ディップスイッチの設定

設定スイッチの設定を変更するときは、パソコン本体の電源を切ってから行ってください。
ご購入時の設定は次のとおりです。

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設定スイッチのオン、オフを切り替えることにより、次の設定ができます。ご購入時の各スイッチの設定内容は次のとおりです。

SW No. 機能説明 ON OFF
SW 1
モード選択
F/W ダウンロード
標準(ご購入時)
SW 2
エラースキップリビルド
有効(ご購入時)
無効
SW 3
リビルド優先度
High
標準(ご購入時)
SW 4
ブザー
無効
有効(ご購入時)
SW 5
自動リビルド
無効
有効(ご購入時)
SW 6
構成情報初期化
有効
無効(ご購入時)
SW 7
予約(ONに変更しないでください)
予約(ご購入時)
SW 8
予約(ONに変更しないでください)
予約(ご購入時)

■ ディップスイッチの設定

□ モード選択

ミラーディスクユニットの動作モードを指定します。

SW 1 動作内容
OFF(ご購入時)
標準
ミラーリング(RAID1)で動作します。
ON
F/W ダウンロード
ファームウェアのアップデート専用モードで動作します。通常は設定しないでください。

□ エラー・スキップ・リビルド

ミラーディスクユニットが再構築処理中に、コピー元であるメインドライブにリードエラーが発生した場合、リードエラーの発生するセクタのみをスキップし、再構築処理を進めるエラー・スキップ・リビルド機能を有効にするかどうかを設定します。

SW 2 設定
OFF
エラー・スキップ・リビルド無効
再構築時にエラースキップを行いません。再構築処理中にエラーが発生した場合、リビルド処理が中止され、再構築先のドライブが切り離され、デグレード・モードになります。
ON(ご購入時)
エラー・スキップ・リビルド有効
本機能を有効にした状態で再構築処理を実行すると、読み取り不能なセクタのみスキップして再構築処理を完了します。スキップされたセクタでは、コピー元とコピー先のデータが異なります。ミラーディスク監視モニタの動作時に、「一部セクターの再構築エラー」と表示されますので、必要なデータをバックアップしてから、リカバリを行ってください。

□ リビルド優先度

ミラーディスクユニットの再構築処理の優先度を設定します。

SW 3 設定
OFF(ご購入時)
リビルド優先度
標準ホストからのコマンド処理を優先して行います。メインボード間の通信のパフォーマンスにはほとんど影響を与えません。
ON
リビルド優先度High
再構築処理を優先して行います。メインボード間の通信のパフォーマンスに影響を与える場合がありますが、再構築は早く完了することができます。

□ ブザー

ミラーディスクユニットのブザー機能を有効にするかどうか、設定します。

SW 4 設定
OFF(ご購入時)
ブザー有効
ミラーディスクユニットは動作中に障害が発生したときなどに、カード上のブザーから警告音を鳴らします。警告音の種類と意味は次の図のようになります。
ON
ブザー無効
ミラーディスクユニットはブザーが無効の状態です。平常時には鳴りません。

ブザーは次の間隔で鳴ります。

  • ドライブ1に故障が発生した場合
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  • ドライブ2に故障が発生した場合
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  • ドライブ1、2ともに故障が発生した場合(正しく認識できない場合、システム停止状態の場合)
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