スティックポイント

重要
  • H8250の場合、標準でスティックポイントが搭載されています。
  • E8250の場合、カスタムメイドの選択によってスティックポイントが搭載されています。

スティックポイントは、指先の操作で画面上の矢印(マウスポインタ)を動かすことのできる便利なポインティングデバイスで、スティックポイントとフラットポイントの操作面の上側にある2つのボタンで構成されています。
スティックポイントは、マウスでいえばボールやセンサー部分の機能を持ち、スティックポイントを前後左右に指先で押すことにより画面上のマウスポインタを移動させます。また、軽くたたくことにより、クリックやダブルクリック、ドラッグなどの操作を行うこともできます。
左右のボタンは、それぞれマウスの左右のボタンに相当し、その機能はソフトウェアにより異なります。

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POINT
  • スティックポイントのキャップは古くなると、表面がすべりやすくなります。キャップが古くなった場合は、スティックポイント用キャップと交換してください。
    スティックポイント用キャップは、富士通サプライ品です。お問い合わせ先については、『取扱説明書』をご覧ください。
  • スティックポイントと、マウスの同時使用については、「マウスのプロパティ」ウィンドウで設定できます。詳しくは、「マウス接続時にフラットポイントおよびスティックポイントを有効にする」をご覧ください。
    また、BIOSセットアップの「キーボード/マウス設定」でも設定できます。
  • スティックポイントのみをお使いになる場合には、フラットポイントを無効にすることができます。フラットポイントの無効または有効の設定は、「マウスのプロパティ」ウィンドウの「デバイス設定」タブで変更できます。
    「マウスのプロパティ」ウィンドウの「デバイス設定」タブを表示するには、次のように操作してください。
    • Windows Vistaの場合
      「コントロールパネル」ウィンドウにある「ハードウェアとサウンド」の「マウス」をクリックします。
    • Windows XPの場合
      「コントロールパネル」ウィンドウにある「プリンタとその他のハードウェア」−「マウス」アイコンをクリックします。

■ スティックポイントの使い方

  • クリック
    スティックポイントを1回軽くたたくか、左ボタンをカチッと1回押して、すぐ離すことです。
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  • 右クリック
    右ボタンを1回カチッと押して、すぐ離すことです。
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  • ダブルクリック
    スティックポイントを2回連続して軽くたたくか、左ボタンをカチカチッと2回素早く押して、すぐ離すことです。
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  • ポイント
    マウスポインタをメニューなどに合わせることです。マウスポインタを合わせたメニューの下に階層がある場合(メニューの右端に画像が表示されています)、そのメニューが表示されます。
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  • ドラッグ
    マウスポインタを任意の位置に移動し、スティックポイントを素早く2回軽くたたきます。2回目にたたいたときに、指をスティックポイントから離さないで希望の位置までスティックポイントを押し、指を離します。
    または、マウスポインタを任意の位置に移動し、左ボタンを押しながら希望の位置までスティックポイントを押し、指を離します。
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POINT
  • 上記のボタンの操作は、右利き用に設定した場合の操作です。左右のボタンの役割は、「マウスのプロパティ」ウィンドウで変更できます。
    また、「マウスのプロパティ」ウィンドウでは、マウスポインタやダブルクリック、スクロールの速度なども変更できます。
    「マウスのプロパティ」ウィンドウを表示するには、次のように操作してください。
    • Windows Vistaの場合
      「コントロールパネル」ウィンドウにある「ハードウェアとサウンド」の「マウス」をクリックします。
    • Windows XPの場合
      「コントロールパネル」ウィンドウにある「プリンタとその他のハードウェア」−「マウス」アイコンをクリックします。
  • スティックポイントでクリックなどの操作を行う場合は、指先で軽く、素早く触れてください。力を入れて行う必要はありません。
  • ボタンの操作は、フラットポイントの操作面の下側にあるフラットポイント用ボタンで行うこともできます。
  • マウスポインタは、スティックポイントを押した方向に移動します。