取り扱い上の注意事項
■ 指紋登録時/照合時のご注意
指紋の登録や照合を行うときには、
「指紋の読み取り方」
をご覧になり、指紋センサー上で正しく指をスライドさせてください。指が正しく置かれていないと、指紋を読み取ることが困難になったり、照合率が低下したりすることがあります。
指の状態が次のような場合には、指紋の登録が困難になったり、照合率が低下することがあります。
汗や脂が多い
手が荒れたり、極端に乾燥している
指に傷がある、または磨耗して指紋が薄い
急に太ったり、やせたりして指紋が変化した
手を洗う、手を拭く、登録する指を変えるなどお客様の指の状態に合わせて対処することで、登録時や照合時の状況が改善されることがあります。
指紋の読み取りを行う前に金属に手を触れるなどして、静電気を取り除いてください。静電気が故障の原因となる場合があります。冬季など乾燥する時期は特にご注意ください。
■ センサーに関するご注意
センサー部分をひっかいたり、先のとがったもので押したりしないでください。傷により発熱する原因となります。
使用中にセンサー表面が温かくなることがありますが、故障ではありません。
■ センサー表面の清掃について
指紋センサーのセンサー部は直接指で触れる部分であるため、汚れやすくなっています。
センサー表面が汚れていると、指紋の読み取りが困難になったり、照合率が低下したりすることがありますので、ときどき清掃を行ってください。清掃の際には、乾いたやわらかい布でセンサー表面の汚れを軽く拭き取ってください。
清掃の際に、センサー表面に水などの液体をたらさないでください。また、ベンジンなどの揮発性有機溶剤や化学雑巾は使用しないでください。
指紋の登録失敗や照合失敗が頻発するときには、センサー表面を清掃してください。
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