システムメニュー

システムメニューでは、デバイスや日時の設定などを行います。

■ 設定項目の詳細

□ システム日付

年月日を設定します。日付は「年、月、日、曜日」の形式で表示されます。変更する場合は、キーボードから数値を入力します。【Tab】キー、【Enter】キーで右の項目に移動します。

□ システム時刻

時刻を設定します。時刻は「時:分:秒」の形式で表示されます。変更する場合は、キーボードから数値を入力します。【Tab】キー、【Enter】キーで右の項目に移動します。

POINT
  • 「システム日付」、「システム時刻」は一度合わせれば電源を入れるたびに設定する必要はありません。
  • 入力した数値を修正するときは、【Back Space】キーを押して設定値を消し、その後入力してください。

□ IDE Channel 0/1/2/4 Master、IDE Channel 0/1/4 Slave

サブメニューを使って、シリアルATAコネクタやパラレルATAコネクタに取り付けたハードディスクの、タイプ(容量やシリンダ数など)を設定します。カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、サブメニューが表示されます。

POINT
  • IDE Channel 4 Master、IDE Channel 4 Slaveは「詳細」−「内蔵デバイス設定」−「PATAコントローラ」を「使用する」に設定した場合に表示されます。
  • ご購入時の状態では、各IDEチャネルと接続されるIDEデバイスとの対応は次のとおりです。
    • IDE Channel 0 Master:シリアルATAコネクタ1
    • IDE Channel 0 Slave:シリアルATAコネクタ3
    • IDE Channel 1 Master:シリアルATAコネクタ2
    • IDE Channel 1 Slave:シリアルATAコネクタ4
    • IDE Channel 2 Master:シリアルATAコネクタ5
    • IDE Channel 4 Master:パラレルATAコネクタのマスター
    • IDE Channel 4 Slave:パラレルATAコネクタのスレーブ
  • 自動検出…【Enter】キーを押すと、ハードディスクのサイズやヘッド数などを自動的に検出します。
  • IDE Channel 0/1 Master、IDE Channel 0/1 Slave、Extended IDE Drive…IDEデバイスのタイプを設定します。
    • なし:IDEデバイスを使わない場合に選択します。
    • 自動(初期値):IDEデバイスのタイプを自動的に設定します。
    • 手動:IDEデバイスのタイプを設定します。Extended IDE Driveの場合、本項目は表示されません。
  • アクセスモード…パラレルATAコネクタやシリアルATAコネクタにハードディスクが取り付けられている場合に、ハードディスクのアクセスモードを設定します。
    • CHS:シリンダ番号/ヘッド番号/セクタ番号によるアクセスが行われます。
    • LBA:LBA(Logical Block Addressing:論理的な通し番号によるアクセス)が行われます。
    • Large:拡張CHS(Cylinder/Head/Sector)変換によるアクセスが行われます。
    • 自動(初期値):最適なモードが設定されます。
POINT
  • 通常は「自動」に設定してください。
  • ハードディスクをフォーマットした後に本設定を変更すると、正常にアクセスできない場合があります。フォーマットした後は、変更しないでください。
  • 容量…パラレルATAコネクタやシリアルATAコネクタにハードディスクが取り付けられている場合に、ハードディスクドライブの最大容量を表示します。
POINT
  • 本項目のディスク容量記載は、1MB=10242byte換算によるものです。
  • シリンダ数…ハードディスクのシリンダ数を設定します。
    「IDE Channel 0/1 Master、IDE Channel 0/1 Slave、Extended IDE Drive」を「自動」に設定すると、最適な値が設定されます。
  • ヘッド数…ハードディスクのヘッド数を設定します。
    「IDE Channel 0/1 Master、IDE Channel 0/1 Slave、Extended IDE Drive」を「自動」に設定すると、最適な値が設定されます。
  • 仮書き込みシリンダ…ハードディスクへデータを書き込んでいるときにデータの保護を行うためにBIOSがシリンダのどこへ仮書き込みを行うかを設定します。
    「IDE Channel 0/1 Master、IDE Channel 0/1 Slave、Extended IDE Drive」を「自動」に設定すると、最適な値が設定されます。
  • ヘッド退避シリンダ…システムの電源が切断されたときに、ハードディスクのヘッドをどこのシリンダに退避させるかを設定します。
    「IDE Channel 0/1 Master、IDE Channel 0/1 Slave、Extended IDE Drive」を「自動」に設定すると、最適な値が設定されます。
  • セクタ数…ハードディスクのセクタ数を設定します。
    「IDE Channel 0/1 Master、IDE Channel 0/1 Slave、Extended IDE Drive」を「自動」に設定すると、最適な値が設定されます。

□ Drive A

フロッピーディスクドライブ(Aドライブ)のタイプを設定します。

    • 使用しない:フロッピーディスクドライブを使いません。
    • 360K, 5.25”/1.2M, 5.25”/720K, 3.5”/1.44M, 3.5”(初期値)/2.88M, 3.5”
POINT
  • 本パソコンには、1.44MB 3.5インチのフロッピーディスクドライブが搭載されています。
    初期値の「1.44M, 3.5”」以外の設定では正常に動作しませんので、変更しないでください。

□ 言語

BIOSセットアップで表示する言語を設定します。

    • English:英語で表示します。
    • 日本語(初期値):日本語で表示します。
POINT
  • 出荷時は、「日本語」に設定されております。本設定は、「終了」−「標準設定値を読み込む」を実行しても、本パソコンご購入時の状態には戻りません。必要に応じて変更してください。