FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-R8250 Windows XP Professional

1

[現象・質問]

USBマウス(光学式)の使用中、マウスカーソルがスムーズに動かないことがあります。

[対処・回答]

USBマウス(光学式)は、次のようなものの表面では、正しく動作しないことがあります。
・鏡やガラスなど反射しやすいもの
・光沢のあるもの
・濃淡のはっきりした縞模様や柄のもの(木目調など)
・網点の印刷物など、同じパターンが連続しているもの
マウスパッドをお使いになる場合は、明るい色の無地のマウスパッドをお勧めします。

2

[現象・質問]

パソコン操作を終わらせた直後に、ハードディスクからカリカリという音がすることがあります。

[対処・回答]

ハードディスクの機構上生じる音であり、問題はありません。そのままお使いください。
音がするタイミングはまちまちですが、操作を終わらせてから数秒後に発生することが多いです。なお、同様の音はパソコンを操作しているときや操作を始めた直後、またパソコンを操作していなくても、OSや常駐もしくは起動しているアプリケーションなどがハードディスクにアクセスするタイミングでも発生することがあります。

3

[現象・質問]

電源オプションで設定した省電力設定が、ログオン時のユーザーごとに異なります。

[対処・回答]

省電力の設定が必要な場合は、ユーザーごとに「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「バッテリ設定の変更」の順にクリックし、設定してください。

4

[現象・質問]

USBマウスを使うときに、内蔵ポインティングデバイスを無効にする方法についての説明です。

[対処・回答]

内蔵ポインティングデバイスを無効にするには、次のように操作してください。
・Windows Vistaの場合
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「ハードウェアとサウンド」の「マウス」をクリックします。
3.「デバイス設定」タブをクリックします。
4.「USBマウス接続時に内蔵ポインティングデバイスを無効にする」にチェックを付けて、「OK」をクリックします。
・Windows XPの場合
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「プリンタとその他のハードウェア」の「マウス」をクリックします。
3.「デバイス設定」タブをクリックします。
4.「USBマウス接続時に内蔵ポインティングデバイスを無効にする」にチェックを付けて、「OK」をクリックします。

5

[現象・質問]

液晶ディスプレイ画面の一部に、点灯しないドットや常時点灯するドットが存在することがあります。

[対処・回答]

液晶ディスプレイは非常に精度の高い技術で作られていますが、画面の一部に点灯しないドットや、常時点灯するドットが存在することがあります。これらは故障ではありません。交換・返品はお受けいたしかねますので、あらかじめご了承ください。

6

[現象・質問]

SDカード、microSDカード、miniSDカードをお使いになるときの注意事項です。

[対処・回答]

本パソコンのダイレクトメモリースロットは、デジタルカメラなどに使われているメモリーカードを使用するためのスロットで、SDカード、microSDカード、miniSDカードを使用することができます。なおmicroSDカード、miniSDカードをお使いのときは、必ず専用のアダプタにセットしてからダイレクトメモリースロットに挿入してください。アダプタにセットせずにダイレクトメモリースロットに直接挿入すると、取り出せなくなる場合があります。

7

[現象・質問]

スマートアクセスの指紋認証利用時に、正しく認証されないことがあります。

[対処・回答]

指紋センサーをお使いになる場合は、BIOSの「ハードウェア省電力機能」の設定を「使用しない」に変更してください。
設定方法は次のとおりです。
1.装置を起動します。
2.富士通ロゴ画面で【F2】キーを押します。
3.BIOS画面で「詳細」-「各種設定」を選択します。
4.「ハードウエア省電力機能」の項目を「使用しない」にします。
5.【Esc】キーを2回押し、「変更を保存して終了する」を選択します。

8

[現象・質問]

CDの音声が録音できません。

[対処・回答]

本機はCDのアナログ再生には対応していません。そのため、サウンドレコーダー等でCDの音声を録音することはできません。CDを録音するには、「Windows Media Player」の録音機能をお使いください。

9

[現象・質問]

J52(34ch、38ch、42ch、46ch)、W53(52ch、56ch、60ch、64ch)、W56(100ch~140ch)でアドホック通信ができません。

[対処・回答]

アドホック通信は、W52のチャンネルしか使用できません。アドホック通信を行う場合は、通信を行う機器がW52で通信できることを確認してください。

10

[現象・質問]

