2 準備をする
無線LANの設定に必要な準備を行います。
無線LANの設定に必要な設定値を用意します。
設定値には次のものがあります。
SSID(ESSID)
無線LANのネットワーク固有のIDです。無線LAN製品のマニュアルによっては、ESSIDと表記されている場合もあります。
インフラストラクチャ通信の場合
通信したい無線LANアクセスポイントのSSIDをパソコンに設定することで、無線LANアクセスポイントとパソコンとが無線LANでつながります。
初めて無線LANを設定するときは、無線LANアクセスポイントのSSIDは初期値のままです。無線LANアクセスポイントの初期値については、無線LANアクセスポイントに添付されているマニュアルをご覧ください。
すでにネットワークが構築されている場合は、そのネットワークの無線LANアクセスポイントに設定されているSSIDをパソコンに設定します。
アドホック通信の場合
通信を行うすべてのパソコンで同じ値を設定します。初めてアドホック通信のネットワークを設定するときは何も設定されていないため、「SSID」はこの手順の中で設定します。すでにアドホック通信のネットワークが構築されている場合は、そのネットワークで通信を行っているパソコンに設定されている SSIDを本パソコンに設定します。
暗号化の種類とパスワード
無線LANではデータの暗号化のために「WEP」、「WPA-パーソナル」、「WPA2-パーソナル」のいずれかの方法を使います(アドホック通信では「WEP」を使います)。また、それぞれの暗号化はパスワードを設定することで、データを保護します。
初めて無線LANを設定するときは、何も設定されていないため、暗号化の種類とパスワードはこの手順の中で設定します。
すでにネットワークが構築されている場合は、そのネットワークで使用されている暗号化の種類とパスワードを用意してください。
インフラストラクチャ接続の場合は、無線LANアクセスポイントの電源が入っていることを確認します。
無線LANアクセスポイントの電源の入れ方については、無線LANアクセスポイントに添付されているマニュアルをご覧ください。
ワイヤレススイッチがONになっていることを確認します。
ワイヤレススイッチについては、パソコン本体のマニュアルの「各部名称」をご覧ください。
次に、無線LAN接続に必要な設定をします。
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