FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-W601 Windows 2000

1

[現象・質問]

スタンバイ状態からレジュームさせると、画面が乱れたり、表示されなくなり、デスクトップ画面まで復帰できません。

[対処・回答]

ACPIモードの高度(S3)や標準(S1)のスタンバイモードから復帰するとき、電源ボタン以外のイベントから復帰させると、システムは動き出しますが、画面は復帰しません。画面を復帰させるには、キーボード入力するかマウスを動かしてください。

2

[現象・質問]

パソコン本体が省電力モードや電源OFFのときでも、USB機器に電源が供給されてしまいます。

[対処・回答]

本パソコンでは、省電力モードおよび電源OFFの状態でも、USBへ電源を供給しています。動作上問題ありませんのでそのままご使用ください。

3

[現象・質問]

IDE-RAIDモデルにSCSIカードを接続すると、起動時に「Expansion ROM not initialized.」と表示され、システムが起動しません。

[対処・回答]

IDE-RAIDモデルでは、接続したSCSIカードが使用できない可能性があります。次の方法で回避してください。
回避できない場合は、弊社がオプションとして提供しているSCSIカードをご利用ください。
1.SCSIカードに搭載されたBIOSを無効にします。
2.BIOSセットアップで、「Advanced」-「Advanced System Configuration」-「BIOS Work Space Location」を「Top of Base Memory」に設定します。

4

[現象・質問]

スマートカードリーダ/ライタ(FMC-SMA6)搭載モデルにて、BIOSロック機能を使用する場合、不正なPINの入力を繰り返し行うと、その後、正常な操作を行っても装置が起動できなくなります。

[対処・回答]

PINがブロックされています。PUKを入力し、PINのブロック解除をしてください。解除方法は、スマートカードリーダ/ライタ(FMC-SMA6)取扱説明書をご覧ください。

5

[現象・質問]

ハードディスクパスワードを設定した場合、ハードディスクを増設すると、ハードディスクパスワードを入力してもWindowsが起動しないことがあります。

[対処・回答]

ハードディスクパスワードを設定した場合は、起動時に必ずハードディスクパスワードを入力し、セキュリティを解除します。増設ハードディスク についても、同様に解除してください。

6

[現象・質問]

インターネット閲覧中にRealAudioファイルおよびShockWaveファイルを再生すると、まれに音が途切れることがあります。

[対処・回答]

この現象は、通信と音声再生を同時に行うことでCPU負荷が高くなり、一時的に音声に対する処理が遅くなるために発生します。故障ではありませんので、そのままお使いいただいても問題はありません。

7

[現象・質問]

サウンドレコーダーで音楽CDやライン入力から録音できません。

[対処・回答]

Windowsを起動すると、「録音の調節」の録音対象がマイクに設定されます。「サウンドレコーダー」などで音楽CDやライン入力から音を録音する場合は、必要に応じて録音対象を変更してください。

8

[現象・質問]

ミキサー・ボリュームに、SPDIFの設定項目が表示されていますが、SPDIF端子がありません。

[対処・回答]

本パソコンにはSPDIF端子はありません。表示された項目を操作しても機能しませんので、そのままお使いください。

9

[現象・質問]

スタンバイ、休止状態等の省電力機能を使用した後、サーバと再接続できないことがあります。

[対処・回答]

省電力機能をご使用になる場合、ネットワークでTCP/IPプロトコル以外のプロトコルをご使用になると、この現象が発生しやすくなります。省電力機能(スタンバイ/休止状態)をご使用になる場合は、TCP/IPプロトコルのみをご使用になることをお勧めします。

10

[現象・質問]

カスタムメイドオプションのセキュリティ対応LANカード使用時、Alert on LAN機能が使えません。

[対処・回答]

カスタムメイドオプションのセキュリティ対応LANカードでは、Alert on LAN機能はお使いになれません。

11

[現象・質問]

画面の表示が乱れる場合があります。

[対処・回答]

次のような場合に、画面が乱れたり画面上に線が見えることがあります。
・Windowsを起動、または終了するとき
・スタンバイ状態になるとき、または元の状態に戻るとき
・休止状態になるとき、または元の状態に戻るとき
・画面の解像度や発色数、リフレッシュレートを変更するとき
・フルスクリーンになるとき、または元の状態に戻るときなど、画面が切り替わるとき
これは一時的な画面の乱れで、故障ではありません。あらかじめご了承ください。

12

[現象・質問]

アプリケーションの表示が正常に行われない場合があります。

[対処・回答]

アプリケーションの表示が正常に行われない場合は、次のいずれかの操作を行ってください。
・ 「画面のプロパティ」で色数の設定を変更します。
・次の手順で「ハードウェアアクセラレータ」を「なし」に設定します。なお、この設定を行うとアプリケーションによっては性能低下や音声などに問題が発生する場合があります。また、この設定は他のアプリケーションに影響を及ぼす場合がありますので、他のアプリケーションを使用する場合は、設定を元に戻してください。
1. 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」をクリックします。
2. 「画面」アイコンをダブルクリックします。   「画面のプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
3. 「設定」タブをクリックします。
4. 「詳細」ボタンをクリックします。
5. 「トラブルシューティング」タブをクリックします。
6. 「ハードウェア アクセラレータ」を「なし」に設定します。
7. 「OK」ボタンをクリックします。このとき画面が一瞬暗転します。
8. コンピュータを再起動します。