PCMCIAアダプタ経由で接続されているスマートカード読み取り装置を内蔵の機種で、省電力モードへ移行したときに、PCカード、ダイレクトメモリスロットを「無効にする」に設定している場合、省電力モードへ移行したときに、スマートカード読み取り装置も無効になります。

[対処・回答]

省電力モードでスマートカード読み取り装置を使用するときは、省電力ユーティリティの設定画面で「PCカード、ダイレクトメモリスロット」を「何もしない」に設定してください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定している場合、Windowsログオン時に「セキュリティチップに接続できませんでした。もう一度やりなおしてください。」と表示され、Windowsにログオンできない場合があります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定したままでBIOSセットアップのセキュリティチップを無効にした場合、セキュリティチップが使用できないためWindowsにログオンできなくなります。BIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にする場合には前もって「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを解除してください。解除する前にBIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にした場合には、再起動してBIOSにてセキュリティチップを「Enabled」に設定してください。

12

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定しているとき、Windowsログオン時に「機器構成が変更されています。登録時の構成に戻すか、または現在の構成が正しいことを確認して機器構成情報を再登録してください。」と表示されることがあります。

[対処・回答]

ハードウェアの構成や設定、およびBIOSセットアップの設定を変更する場合は、あらかじめ「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行わない設定にしたうえで変更してください。
変更後は、Windowsを起動して「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の環境設定ツールの「機器監査」から「現在の機器構成情報の登録」でハードウェア構成を再登録してから、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行う設定に戻してください。
もし、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定したままハードウェアの構成や設定、およびBIOSの設定を変更したときは、一度電源を切り、設定を元に戻してからWindowsを一度起動し、Windowsへログオンせずに再起動し直してから、上記手順を必ず行うようにしてください。
機器監査については、「FMVマニュアル」内にある『セキュリティチップ取扱説明書』の「機器監査について」をご覧ください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションと「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のWindowsログオン機能を併用した場合、正しく動作しないことがあります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をインストールする前に、Windowsのログオン認証を行う他の製品やソフトウェアをアンインストールするか、Windowsのログオン認証を行う他の製品のログオン画面を変更しない設定にしてから、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をインストールしてください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」で、USB接続の認証デバイスに初期化エラーなどが発生して、認証に失敗することがあります。

[対処・回答]

デバイスを元のUSBポートに差し替えてください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」でのWindowsログオン時に、パスワードが一致しないエラーとなり、ログオンできないことがあります。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更は、必ずWindowsのセキュリティ画面の「パスワードの変更」から行うようにしてください。

16

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】認証デバイスが正しく動作せず、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の認証ができないことがあります。

[対処・回答]

「Portshutter」を使用して認証デバイス自体を無効にすると、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」による認証ができなくなることがあります。
「Portshutter」の設定を使用可能にしてください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップ使用時、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の、バックアップデータをリストアできないことがあります。

[対処・回答]

バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」ではキャンセルなどは行わないでください。誤ってキャンセルした場合は、再度バックアップを行うようにしてください。

18

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をアンインストール後、Windowsのパスワードが不明なためログオンできない場合があります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をアンインストールする前に、一度パスワードの自動生成をオフにした状態でWindowsにログオンし、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押して表示されたセキュリティ画面からパスワードを変更してください。
アンインストールした後にパスワードを変更するには、他のWindows管理者権限を持つユーザーでログオンし、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」でパスワードが不明なユーザーを選択し、パスワードを再設定してください。

19

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ドメインによって管理されているパソコンに「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をインストールした後、管理者ウィザードでユーザーの登録を行うと、エラーが発生し登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

ドメインによって管理されているパソコン上で「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」を使用するときは、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の管理を行うユーザーを次の2つのグループに所属させてください。
・ローカルコンピュータ側のAdministratorsグループ
・ドメインコントローラ側のDomain Adminsグループ

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードや、「環境設定」-「ユーザー情報管理」-「セキュリティチップ」で表示されるWindowsアカウントの一覧にはパスワードの期限が切れたユーザーは表示されませんが、Windows Vista Business、Windows Vista Enterprise、Windows XP Professional、またはWindows Tablet PC Edition 2005において、パスワードの有効期限が切れたユーザーのパスワードを変更しても、一覧に表示されないことがあります。

[対処・回答]

