お客様各位
2025年6月13日 掲載
2025年6月30日 更新
富士通株式会社
Windows 10環境のデスクトップパソコン・PCワークステーションの一部でWindows Update後に起動できなくなる問題について
平素は、富士通製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
2015年から2018年に販売した当社製デスクトップパソコン・PCワークステーションの一部機種において、6月11日に公開のWindows Update後にパソコンが起動できなくなる(FUJITSUロゴ画面から進まない)場合がある事が判明しました。6月13日以降、一時的に該当のWindows Update配信を停止いたしました。
2025年6月に実施されたOSの定例アップデートによる影響を受け、今回の事象に陥る可能性があることが判明しました。本状況に伴い、最新BIOSを当社Webサイトにて公開させていただきますので、ご使用製品への適用をお願いいたします。
問題が起きると確認された機種は以下のとおりです。
対象機種
発表時期 | シリーズ名 | 品名 | 対応BIOS公開時期 |
---|---|---|---|
2017年下期モデル | CELSIUS | C740 | 公開済 |
2016年下期モデル | ESPRIMO | D556/P、D556/PX、D586/P、D586/PW、D586/PX、Q556/P、Q556/PW、Q956/MRE | 公開済 |
D956/P | 公開済 | ||
CELSIUS | J550、W550 | 公開済 | |
C740、M740、R940 | 公開済 | ||
2016年上期モデル | ESPRIMO | Q956/MRE | 公開済 |
CELSIUS | C740、M740、R940 | 公開済 | |
2015年下期モデル | ESPRIMO | D556/M、D556/MX、D586/M、D586/MW、D586/MX、Q556/M | 公開済 |
D956/M | 公開済 | ||
CELSIUS | J550、W550 | 公開済 |
【更新情報】
- 以下について品名の誤記を修正しました。(2025年6月30日)
- 【2016年下期モデル】CELSIUS R940
- 【2016年上期モデル】CELSIUS R940
- 以下については対象機種であることが確認されたため追加しました。(2025年6月24日)
- 【2017年下期モデル】CELSIUS C740
- 【2016年下期モデル】CELSIUS C740、M740、R740
- 【2016年上期モデル】ESPRIMO Q956/MRE
- 【2016年上期モデル】CELSIUS C740、M740、R740
- 以下については対象外であることが確認されたため削除しました。(2025年6月24日)
- 【2015年下期モデル】 ESPRIMO J529/FA、N529/FA
問題が発生するWindows Updateの更新プログラム
- Microsoft Windows(KB5060533)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 22H2・21H2用
- Microsoft Windows(KB5060531)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 1809用
- Microsoft Windows(KB5061010)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 1607用
- Microsoft Windows(KB5060998)のセキュリティ更新プログラム Windows 10 バージョン 1507用
BIOSの適用について
以下のページで、対象機種ごとのBIOSダウンロードをご案内しています。必ずWindows Updateの適用前にBIOSのアップデートをお願いいたします。
ご注意
- 対象機種でのWindows Updateの配信は引き続き停止しております。BIOSをアップデートし、BIOSが正しく更新されたことをご確認のうえで、必要に応じて停止している更新プログラムを手動で適用をお願いいたします。BIOSが未更新の状態や正しく適用されていない状態でWindows Updateの更新プログラムを適用すると、製品が起動できなくなる場合があります。