本章では、IDE RAIDカードのBIOS上で動作するFastBuild Utilityについて説明します。FastBuild Utilityは、ディスクアレイ構成の作成・変更などを行うための基本的なユーティリティです。この章をよくお読みになられた上でご使用ください。
パソコン本体の電源を入れた後、次の画面が表示されている時に【Ctrl】+【F】キーを押すと、FastBuild Utilityを起動できます。
お使いのパソコンによっては、上記メッセージが表示されない場合があります。このような場合は、パソコン本体のBIOSの設定を変更し、自己診断画面を「表示する」設定にしてください。パソコン本体のBIOSの設定方法の詳細については、パソコン本体マニュアルの「BIOS」をご覧ください。FastBuild Utilityが正常に起動すると図2-1のMain Menuが表示されます。
ハードディスクが1台も認識できない場合、次のメッセージが表示されます。本体の電源を切断し、ハードディスクおよび接続ケーブルを確認してください。
□ Main Menuでのキー操作