Windowsを再起動するまで一覧には反映されません。パスワードの変更後にWindowsを再起動してください。

21

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ログオン情報の自動登録:する」に設定した場合、Windowsログオンするときにログオン情報の登録画面が表示されますが、そのときの条件により予期せぬ動作が発生することがあります。

[対処・回答]

認証デバイスへのログオン情報登録時に表示されるデバイス認証ウィンドウは、Windowsログオン時に表示されるWindowsログオン認証ウィンドウと酷似しているため、Windowsへのログオン自体の可否と誤解される可能性があります。
ログオン時にログオン情報を自動登録する場合は、処理をキャンセルしないでください。次回ログオン時も再入力することになり、セキュリティ上好ましくありません。
また、パスワード変更時に認証デバイスへのログオン情報の登録をキャンセルすると認証デバイスに記録されたパスワードが更新されず、「SMARTACCESSでのWindowsへのログオンができなくなる」「パスワード変更ができなくなる」などのトラブルの原因となりますのでご注意ください。

22

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンでログオン対象の画面を表示している時にカードを抜き取ると、キーボード/マウス操作のみ禁止したまま認証画面が表示されることがあります。

[対処・回答]

カードをセットすることでカード抜き取り時の動作であるキーボード/マウス操作のみ禁止されていた状態から解除され、アプリケーションログオンが正常に行われます。

23

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのパスワード変更に失敗した場合、ログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

Windowsのパスワード変更に失敗した場合、パスワード変更の処理が完了しデスクトップに戻るまで、カードを抜き取らないでください。
抜き差しをしてカード内の情報の書き込みに失敗した場合は、パスワードの不整合が起きている可能性があります。ユーザー情報設定を起動して、カード内のWindows情報のパスワードを変更前のパスワードに設定し直してください。
万が一、パスワードがわからない場合は管理者に連絡してください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー名が21文字以上の場合、ログオンやロック解除、パスワード変更に失敗することがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSは、ユーザー名が21文字を超えると正しく動作しません。ただし次のように操作すると、ログオンやロック解除ができるようになります。
・Windows Vistaの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、登録するドメイン名をWindows Server 2003の形式にしてください。また、ログオン、ロック解除、パスワード変更は、ドメインサーバに接続した環境で行うようにしてください。
・Windows XPの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、ドメイン名の欄にログオン先のドメインを登録せず、ユーザー名を「<ユーザー名>@<ドメイン名>」という書式(ユーザープリンシパル名)で登録してください。登録するドメイン名をWindows Server 2003の形式にしてください。

25

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中にユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動すると、ツールがマウスやキーボード入力を受け付けることができず、応答なし状態になることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンをしている間は、ユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動しないようにしてください。
もし、ツールを起動し応答なし状態になった場合には、先にアプリケーションログオンの認証を行ってログオンを完了させるか、あるいは表示中の認証画面を閉じてください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー情報設定を起動し、認証画面が表示される前に【Windows】+【L】キーを押すと、「コンピュータをロックしています…」のままロック状態に移行しないことがあります。

[対処・回答]

ユーザー情報設定を起動後にコンピュータのロックを行う場合には、認証画面が表示されたことを確認してから、コンピュータのロックをしてください。
なお、コンピュータのロックを行うと、その直前までにSMARTACCESSの認証画面が表示されていた場合には、認証画面が自動的に閉じられます。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ICカード(FeliCa方式)を使用している環境で、セキュリティ画面からデスクトップに戻った後に、カードをタッチしてもコンピュータのロックが行われないことがあります。

[対処・回答]

カードタッチ中に、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行すると、本現象が発生することがあります。カードタッチ中は、他の操作を行わないでください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの復元に失敗することがあります。

[対処・回答]

自動バックアップファイル(デフォルトでは「SPSystemBackup.xml」)と復元用トークンファイル(デフォルトでは「SPEmRecToken.xml」)の格納場所を移動する場合は、自動バックアップファイルと復元用トークンファイルと同じ場所にある「SPSystemBackup」フォルダも移動してください。また「SPSystemBackup」フォルダは、自動バックアップファイルと同じ場所に設置してください。

29

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードを使用してSMARTACCESSアカウントを登録する場合、「原因不明のエラー」が発生したり、正しく登録できなかったりすることがあります。

[対処・回答]

