1 疲れにくい使い方

パソコンを長時間使い続けていると、目が疲れ、首や肩や腰が痛くなることがあります。その主な原因は、長い時間同じ姿勢でいることや、近い距離で画面やキーボードを見続けることです。パソコンをお使いの際は姿勢や環境に注意して、疲れにくい状態で操作しましょう。

画像

ディスプレイ

  • 外光が直接目に入ったり画面に映り込んだりしないように、窓にブラインドやカーテンを取り付けたり、画面の向きや角度を調整しましょう。
  • 画面の輝度や文字の大きさなども見やすく調整しましょう。
  • ディスプレイの上端が目の位置と同じかやや低くなるようにしましょう。
  • ディスプレイの画面は、顔の正面にくるように角度を調整しましょう。
  • 目と画面の距離は、40cm以上離すようにしましょう。

使用時間

  • 1時間以上続けて作業しないようにしましょう。続けて作業をする場合には、1時間に10〜15分程度の休憩時間をとりましょう。また、休憩時間までの間に1〜2分程度の小休止を1〜2回取り入れましょう。

入力機器

  • キーボードやマウスは、肘の角度が90度以上になるようにして使い、手首や肘は机、椅子の肘かけなどで支えるようにしましょう。

机と椅子

  • 高さが調節できる机や椅子を使いましょう。調節できない場合は、次のように工夫しましょう。
    • 机が高すぎる場合は、椅子を高く調節しましょう。
    • 椅子が高すぎる場合は、足置き台を使用し、低すぎる場合は、座面にクッションを敷きましょう。
  • 椅子は、背もたれ、肘かけ付きを使用しましょう。

作業スペース

  • 机上のパソコンの配置スペースと作業領域は、充分確保しましょう。
    スペースが狭く、腕の置き場がない場合は、椅子の肘かけなどを利用して腕を支えましょう。