お客様各位

2021年12月1日掲載
2022年8月24日更新

富士通株式会社

フラッシュメモリファームウェアアップデートツールの掲載(ARROWS Tab)

平素は、富士通製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

タブレットパソコン「ARROWS Tab」の以下の機種に搭載されている特定のフラッシュメモリにおいて、稀にデータの読み書きができなくなり、その後にOSが起動できなくなる可能性があることが判明いたしました。

対象機種をお使いのお客様には、たいへんお手数をおかけいたしますが、以下の対処方法をご参照のうえ、ファームウェアをアップデートしてくださいますようお願い申し上げます。

対処方法について、「Windows Update(WSUSを使用している場合)からの配信適用」を更新いたしました。詳しくは対処方法をご確認ください。

現象

フラッシュメモリのデータが稀に読み書きができなくなり、その後にOSが起動できなくなる場合があります。

対象機種

以下の対象機種一覧に記載されている装置のうち、特定のフラッシュメモリを搭載した機種が対象です。

発表時期 シリーズ名 品名
2020年上期モデル ARROWS Tab Q5010/DB、Q5010/DE、Q5010/DEG、Q5010/EEG
2019年下期モデル ARROWS Tab Q5010/CB、Q5010/CE
2018年下期モデル ARROWS Tab Q508/VB、Q508/VE、Q509/VB、Q509/VE
2017年下期モデル ARROWS Tab Q508/SB、Q508/SE

対処方法

本現象は、内蔵されたフラッシュメモリのファームウェアを最新版にアップデートすることで回避できます。

以下のいずれかの方法でファームウェアのアップデートを行ってください。

サポートページからダウンロードして適用

以下の「フラッシュメモリファームウェアアップデートツール」をクリックし、表示された画面の指示に従ってツールをダウンロードしてツールを実行してください。対象でない場合はメッセージを表示して終了します。該当する場合はそのままフラッシュメモリのファームウェアを最新版にアップデートします。

Windows Updateからの配信適用

最新状態までWindows Updateを実施してください。対象の場合ファームウェアがアップデートされます。

Windows Update(WSUSを使用している場合)からの配信適用

WSUSを使用している場合の配信については、次の手順にしたがって、設定してください。

WSUSの設定PDF(779KB)2022年8月24日公開

Active Directoryによる「フラッシュメモリファームウェアアップデートツール」の配布

マイクロソフト社 Active Directoryをご使用の場合、Active Directoryに参加しているタブレットパソコンに「フラッシュメモリファームウェアアップデートツール」を配布・実行することが可能です。

ご使用のActive Directoryサーバーのグループポリシー管理エディタにてスタートアップスクリプトやログオンスクリプトに、「フラッシュメモリファームウェアアップデートツール」または「フラッシュメモリファームウェアアップデートツール」を実行するスクリプトをご指定ください。各タブレットのスタート時やログオン時に指定したスクリプトが実行されます。次の手順にしたがって、設定してください。

グループポリシースタートアップスクリプトの設定PDF(472KB)2022年7月20日公開

Active Directoryを利用したソフトウェアの配布はご使用の環境に依存します。実際の環境で充分な事前検証の後に実施してください。

本内容は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

- 以上 -

このページの先頭へ