3 スケジュール運転ユーティリティ

スケジュール運転ユーティリティは、本パソコンと連携して、本体装置の電源をスケジュールにより制御し、ネットワーク経由でのリモート操作を可能とするソフトウェアです。
主に次の機能があります。

■ 電源スイッチによる自動シャットダウン機能

パソコン本体の前面にある電源スイッチを「画像」側に切り替えると、システムのシャットダウンを行い電源切断します。

■ スケジュール機能

最大12ヶ月のカレンダースケジュールにより、エージェントのスケジュール運転(電源投入/シャットダウン実行後に電源切断)が可能です。
週間スケジュールのほか、祝日や長期休暇などの特定日の電源スケジュールをサポートします。また、スケジュールによる電源切断時に切断の有無の確認画面を表示し、パソコン本体の使用を継続したい場合には切断動作を中止することができます。

■ リモート電源制御機能

コンソール側のソフトウェアから、エージェントの電源制御(電源投入/シャットダウン実行後に電源切断)を行います。
コンソールから、複数のエージェントの一括電源制御も可能です。
なお、スケジュール運転ユーティリティで使用しているWakeup On LAN機能では、ルータをまたいで電源制御することができないため、コンソール端末とエージェントを同一セグメントに設置しなければ電源制御することができません。

■ アプリケーション連携機能

通常起動時、通常停止時のイベントにユーザプロセスを指定することで、イベント発生とソフトウェアを連携させることが可能です。
例えば、通常停止時にファイルの退避を行うというソフトウェアの実行も可能です。

■ カストマイズ(設定)機能

コンソール側のソフトウェア(「運用設定」)からのローカルカストマイズ、およびリモートカストマイズが可能です。

重要
  • ネットワーク接続せずにお使いになる場合は、LANのメディア検出を無効にする必要があります。LAN のメディア検出機能を無効にするには、スケジュール運転ユーティリティをお使いください。

スケジュール運転ユーティリティのインストール

「スケジュール運転ユーティリティ」をご使用になる場合は、スケジュール運転ユーティリティケーブルを接続してから(→『取扱説明書』)、「スケジュール運転ユーティリティ」をインストールしてください。
インストールや注意事項については、添付の「アプリケーションディスク」内の「\Readme.txt」をご覧ください。

重要
  • 「スケジュール運転ユーティリティ」で電源切断を行った場合、画面上に表示される「再起動」をクリックしないようにしてください。
    動作が不安定になります。「再起動」をクリックしてしまった場合は、一度本パソコンの電源を切ってください。