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5 スマートカードリーダ/ライタ、スマートカードホルダー

接触型スマートカードに、ユーザー名やパスワード、証明書などのセキュリティ情報を格納します。このスマートカードをリーダ/ライタに差し込むことで、コンピュータ本体にセキュリティ情報を認識させます。離席時にはスマートカードを抜き取ることにより、不正利用を防止します。

セキュリティ機能の概要

■ ログオン認証

WindowsやソフトウェアなどのIDやパスワードをスマートカードに格納して、ログオン認証にスマートカードを使うことができます。
スマートカードを使ってログオンするときは、スマートカードに対するパスワード(PIN)を使用します。PINを1つだけ覚えれば、複雑なパスワードをソフトウェアごとに覚える必要はありません。
詳しくは、『リファレンスガイド』の「機能編」−「Windowsログオン」、「アプリケーションログオン」をご覧ください。

■ スマートカード抜き取りによるコンピュータのロック

離席時にスマートカードをリーダ/ライタから抜き取ることによってコンピュータをロックしたりシャットダウンしたりして、不正利用を防ぐことができます。
詳しくは、「運用例」−
「スマートカードの抜き取りによるコンピュータのロック」をご覧ください。

■ スマートカードによるBIOSロック

コンピュータの不正使用を防止するためのBIOSのパスワード機能を、スマートカードと組み合わせて使用することができます。コンピュータの起動時やスタンバイからレジュームするときに、キーボードからBIOSパスワードを入力する代わりに、スマートカードをセットすることによって認証する機能です。
この機能は、スマートカードによるBIOSロック機能に対応したコンピュータで使用可能です。
設定方法については
「スマートカードによるBIOSロックの設定」をご覧ください。また、コンピュータ本体のBIOS設定については、コンピュータ本体の『製品ガイド』の「BIOS」−「認証デバイスのセキュリティ機能を使う」をご覧ください。


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