13

[現象・質問]

ウィンドウを開いた瞬間やスクロールした瞬間に、ウィンドウ上やデスクトップ上に画面の一部が残ったり、文字や図形の一部がずれたように、または欠けて表示されることがあります。

[対処・回答]

表示が乱れた場合、再表示していただくと正常に表示されることがあります。ウィンドウ上に表示の乱れが発生した場合はウィンドウを一度最小化し、元のサイズに戻してください。デスクトップ上に発生した場合は他のウィンドウを一度乱れた部分にドラッグし、元の位置に戻してください。

14

[現象・質問]

PCI-SCSIカード等の一部のROMが搭載されている拡張カードを接続すると、FUJITSUロゴが表示された状態で停止する場合があります。

[対処・回答]

BIOSセットアップで、「Advanced」メニューの「Advanced System Configuration」-「BIOS Work Space Location」を 「Expansion ROM Area」に変更してください。

15

[現象・質問]

IDE-RAIDモデルで、パソコンを起動すると、「FUJITSU」ロゴの画面で止まってしまいます。

[対処・回答]

IDE-RAIDカードがエラーを検出して止まっている可能性があります。電源ボタンを押して一度電源を切ってください。その後、 再度電源を入れ、「FUJITSU」ロゴが表示されたら【ESC】キーを数回押し、BIOSの自己診断画面を表示させてください。IDE-RAIDカードがエラーを検出している場合は、エラーメッセージが表示されますので、IDE-RAIDカードの説明書をご覧になり、正しい処置を行ってください。

16

[現象・質問]

ドライバのインストール時などに、「Windows 2000」のCD-ROMを要求される場合があります。

[対処・回答]

この場合は、「c:/support/i386」と指定してください。
また、「c:/support/i386」フォルダは削除しないでください。削除すると、Windowsコンポーネントの追加などができなくなります。

17

[現象・質問]

古いバージョン/レベルのソフトウェア(アプリケーション、ドライバ)を使用すると、本パソコンおよびソフトウェアが正常に動作しない場合があります。

[対処・回答]

本パソコンに添付されているソフトウェアは、添付されているバージョンを使用するか、その最新版を入手して使用してください。
また、本パソコンに添付されていないソフトウェアの場合も、最新版を使用してください。

18

[現象・質問]

他のOSを使用します。

[対処・回答]

他のOSを使うには、いくつかの設定を行う必要があります。また機種により使用できないOSもあります。
詳しくは、本サイト内サポート情報(http://www.fmworld.net/biz/fmv/driversearch/main_shiftos.html)をご覧ください。
なお、インターネットをご利用になれない場合は、ご購入元にご確認ください。

19

[現象・質問]

アプリケーションがサーバとのデータ通信中に省電力モードへ移行し、省電力状態から復帰後にサーバとのデータ通信を行うと不具合が発生する場合があります。

[対処・回答]

お使いになっているアプリケーションによっては、省電力モードに対応 していないものがあります。省電力モードに対応していないアプリケーションが省電力モードに移行すると、不具合が発生することがあります。
お使いのアプリケーションが、省電力モードに対応しているかをご確認いただき、対応していないアプリケーションを利用する場合は、「コントロールパネル」 -「電源オプション」の「システムスタンバイ」や「システム 休止状態」の設定を「なし」にしてください。

20

[現象・質問]

「管理ツール」の「コンポーネントサービス」を使用すると、エラーメッセージが表示されます。

[対処・回答]

「コンポーネントサービス」の「コンピュータ」はログオン後10分ほど経過してから開くようにしてください。
ログオン後すぐに「コントロールパネル」ウィンドウの「管理ツール」アイコンをダブルクリックし、「コンポーネントサービス」で「コンソールルート」の「コンポーネントサービス」の「コンピュータ」を開こうとすると、まれにアプリケーションエラーが起きることがあります。このエラーが起こると、本パソコンの動作が不安定になります。
この場合は、本パソコンを再起動してください。再起動後は問題なくお使いになれます。

21

[現象・質問]

省電力機能を設定しても、ログオン時に反映されません。

[対処・回答]

省電力設定は、ユーザー別に設定できます。このため、Administrator でログオンした場合と他のユーザーでログオンした場合で設定が異なります。
必要に応じ、「コントロールパネル」ウィンドウの「電源オプション」で設定してください。

22

[現象・質問]

「コンピュータの管理」で「記憶域」の「リムーバブル記憶域」の「物理的な場所」を表示した場合、CD-ROMドライブユニットが1つしかないにもかかわらず、2つ表示されます。

[対処・回答]

「コントロールパネル」ウィンドウの「管理ツール」アイコンをダブルクリックし、「コンピュータの管理」で「記憶域」の「リムーバブル記憶域」の「物理的な場所」を表示した場合、CD-ROMドライブユニットが1 つしかないにもかかわらず2つ表示されることがあります。
この場合は、赤い×印のついているドライブを選択し、「操作」メニュー→「削除」の順にクリックして削除してください。

