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ATコマンドは、本モデムを操作するための特別な命令です。通信ソフトが自動的に適切な命令を出しますが、ユーザ自身が通信ソフトのターミナルモードなどを使用して、手動で出すこともできます。
ATで始まるコマンドを連続した構成にするときは、次のようにしなければなりません。
動作モードを設定するコマンドは、パラメーターnでモードを選択します。nの値を省略した場合は、0とみなされます。
本モデムに対してコマンドを入力すると、本モデムはそれを実行し、ただちにその結果をメッセージ(応答コード)として返しますので、コマンドが処理された状況がすぐにわかります。
次にその例を示します。
A/コマンドは、ATで始まらない唯一のコマンドです。
A/と入力するだけで、コマンドバッファにあるコマンドを再実行します。
このコマンドのあとに
を押す必要はありません。
次にその例を示します。
設定レジスタのなかに、Sレジスタと呼ばれる16個のレジスタがあります。
Sレジスタへの書き込みはコマンドSr = nで行い、読み出しはコマンドSr?(rはレジスタ番号)で行います。
次に入力例を示します。
これによって、モデムポートの通信速度が接続相手によって変わったとき、シリアルポートの速度を変更しなくても、データ抜けを起こさず確実に通信することができます。
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