原則として、各SMARTACCESSアカウントのパスワードは、セキュリティのため異なるパスワードを設定してください。
管理者ウィザードをお使いになるときは、一時的に「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を「しない」に設定するか、「ログオンの認証回避」をしてWindowsへログオンしてください。

30

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsログオン時やロック解除時に、認証パターンの切り換えや、キー操作による強制ログオフが行えません。

[対処・回答]

本現象は、「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合に発生します。「ログオンの認証回避」を「する」に設定することで「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」を行うことができます。
・Windows Vistaをお使いの場合、次の手順で任意のユーザーを強制ログオフさせることができます。
1.コンピュータがロックされている場合は、「ユーザーの切り替え」をクリックします。「ユーザーの切り替え」はSMARTACCESSの認証ダイアログに隠れていることがあります。
2.強制ログオフさせたいユーザーとは別の管理者ユーザーでWindowsにログオンします。
3.タスクマネージャの「プロセス」タブをクリックし、「すべてのユーザーのプロセスを表示」をクリックします。ここでユーザーアカウント制御のメッセージが表示された場合には「続行」をクリックします。
4.タスクマネージャの「ユーザー」タブをクリックし、強制ログオフ対象を行うユーザーを選択してから、「ログオフ」をクリックします。
・Windows XPをお使いの場合、「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合も、「コントロールパネル(クラシック表示)」-「管理ツール」-「ローカルセキュリティポリシー」-「ローカルポリシー」-「セキュリティオプション」-「対話型ログオン:Ctrl+Alt+Delを必要としない」を無効に設定すると、「Windowsへようこそ」または「コンピュータのロック」の画面では「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」を行うことができます。

31

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESSの画面が最前面に表示されないことがあります。

[対処・回答]

マウスクリックをしたり、【Alt】+【Tab】キーを押したりして、入力画面を最前面に表示し、エラーメッセージを確認してください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のアプリケーションログオン設定でパスワード入力画面の登録をした後、登録したアプリケーションを起動しても、正常にID、パスワードの入力もしくは「OK」ボタンの押下などが正常に行われず、処理が進まなくてログオンできないことがあります。また、「パスワード入力画面登録ツール」の「入力エミュレートの確認」画面からの入力エミュレートと、実際のアプリケーションログオンとで動作が異なる場合があります。

[対処・回答]

パスワード入力画面を登録した後に、アプリケーションログオン機能が使用できるかどうかを、必ず事前に実際のアプリケーションログオン機能で試用して、確認してください。
アプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行うとき、IDやパスワード入力欄もしくは「OK」ボタンの指定を間違って登録した可能性があります。この場合は、登録した情報をいったん削除して、もう一度正しく設定してください。
アプリケーションによっては、ユーザーIDなどを入力するまではパスワード入力欄が入力できないように設計されているものがあります。このようなアプリケーションで自動入力を設定した場合、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のパスワード自動入力が使用できないことがあります。この場合は、パスワード入力欄や「OK」にはアプリケーションログオン機能を使わず、手動で入力してください。

33

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」にて、パスワード入力画面がWebページや、Webページ上に表示されているJavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面のとき、アプリケーションログオンが正常に動作せずログオンに失敗することがあります。

[対処・回答]

・「Internet Explorer」から反応があるまで待つか、画面保護をしない設定にしてください。
・参照先のURLをインターネットオプションで「信頼済みサイト」として登録しておく必要があります。
・パスワード入力画面を表示すると「Internet Explorer」がセキュリティ警告を表示する場合は、あらかじめ次の手順で、セキュリティ警告が表示されないように設定してください。また、セキュリティに問題があるようなサイトにログオンしないでください。そのサイトが信頼できると確認できた場合に限ります。
1.「コントロールパネル」やスタートメニューから「インターネットのプロパティ」を表示します。
2.「セキュリティ」タブをクリックします。
3.「信頼済みサイト」をクリックします。
4.「サイト」をクリックし、「信頼済みサイト」を表示します。
5.「次のWebサイトをゾーンに追加する」にパスワード入力画面のURLを入力し、「追加」をクリックします。URLが「http://」で始まる場合には「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを一時的に外してからURLを入力します。
6.「OK」をクリックし、「信頼済みサイト」を閉じます。
7.「OK」をクリックし、「インターネットのプロパティ」を閉じます。
セキュリティポリシーにより上記の設定が行えない場合は、環境設定で「ログオン認証」の「操作保護:しない」および「シングルサインオン:しない」と設定するか、対象となるパスワード入力画面のアプリケーションログオン情報を削除するなどしてください。

