Powerメニュー

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Powerメニューでは、プロセッサの省電力モードや電源オン／オフ機能に関する設定を行います。

■ 設定項目の設定

□ CPU & Fan Configuration

プロセッサの省電力モードとFAN制御に関する設定を行います。

• System Mode Configuration…CPU Thermal Management、CPU Halt Mode(C1E)、Enhanced SpeedStep、SM Fan Control を一括して設定します。
  本設定は「Auto」（初期値）のまま変更せずにお使いください。
• CPU Thermal Management…カスタムメイドでPentium® 4 670を選択している場合のみ表示されます。本設定は「Enhanced」（初期値）のまま変更せずにお使いください。
• CPU Halt Mode (C1E)…本設定は「Enhanced」（初期値）のまま変更せずにお使いください。
• Enhanced SpeedStep…本設定は「Enabled」（初期値）のまま変更せずにお使いください。
• SM Fan Control…本設定は「Auto」（初期値）のまま変更せずにお使いください。

□ ACPI Configuration

ACPIに関する設定を行います。

• ACPI Save To RAM…ACPI対応のOSで、S3モード（Suspend to RAM）を使うかどうかを設定します。
  • Disabled：S3モードを無効にします。
  • Enabled（初期値）：S3モードを有効にします。

• ACPIのS3モードに対応していない周辺機器を増設する場合は、「Disabled」に設定してください。

□ Power On/Off

サブメニューを使って、電源オン／オフに関する設定を行います。
カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、サブメニュー画面が表示されます。

• Power-on Source … 電源オンに関する設定を行います。
  • BIOS Controlled（初期値） ： BIOSによる電源オン機能を使用します。「Power-on Source-LAN」および「Power-on Source-Wake Up Timer」の設定が有効になります。
  • ACPI Controlled ： BIOSによる電源オン機能を使用しません。電源オン機能は、Windows XPなどのACPI OSが制御します。「Power-on Source-LAN」および「Power-on Source-Wake Up Timer」の設定は無効になります。
• Power-on Source - LAN … 標準搭載、カスタムメイドの選択または別売のLANコントローラが、ウェイクアップパケットを受信したときに、電源を入れるかどうかを設定します。
  • Disabled（初期値）：電源を入れません。
  • Enabled：電源を入れます。

• 標準搭載のLANコントローラの場合、以下の条件では本設定に関わらずウェイクアップパケットを受信したときに電源が入ります。
  • 「Power-on Source」を「ACPI Controlled」に設定している場合で、Windowsからシャットダウンした後
  • 「Power Failure Recovery」を「Disabled」に設定している場合で、AC電源に接続した直後

  なお、お使いになるLANカードの種類によっては、「Power Failure Recovery」を「Previous State」または「Always Off」に設定する必要があります。

• 「Enabled」に設定すると、パソコンが電源オフ状態のときに電源が入るようになります。スタンバイ状態、休止状態のときに電源が入るようにするには、Windowsのデバイスマネージャで設定する必要があります。

• Power-on Source - Wake Up Timer…次の「Wake Up Time」、「Wake Up Mode」で指定した時刻に本パソコンの電源を自動的に入れるかどうかを設定します。
  • Disabled（初期値）：時刻による電源オン機能を無効にします。
  • Enabled：指定した時刻に電源を自動的に入れます。
• Wake Up Time…電源を入れる時刻を、時:分:秒で設定します（24時間制）。キーボードから数値を入力します。【Tab】キー、【Enter】キーで右の項目に移動します。
  • 00:00:00〜 23:59:59
• Wake Up Mode…時刻によって電源を入れる日付について設定します。
  • Daily：毎日、「Wake Up Time」で指定した時刻に電源が入ります。
  • Monthly：毎月、以下の「Wake Up Day」で指定した日にのみ電源が入ります。
• Wake Up Day…電源を入れる日について設定します。「Wake Up Mode」が「Daily」に設定されている場合は表示されません。【＋】キー、【−】キーで値を変更します。
  • 1〜31
• Power-off Source - Software …本設定は、「Enabled」（初期値）のまま変更せずにお使いください。
• Power-off Source -Keyboard…本設定は、「Disabled」（初期値）のまま変更せずにお使いください。
• Power-off Source - Power Button…電源ボタンによって電源を切るかどうかを設定します。
  • Enabled（初期値）：電源を切ります。
  • Disabled：電源を切りません。

• Windows XPなどのACPI OSは、OS自身が電源ボタンを制御するため、本設定に影響されません。
• 「Enabled」に設定した場合、自己診断中（POST中）に電源を切らないでください。

• Power Failure Recovery … 停電などからの復電時に、パソコン本体の電源を自動的に入れるかどうかを設定します。
  • Always Off：復電しても電源は入りません。
  • Always On：復電したときに電源を入れます。
  • Previous State（初期値）：AC電源が切れる前の状態にします。
  • Disabled：この機能を使用しません。

• 「Always Off」に設定した場合、または「Previous State」に設定し、AC電源が切れる前の状態がシャットダウンや休止状態の場合、復電の際に一瞬電源が入りますが、故障ではありません。この現象を回避する場合は「Disabled」に設定してください。
• AC電源切断後10秒以上待ってから電源を入れてください。10秒以内に入れると正常に動作しない場合があります。
• 「Previous State」に設定した場合、AC電源が切れる前の状態が起動中またはスタンバイ状態のときに、パソコン本体の電源が入ります。休止状態のときには、電源は入りません。
• UPSなどを使って復電時に電源を投入させたい場合は、「Always On」に設定してください。
• 「Disabled」に設定した場合、電源投入時に状態表示LCD（Click）に マークが表示されることがありますが、故障ではありません。

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