本パソコンには、指紋認証ユーティリティOmniPassがあらかじめインストールされています。OmniPassと本パソコンに内蔵の指紋センサーを使用して、次のような場面で指紋認証を使用することができます。
Windowsのユーザーアカウントにログオンパスワードを設定しておくと、そのパスワードを知っている人以外はそのアカウントでWindowsにログオンすることができなくなり不正利用の防止に役立ちます。しかしこの場合、Windowsにログオンするたびにパスワードの入力をしなければなりません。指紋認証を使えば、あらかじめ登録した指紋を認証させるだけでWindowsにログオンすることができるので、セキュリティを確保しつつパスワードの入力を省略することができます。
パソコンがスリープや休止状態から復帰するときや、スクリーンセーバーを解除するときにパスワードを設定しておくとセキュリティの向上に役立ちますが、スリープや休止状態からの復帰やスクリーンセーバーの解除のたびにパスワードの入力をしなければなりません。指紋認証を使えば、あらかじめ登録した指紋を認証させるだけで、スリープや休止状態からの復帰やスクリーンセーバーの解除が完了するので、セキュリティを確保しつつパスワードの入力を省略することができます。
セキュリティが設定されたホームページにログインするために、ID(ユーザー名)やパスワードなどのログイン情報を入力しなければならない場合があります。指紋認証を使えば、特定のホームページに対してあらかじめログイン情報を記憶させておくことにより、指紋センサーに指をスライドさせるだけでこれらのホームページにログインすることができます。ログイン情報を入力する状況はホームページごとに異なり、ログイン情報をホームページ内に直接入力する場合と、入力専用の画面が表示される場合があります。どちらの場合でも指紋認証によるログインを行うことができます。