34

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップが無効の状態でWindowsのファイル暗号化(EFS)を行うと、新たにセキュリティチップで管理外の暗号鍵が生成され、セキュリティチップでは保護されない暗号ファイルが生成されます。以降、セキュリティチップを有効にしても、セキュリティチップで保護されない暗号ファイルが生成されつづけます(暗号化されたファイルがセキュリティチップのユーザーパスワードを入力せずに開けるようになります)。

[対処・回答]

次の手順で、暗号鍵をセキュリティチップで生成されたものに再設定してください。
1.SMARTACCESSの「環境設定」を起動してください。「ユーザ情報管理」→「セキュリティチップ」を選択し、再設定を行うユーザー名が選択されていることを確認し、初期化をクリックしてください。
2.「ユーザー初期化ウィザード」が起動します。「次へ」をクリックし、「暗号化ファイルシステム(EFS)によるファイルとフォルダの暗号化」のチェックボックスを選択状態にしてから、「次へ」をクリックしてください。
3.再設定する証明書が表示されていることを確認して、「次へ」をクリックしてください(通常は選択し直す必要はありません)。
4.「Security Platform証明書を使用するように、EFSを設定する。」と表示されていることを確認し、「次へ」をクリックしてください。
5.「完了」をクリックし、ウィザードを終了してください(適宜、環境設定を終了してください)。

35

[現象・質問]

CD-ROMやDVD-ROMなどのディスクの読み込みが遅くなったり、再生時に音や映像が途切れたりします。

[対処・回答]

傷や汚れのあるディスクなどを再生すると、Windows XP(OS)の仕様によってドライブの転送モードが自動的にPIOモードに変更されることがあります。この場合、ドライブの転送速度が遅くなります。問題の発生したディスクを取り除き、次のように設定してください。
1.「スタート」ボタン‐「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.「ハードウェア」タブの「デバイスマネージャ」をクリックします。
3.「IDE ATA/ATAPI コントローラ」をダブルクリックします。
4.「セカンダリ IDE チャネル」をダブルクリックします。
5.「詳細設定」タブの「デバイス0」の「転送モード」を「DMA (利用可能な場合)」に変更します。
6.「OK」をクリックします。

36

[現象・質問]

「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティ内の文字が正しく表示されず、【Ctrl】+【Alt】+矢印キーと【Fn】+【F10】キーのホットキーが使用できません。

[対処・回答]

問題が発生したときは、次の手順でディスプレイデバイスを再設定してください。
1.デスクトップで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されます。
2.「設定」タブをクリックし、「詳細設定」をクリックします。
3.「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」タブをクリックします。
「グラフィック プロパティ」をクリックします。
「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」ウィンドウが表示されます。
4.左の一覧から「ディスプレイ デバイス」をクリックします。
5.「シングルディスプレイ」の一覧から「ノートブック」を選びます(ノートブックの○をクリックして●にします)。
6.「適用」をクリックします。
7.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。

37

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどを再生するとき、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
なお、ACアダプタを接続するか、次の方法にて「電源設定」を「常にオン」にすると改善される場合があります。「常にオン」のままお使いになると、バッテリ稼働時間が短くなることがあります。ご注意ください。
1.デスクトップの何もないところで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.「スクリーンセーバー」タブをクリックし、「電源」をクリックします。
3.「電源設定」を「常にオン」に設定します。
4.「OK」をクリックします。
5.「画面のプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。

38

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどを再生するとき、音飛びが発生することがあります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
オーディオCDの場合は、次の方法にて再生方法をアナログに変更することで、音飛びを回避することができます。
1. デスクトップもしくはスタートメニューの「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2. 「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリックします。
3. 「DVD/CD-ROMドライブ」の左にある「+」をクリックして「-」にし、その下に表示されるドライブ名をダブルクリックします。
4. 「プロパティ」タブをクリックします。
5. 「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」をクリックし、チェックを外します。
6. 「OK」をクリックします。
7. 「デバイスマネージャ」ウィンドウの右上にある「×」をクリックします。
8. 「システムのプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。
なお、ACアダプタを接続するか、次の方法にて「電源設定」を「常にオン」にすると改善される場合があります(「常にオン」のままご使用になると、バッテリ稼働時間が短くなることがあります。ご注意ください)。
1. デスクトップの何もないところで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2. 「スクリーン セーバー」タブをクリックし、「電源」をクリックします。
3. 「電源設定」を「常にオン」に設定します。
4. 「OK」をクリックします。
5. 「画面のプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。