23

[現象・質問]

DirectX診断ツールを実行すると、搭載しているCPUとは違う名前のCPU名が表示されます。

[対処・回答]

CPU名とCPUクロックが正しく表示されない場合があります。あらかじめ、ご了承ください。

24

[現象・質問]

VERITAS RecordNowDXでCD-RW媒体をフォーマットしたあとに、エクスプローラなどでCD-RW媒体を見るとフォーマット前の情報が残ります。

[対処・回答]

VERITAS RecordNowDXでCD-RW媒体をフォーマットすると、メディア(CDドライブのトレイ)が自動的に取り出されないため、その状態のままだとエクスプローラなどでCD-RW媒体を見るとフォーマット前の情報が残っています。該当するドライブを右クリックして「取り出し」を選び、メディアを再セットすると内容を更新することができます。

25

[現象・質問]

FM AdvisorのCPU情報表示が正しく表示されません。

[対処・回答]

FM AdvisorのCPU情報の表示において、CPU名とCPUクロックが正しく表示されない場合があります。あらかじめご了承ください。

26

[現象・質問]

カスタムメイドオプションにて、MOドライブとCD-R/RWドライブ、またはMOドライブとDVD-ROM&CD-R/RWドライブの機器構成を選択した場合、VERITAS DLA(Version3.55(28C))をインストールすると、MOをお使いの時にFAT16、FAT32で作成された媒体を入れてもアクセスできません。また、FAT16、FAT32でのフォーマットにも失敗します。

[対処・回答]

FAT16/FAT32形式で媒体を使用する場合は、VERITAS DLAを一度アンインストールしてください。
なお、フォーマット形式がNTFSの場合はアクセス、フォーマット共に問題ありません。

27

[現象・質問]

FM AdvisorでMOドライブのパーティション情報を表示すると、パーティションが3つ切られているように表示され、パーティションサイズも過度に多く(80GBとか891GB)表示されます。

[対処・回答]

FM Advisorの表示は不正でもMOを使用する上では問題ありません。

28

[現象・質問]

Windows起動時に、ネットワークドライブの割り当てをしたドライブへの接続に失敗した旨のメッセージが表示される場合があります。
また、エクスプローラ等で見た場合、ネットワークドライブに"×"が表示される場合があります。

[対処・回答]

エクスプローラ等で見た場合、ネットワークドライブに"×"が表示されていても、ドライブに接続されています。

29

[現象・質問]

WinDVDを使用中に他のアプリケーションを同時に使用すると、コマ落ちや音飛び等、再生品質に影響が出る場合があります。

[対処・回答]

コマ落ち等が発生した場合、常駐しているアプリケーションがあれば解除してください。それでも現象が改善されない場合は画面の解像度・色数を出荷時の設定に変更してください。

30

[現象・質問]

WinDVDでDVD再生時の音声が他の音声と比較して、小さく聞こえます。

[対処・回答]

DVDに記録されているダイナミックレンジの幅が大きい場合、他の音声と比較すると音が小さく聞こえることがあります。故障ではありませんので音量を上げるなど調節して再生してください。
なお、音量を上げた場合、DVD終了時には音量のレベルを元に戻してください。そのままの設定では他の音声で音量が大きすぎてしまい、聴力に悪い影響を与えることがあります。(特にヘッドフォン使用時)

31

[現象・質問]

WinDVD以外のDVD再生ソフトで、DVD-Videoを再生すると、それ以降に再生した動画が白っぽくなる場合があります。

[対処・回答]

本現象が発生した時はWindowsを再起動してください。また、DVD-Videoの再生にはWinDVDをご利用ください。

32

[現象・質問]

省電力モードから復帰したとき、イベントログにIDEデバイスのタイムアウトエラーが記録される場合があります。また、このタイムアウトエラーが発生すると、デバイスの「IDEの転送モード」が「PIOモード」に変更されてしまう場合があります。

[対処・回答]

本現象が発生した場合、以下の回避方法を行うことにより回避可能です。
1.「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「管理ツール」 をダブルクリックし、「コンピュータの管理」 をダブルクリックします。
3.「システム ツール」 をクリックし、「デバイス マネージャ」 をクリックします。
4.「IDE ATA/ATAPI コントローラ」 ダブルクリックします。
5.標準 DMA 転送モードの復元するコントローラをダブルクリックします。
6.「ドライバ」 タブをクリックします。
7.「削除」 をクリックします。
8.Windowsを再起動します。
Windowsの再起動時に、ハードディスクコントローラが再列挙され、転送モードがコントローラに接続されている各デバイスのデフォルト値に再設定されます。
詳しくはMicrosoft社のサポート技術情報(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;817472)をご覧ください。

33

[現象・質問]

DLAのサポートについて教えてください。

[対処・回答]

直接ソフトウェアの製造・販売元にお問い合わせください。
お問い合せ先については、ソフトウェアメーカーのホームページをご覧ください。
イージーシステムジャパン:http://www.sonicjapan.co.jp/support/index-jpn.html

このページの先頭へ