FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-D5150 Windows Vista Enterprise

1

[現象・質問]

増設するPCIカードが起動ROM(BIOS)を搭載している場合、その種類や増設数により、システム起動時に「Error loading operating system」などとエラーメッセージが表示され、起動できないことがあります。

[対処・回答]

増設するPCIカードのBIOSを無効にすることにより、現象を回避できることがあります。増設するPCIカードのBIOSを無効にする方法は、PCIカードのマニュアルをご覧ください。

2

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付きのムービーなどを再生すると、音飛びが発生することがあります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。
使用していないソフトウェアを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。

3

[現象・質問]

スリープ、スタンバイ、休止状態などの省電力機能を使用した後、サーバーに再接続できないことがあります。

[対処・回答]

省電力機能(スリープ/スタンバイ/休止状態)をお使いになる場合は、TCP/IPプロトコルのみをお使いください。
省電力機能をお使いになる場合、ネットワークでTCP/IPプロトコル以外のプロトコルをお使いになると、本現象が発生しやすくなります。

4

[現象・質問]

別売のセキュリティ対応LANカードFMV-1803Sを使用すると、ASF機能が使えません。

[対処・回答]

セキュリティLANカードでは、ASF機能はお使いになれません。

5

[現象・質問]

ACPIモードの標準(ACPI S1)は使用できません。

[対処・回答]

本パソコンは、ACPIモードの標準(ACPI S1)をサポートしておりません。ACPIモードの高度(ACPI S3)に設定のうえ、お使いください。

6

[現象・質問]

外付けUSB接続のセキュリティ対応3.5インチ光磁気ディスクユニットが接続されている場合、パソコンを起動、再起動、もしくは休止状態からレジュームさせた場合、画面が表示されるまでに2分ほどかかることがあります。

[対処・回答]

本パソコンを起動、再起動、休止状態からレジュームさせる場合は、必ずMOディスクを取り出してからにしてください。
また、添付されている「MO Eject Tool」をインストールすると、次の場合にMOディスクが自動的にイジェクトされ、本現象を回避することができます。
・電源オフ時
・再起動時
・休止状態への移行時
この現象は、外付けUSB接続のセキュリティ対応3.5インチ光磁気ディスクユニットの一部の機種で、セキュリティ設定したMOディスクをセットしたまま、パソコンを起動、再起動、休止状態からレジュームすると発生します。

7

[現象・質問]

USBバーコードタッチリーダー(FMV-BCR211)を接続して、連続読み取りモード設定で再起動、または電源を入れたり切ったりすると、正常に動作しなくなる(デバイスを認識しなくなる)ことがあります。

[対処・回答]

USBバーコードタッチリーダー(FMV-BCR211)を連続読み取りモードに設定している場合、パソコン本体へ接続した状態でOSを起動すると、FMV-BCR211が正常に動作しないことがあります。
この場合は、OS起動後にFMV-BCR211を一度抜いて、5秒ほどたった後に接続し直して使用してください。

8

[現象・質問]

CDの音声が録音できません。

[対処・回答]

本パソコンはCDのアナログ再生には対応しておりません。サウンドレコーダーなどでCDの音声を録音することはできません。CDの録音には、「Windows Media Player」の録音機能を使用してください。

9

[現象・質問]

USBポートに周辺機器を接続すると、パソコンが正常に起動しなくなることがあります。

[対処・回答]

本パソコンは、すべてのUSB規格の周辺機器の動作を保証するものはありません。USB規格の周辺機器を接続し、問題がある場合は、BIOS設定の「USBレガシーサポート」を「使用しない」にしてお使いください。もしくは、OS起動後に、USB規格の周辺機器を接続してください。

10

[現象・質問]

スリープ中にヘッドフォンを接続しレジュームした場合、レジューム直後にスピーカーがミュートされないことがあります。

[対処・回答]

ドライバの制限です。
音声の再生中または録音中にスリープまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがありますので、スリープまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

11

[現象・質問]

本パソコンを起動するときに流れるWindowsの起動音が、まれに途切れることがあります。

[対処・回答]

Windows Vistaの問題です。パソコンの故障ではありません。
本パソコンの動作には影響ありませんので、あらかじめご了承ください。

12

[現象・質問]

Excel 2007の「ユーザー名の指定」画面で、「名前」や「頭文字」などのテキストボックスや「OK」ボタンが消えてしまいます。

[対処・回答]

次のように操作をしてください。
1.【Alt】キーを押したまま、【Tab】キーを繰り返し押してください。
2.画面上に「デスクトップ」という文字列が表示されたら、【Alt】キーを離してください。
3.タスクバーの「Microsoft Excel」をクリックしてください。

