがレジュームしてしまうことがあります。20分以上の値に設定してください。
パソコンを持ち運んでいるときにレジュームすると、ハードディスクが故障する可能性があります。モデム着信によって自動的にレジュームさせている場合は、持ち運ぶ前に設定を変更してください。
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