39

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービー等を再生時、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させる等して、CPUの負荷を軽くしてください。

40

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどを再生するとき、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
オーディオCDの場合、再生方法をアナログに変更することにより、本現象を回避することができます。
1.デスクトップもしくは「スタート」メニューの「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリックします。
3.「DVD/CD-ROMドライブ」の左にある「+」をクリックして「-」にし、その下に表示されるドライブ名をダブルクリックします。
4.「プロパティ」タブをクリックします。
5.「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」をクリックし、チェックを外します。
6.「OK」をクリックします。
7.「デバイスマネージャ」ウィンドウの右上にある「×」をクリックします。
8.「システムのプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。

41

[現象・質問]

スタンバイ中にヘッドフォンを接続してレジュームしたとき、レジューム直後に、内蔵スピーカーから音が聞こえることがあります。

[対処・回答]

ドライバの制限です。
なお、音声を再生中または録音中にスタンバイまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがありますので、スタンバイまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

42

[現象・質問]

Intel(R) PROSet/Wirelessを使用している状態でブリッジ接続をすることはできません。

[対処・回答]

ワイヤレスLANドライバの無線LAN設定ツール「Intel(R) PROSet/Wireless」から無線設定をした場合、ブリッジ接続をすることはできません。
ブリッジ接続をお使いになる場合は、Windows Zero Configuration ServicesでワイヤレスLANの設定をしてから、ブリッジ接続をしてください。

43

[現象・質問]

Windows XPにバンドルされている、ワイヤレスLANの設定サービス「Windows Zero configuration Services」を使用してEAP-PEAPをするとき、通信できないことがあります。

[対処・回答]

本現象が発生するときは、「Windows Zero configuration Services」で「コンピュータの情報が利用できるときは、コンピュータとして認識する」のチェックを外してください。

44

[現象・質問]

「Intel(R) PROSet/Wireless」をお使いのとき、ログオン前に無線ネットワークに接続できないことがあります。

[対処・回答]

本ドライバでは、ユーザーがコンピュータにログオンする前は、無線ネットワークに接続できません。
無線ネットワークへの接続は、コンピュータへのログオン後に開始されます。
ログオンする前に接続するときは、「プログラムの追加と削除」または、「アプリケーションの追加と削除」から、「Intel(R) PROSet/Wireless」の変更を行い、「シングルサインオン」および「ログオン前接続」を有効にしてください。

45

[現象・質問]

「Intel(R) PROSet/Wireless」をインストールすると、イベントビューアにワーニング(イベントID[5603])がカウントされることがあります。

[対処・回答]

インストールに影響はなく、その後の動作にも問題ありませんのでそのままお使いください。

46

[現象・質問]

「Intel(R) PROSet/Wireless」をインストールすると、イベントビューアにエラー(イベントID[7003])がカウントされることがあります。

[対処・回答]

インストールに影響はなく、その後の動作にも問題ありませんのでそのままお使いください。

47

[現象・質問]

スタンバイまたは休止状態からの復帰時、まれに無線ネットワークに再接続できないことがあります。

[対処・回答]

再接続できない場合は、ワイヤレススイッチを一度オフにし、再度オンに切り替えて再接続してください。接続できないときは、もう一度接続してださい。

48

[現象・質問]

更新インストール後、「802.11a 無線オフ」機能が使用できないことがあります。

[対処・回答]

旧バージョンからの更新インストールはサポートしていません。「802.11a 無線オフ」機能を使用するときは、IPアドレスの設定や、「SSID」「PSK」「WEP キー(ネットワークキー)」など接続に必要な情報をバックアップしてからアンインストールを行い、その後、新規インストールをしてください。

49

[現象・質問]

更新インストール後、無線LANのプロファイル情報が削除されることがあります。

[対処・回答]