13

[現象・質問]

イベントビューアに「ID:7000 ソース:Service Control Manager Eventlog Provider」というエラーが記録されます。

[対処・回答]

システム上の問題はありません。そのままお使いください。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:933757(http://support.microsoft.com/kb/933757/ja)をご覧ください。

14

[現象・質問]

イベントビューアにエラー「ID:6 ソース:ACPI」というエラーが記録されます。

[対処・回答]

システム上の問題はありません。そのままお使いください。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:930062(http://support.microsoft.com/kb/930062/ja)をご覧ください。

15

[現象・質問]

イベントビューアにエラー(ID:5007 ソース:WerSvc)が記録されます。

[対処・回答]

イベントログにエラーとして記録されることがありますが、システム上の弊害はありません。そのままお使いください。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:940828(http://support.microsoft.com/kb/940828/ja)をご覧ください。

16

[現象・質問]

Windows Vistaの音量ミキサの表示が乱れることがあります。

[対処・回答]

ミキサのウィンドウの大きさを変更したり、起動中のアプリケーションを終了したりすることで正しく表示される場合があります。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:938308(http://support.microsoft.com/kb/938308/ja)をご覧ください。

17

[現象・質問]

休止状態から復帰した後、「電源オプション」で設定した値にかかわらず、再び休止状態になることがあります。

[対処・回答]

休止状態から復帰した後、キーボードやマウスなどの操作をせず、放置した状態が2分間続くと、「電源オプション」で設定した値にかかわらず、再び休止状態に戻ります。休止状態から復帰した後、キーボードやマウスなどの操作をすると、「電源オプション」で設定した値どおりに動作するようになります。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:318355(http://support.microsoft.com/kb/318355/ja)をご覧ください。

18

[現象・質問]

キーボードで正しく入力できません。

[対処・回答]

キーボードの「@」などを押すと、「[」と表示される場合があります。このような場合、英語用キーボードの設定になっていることが考えられます。本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:929924(http://support.microsoft.com/kb/929924/ja)に従って、日本語キーボードドライバをインストールしてください。

19

[現象・質問]

「トラブル解決ナビ」でCドライブの容量を少なくした場合、メモリや搭載アプリの構成によっては、空き容量不足により、アプリケーションのインストールやWindows Updateができなくなることがあります。

[対処・回答]

追加でアプリケーションをインストールする際は、Cドライブの空き容量を確認のうえ、必要な場合は、「トラブル解決ナビ」の領域設定でCドライブの容量を十分確保するか、アプリケーションをDドライブにインストールしてお使いください。
Cドライブの容量の目安は、下記のとおりです。
  ■Windows Vistaの場合
    OS:約10GB
    Office:約2GB
    ページングファイルサイズ:搭載メモリ+300MB~搭載メモリ×3
    ハイバーネーション用サイズ:搭載メモリ
    ※ページングファイルサイズは自動的に変動しますが、ハードディスクの容量を超えては作成されません。
  ■Windows XPの場合
    OS:約9GB
    Office:約2GB
    ページングファイルサイズ:搭載メモリ×1.5
    ハイバーネーション用サイズ:搭載メモリ
Windows UpdateやMicrosoft Updateを実行した場合にも、Cドライブにファイルが作成されますので、Cドライブの空き容量を十分確保することをお勧めします。

20

[現象・質問]

Windows Vista のログインユーザー名に全角文字や半角記号を指定した場合、アプリケーションがインストールできないことがあります。

[対処・回答]

ユーザー名には半角英数字(A~Z、a~z、0~9)を使用してください。
この現象が発生した場合、リカバリを実行し、ユーザー名を変更することで現象を回避することができます。
この件に関するマイクロソフト社のサポート技術情報は以下になります。
・文書番号:952211(http://support.microsoft.com/kb/952211/ja)
・文書番号:556042(http://support.microsoft.com/kb/556042/ja)
・文書番号:556085(http://support.microsoft.com/kb/556085/ja)

21

[現象・質問]

外付けハードディスクを接続したままリカバリを実行すると、外付けハードディスクを消去する場合があります。

[対処・回答]

リカバリやハードディスクの領域設定を行う場合は、『取扱説明書』に記載があるように、すべての周辺機器を取り外してください。USBメモリ、メモリーカード、外付けハードディスクなどの外部メディアも事前に取り外してください。
外部メディアを接続したまま、リカバリやハードディスクの領域設定をした場合に、まれに外部メディアに保存されているデータが削除されることがあります。

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