注意事項
- パソコンをお使いの状況によっては、スタンバイ、レジュームに時間がかかる場合があります。
- スタンバイにした後は、すぐにレジュームしないでください。必ず、10秒以上たってからレジュームするようにしてください。
- 電源ボタンなどで本パソコンをスタンバイ状態に移行させても、まれにすぐにレジュームすることがあります。その場合には、いったんマウスを動かしてから、再びスタンバイ状態に移行させてください。
- 接続している周辺機器が正しく認識されていない場合、スタンバイにならないことがあります。
- スタンバイ時またはレジューム時に、一時的に画面が乱れる場合があります。
- 次の状態でスタンバイ状態に移行させると、スタンバイにならない、スタンバイからレジュームしない、レジューム後に正常に動作しない、データが消失するなどの問題が発生することがあります。
- Windowsの起動処理中または終了処理中
- パソコンが何か処理をしている最中、および処理完了直後
- ファイルアクセス中
- ネットワークの通信中
- サウンドや動画の再生中(WAVE/AVI/MPEG)形式のファイルの再生中
- マウスの操作中
- ネットワーク環境によっては、省電力機能を使用できない場合があります。
- ネットワーク環境でLAN着信によるレジューム機能(Wakeup on LAN機能)を使用すると、ホストコンピュータまたは他のコンピュータからのアクセスにより、スタンバイ状態のコンピュータがレジュームする可能性があります。次の手順でタイマ値を設定することをお勧めします。なお設定値が20分より短いと、本パソコンがレジュームしてしまうことがあります。20分以上の値に設定してください。
- 「電源オプションのプロパティ」ウィンドウを表示します(→ 関連項目へ)。
- 「電源設定」タブの「システムスタンバイ」を「20分後」以上に設定します。
- 「OK」をクリックして、すべてのウィンドウを閉じます。
- TCP/IPの設定でDHCPが有効の場合、スタンバイ状態移行時にDHCPサーバーから割り当てられたIPアドレスのリース期限が切れたとき、パソコン本体がレジュームすることがあります。
- この場合は、DHCPサーバーのIPアドレスのリース期間を延長するか、またはDHCPの使用を中止し固定IPをご使用ください。
- スタンバイへ移行させるときは、手動(電源ボタンを押す、終了ウィンドウで「スタンバイ」を選択する(→ 関連項目へ)、などの操作)ではなく次のように設定することをお勧めします。この設定を行うと、ファイルアクセス中や通信中などに省電力状態になってしまうことを回避できます。
- 「電源設定」タブの「システムスタンバイ」で移行するまでの時間(例えば「30分後」)を設定します。
- スタンバイ状態に移行する際、「デバイスのドライバが原因でスタンバイ状態に入れません。ソフトウェアをすべて閉じてから、もう一度やり直してください。問題が解決しない場合は、そのドライバを更新することをお勧めします。」の警告ウィンドウが表示されて、スタンバイ状態に移行できない場合があります。これは、プログラムが動作中でスタンバイ状態に移行できない状態を示します。スタンバイ状態に移行させるためには、動作中のプログラムを終了してください。
- ネットワーク環境下で省電力機能を使用する場合、次の条件下では、使用するプロトコルやソフトウェアによっては、不具合(スタンバイからの復帰時に正常に通信できないなど)が発生することがあります。
- ネットワーク環境で通信中に、手動(電源ボタンを押す、終了ウィンドウで「スタンバイ」を選択する(→ 関連項目へ)、などの操作)によりスタンバイに移行した場合
- 「電源オプションのプロパティ」ウィンドウにある「モニタの電源を切る」、「ハードディスクの電源を切る」の設定はネットワークに影響しません。
- 周辺機器の取り付け/取り外しをする前に、パソコン本体の電源を切ってください。省電力に移行した状態では行わないでください。また、周辺機器によっては、パソコン本体の電源を切らなくても接続できるものもあります。
- 本パソコンは、低レベルのスタンバイ(ACPI S1)をサポートしていません。お使いになる周辺機器が低レベルのスタンバイのみサポートしている場合は、本パソコンをスタンバイ状態にしないでください。