旧バージョンからの更新インストールはサポートしていません。本ドライバを使用するときは、IPアドレスの設定や、「SSID」「PSK」「WEP キー(ネットワークキー)」など接続に必要な情報をバックアップしてからアンインストールを行い、その後、新規インストールをしてください。

50

[現象・質問]

アドホック通信は行えません。

[対処・回答]

本不具合に対応したドライバは、2008年6月下旬にFMVサポートページの「ドライバダウンロード」(http://www.fmworld.net/cgi-bin/driversearch/drvindex.cgi)に掲
載される予定です。

51

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、アドホック接続で12ch以上のチャンネルを、指定できません。また、5GHz帯のアドホックで、チャンネルを指定できません。

[対処・回答]

2.4GHz帯でアドホック接続を行う場合、指定できるチャンネルは1~11chまでです。12ch以上のチャンネルで接続する場合、事前に通信相手が12ch以上のチャンネルで起動しておく必要があります。5GHz帯でアドホック接続を行う場合、チャンネルを指定する必要はありません。

52

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)で、「ワイヤレスネットワークの選択」画面(利用できるワイヤレスネットワーク)に、「このワイヤレス接続を構成できません」と表示されます(Windows XPの機能を使用して、ワイヤレスネットワークの設定が行えません)。

[対処・回答]

本装置では、ワイヤレスネットワークの設定・通信を、Atherosクライアントユーティリティで行うことを推奨しており、初期設定では、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)を無効にしています。
Atherosクライアントユーティリティにおいて、不都合がない場合には、Atherosクライアントユーティリティをお使いになることを推奨します。
ワイヤレスネットワークの設定・通信を、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)に切り替える手順については、ドライバに添付されているinstall.txtをご覧ください。

53

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)で、コンピュータ起動時「ネットワークドライブにアクセスできませんでした」というメッセージが、通知領域に表示されることがあります。

[対処・回答]

コンピュータ起動時にネットワークドライブの再接続に失敗することがありますが、再接続に失敗したネットワークドライブをクリックすると接続できます。

54

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)で、1つのプロファイルに複数のネットワーク名(SSID)を設定しても接続の切り替えができません。

[対処・回答]

ネットワーク名(SSID)を設定するときは、SSID1にのみ設定してください。SSID2/SSID3は使用できません。設定を行わないでください。
複数のネットワークでお使いになる場合には、それぞれのネットワークに合わせたプロファイルを作成し、プロファイルを切り替えてお使いください。

55

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用、またはWireless Zero Configuration使用)において、Super AまたはSuper Gが有効なアクセスポイントに接続した場合、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」画面の速度が108Mbpsと表示されます。

[対処・回答]

Super AGまたはSuper Gが有効な無線LANのアクセスポイントと接続したときに、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」画面の速度が108Mbpsと表示されることがあります。
これは、良好な通信を行うための仕様によるものです。108Mbpsは表示上の通信速度であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。

56

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、複数ユーザーで使用している場合にEAP-TLSで接続できません。

[対処・回答]

EAP-TLSでは、本装置を複数のユーザーでお使いの場合、各ユーザーでプロファイルを作成し、ログオン後、切り替える必要があります。
なお、コンピュータ起動時にアクティブになるプロファイルは、シャットダウンおよび再起動前にアクティブだったプロファイルです。

57

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、Atherosクライアントユーティリティで、EAP-TLSの設定を行うとき、「信頼されたルート証明機関」に何も表示されません。

[対処・回答]

ローカルコンピュータに対して管理者権限のないユーザーで、EAP-TLSの設定をした場合に発生します。
「ドメインログオンにマシン情報を使用する」にチェックをつけ、「ユーザがログオンしていない状態でコンピュータ証明書により無線ネットワークに接続する」といった運用をするためには、そのプロファイルを使用するユーザーに、ローカルコンピュータに対する管理者権限が必要になります。

58

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、ワイヤレスLAN使用時にWEPキー、WPA-PSKで、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗することがあります。

[対処・回答]

無線ネットワークへの接続が確立する前にログオン処理が行われた場合、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗します。また、移動プロファイルが適用されないこともあります。
ログオンプロンプトが表示された後、しばらく待ってからログオンしてください。

59

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、ワイヤレスLAN使用時にPEAP(EAP-MSCHAP V2)およびEAP-TLSで、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗する場合があります。

[対処・回答]

Atherosクライアントユーティリティではシステムログオン時にユーザー情報へ切り替えを行い、ネットワークの再接続が行われる仕様のためです。Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)に切り替えることによって対応可能ですが、ネットワーク環境によっては正常にログオンスクリプトが動作しないことがあります。

60

[現象・質問]

指紋の登録時や指紋認証時に、指紋を入力できなくなることがあります。

[対処・回答]

指紋認証アプリケーションを使用して認証や登録などの指紋入力を行う場合は、必ず画面を確認し、指紋の入力が可能な状態になってから指紋センサーに指を置いてスライドしてください。指紋センサーに指を触れたままの状態で指紋認証または指紋登録などの指紋の読み取り処理が開始された場合や、システムの負荷が高い状態(別のプログラムを実行しながらの指紋認証や、ユーザーの切り替え処理など)で指紋の読み取り処理が開始された場合、指紋センサーの初期化処理に時間がかかり、指紋の読み取りが可能になるまで時間がかかることがあります。指をスライドしても指紋入力画面の表示が変わらないなど、指紋の読み取りができなくなった場合には、いったん指紋センサーから指を離し、しばらく待ってからもう一度指紋の読み取り操作を行うか、または指紋の読み取り処理をキャンセルし、あらためて指紋入力画面を開いてから指紋の読み取り操作をしてください。

61

[現象・質問]

指紋センサーで指紋認証をしようとしたときなどに、センサーに触れても反応がないようにみえます。

[対処・回答]

指紋センサーは、指が触れられていない状態が続くと節電モードに入り、次に指が置かれたことを検出するまで指紋の入力処理を停止します。この節電モードからの復帰処理にしばらく時間がかかることがあります。指紋の登録や認証を行うために指紋センサーに触れてもただちに反応がないときは、センサーの復帰処理がまだ完了してない状態なので、いったん指紋センサーから指を離し、もう一度指紋センサーの操作をしてください。

62

[現象・質問]

指紋センサーを使用していると、センサー部分が温かくなります。

[対処・回答]

指紋の登録や認証を行うときに長時間センサー部分に指を触れたまま使用し続けると、常にセンサーに通電された状態になるため、センサー周辺の温度が通常より高くなることがあります。
センサー部分が温かくなったときは、いったんセンサーから指を離してください。

63

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スタンバイや休止状態からの復帰後に利用ログをサーバーに転送できないことがあります。

[対処・回答]

本現象は、利用ログ転送先のサーバーへの接続に失敗した場合に発生します。
サーバーに接続するためのログオンIDとパスワードが正しいものであっても、ネットワークの状態によっては接続に失敗することがあります。スタンバイや休止状態からの復帰時には、ネットワーク接続に時間がかかるため、本現象が発生しやすくなります。この場合は、一度ログオフしてから、再度ログオンしてください。

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[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic V1.1L30】制限ユーザーでWindowsへログオンしている間、指紋認証が正常に行えません。

[対処・回答]

本現象は、Windowsに制限ユーザーでログオンしている間に指紋認証を行うと発生します。
ユーザー情報設定の起動時やアプリケーションログオンの指紋認証で、指紋の照合を行うと正しい指紋であっても、
「照合できません。登録されている指紋と一致しません。原因として次のことが考えられます。
・指が違っています。
・指紋が登録されていないユーザーです。
・ユーティリティのキャリブレーションが実行されていないか、指対応モードの設定と指が合っていません。」
というエラーメッセージが表示され、照合に失敗します。
本現象が発生する場合は、Web上で公開されているアップデート版である「SMARTACCESS/Basic V1.1L30A」をインストールしてください。
V1.1L30のままでこの現象を回避するには、指紋認証画面表示中に【F10】キーを押してバイオパスワード認証画面に切り替え、バイオパスワードで認証してください。
もし【F10】キーを押下してもバイオパスワード認証画面に切り換わらない場合は、高セキュリティモードで運用していますので、高セキュリティモードを解除してください。
高セキュリティモードを解除するには、環境設定を起動して「ポリシー」-「指紋」-「認証モード」の「設定」ボタンをクリックし、「高セキュリティモードで運用」を「しない」に設定を変更してください。
なお、Windowsログオン時の指紋認証によるログオン時は管理者権限で動作しているため、どのユーザーでも指紋認証は正常に動作します。

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