FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-S8350 Windows XP Professional

1

[現象・質問]

「Roxio Easy Media Creator」で、CD-RWディスクをフォーマットした後に、エクスプローラなどでCD-RWディスクを見ると、フォーマット前の情報が残ります。

[対処・回答]

該当するドライブを右クリックして「取り出し」を選び、ディスクを再セットすると内容を更新することができます。
「Roxio Easy Media Creator」でCD-RWディスクをフォーマットした後、ディスクは自動で排出されません。そのため、エクスプローラなどからCD-RWディスクを見ると、フォーマット前の情報が残ります。

2

[現象・質問]

休止状態から復帰した後、「電源オプション」で設定した値にかかわらず、再び休止状態に戻ることがあります。

[対処・回答]

休止状態から復帰した後、キーボードやマウスなどの操作をせず、放置した状態が5分間続くと、「電源オプション」で設定した値にかかわらず、再び休止状態に戻ります。休止状態から復帰した後、キーボードやマウスなどの操作を行うと、「電源オプション」で設定した値どおりに動作するようになります。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:318355(http://support.microsoft.com/kb/318355/ja)をご覧ください。

3

[現象・質問]

Windows XP起動時に、ネットワークドライブに割り当てたドライブへの接続に失敗した旨のメッセージが表示されることがあります。
また、エクスプローラなどで見た場合、ネットワークドライブに「×」が表示されることがあります。

[対処・回答]

エクスプローラなどのネットワークドライブに「×」が表示されていても、ドライブに接続されています。

4

[現象・質問]

イベントビューアに警告(ID:1517 ソース:Service Control Manager)が記録されます。

[対処・回答]

本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:837115(http://support.microsoft.com/kb/837115/ja)や、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:810616(http://support.microsoft.com/kb/810616/ja)をご覧ください。

5

[現象・質問]

イベントビューアに警告(ID:1524 ソース:Service Control Manager)が記録されます。

[対処・回答]

本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:837115(http://support.microsoft.com/kb/837115/ja)をご覧ください。

6

[現象・質問]

省電力モードから復帰すると、ウィンドウなどの画面の一部が黒く表示されることがあります。

[対処・回答]

本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:812500(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;812500&Product=winxpINT)をご覧ください。

7

[現象・質問]

サスペンドや休止状態から復帰すると、イベントビューアにエラー(ID:7011 ソース:Service Control Manager)が記録されます。

[対処・回答]

サスペンドや休止状態から復帰すると、イベントログに記録されることがあります。本現象は、システムに影響を及ぼすものではありません。そのままお使いください。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:884511(http://support.microsoft.com/kb/884511/ja)をご覧ください。

8

[現象・質問]

メインメモリの容量が少ない環境でOSを起動し、デスクトップ画面が表示された後すぐに再起動を実行すると、本パソコンがハングアップすることがあります。

[対処・回答]

再起動するときは、デスクトップ画面が表示された後、しばらく時間をおいてから再起動してください。
また、本現象はメモリを増設することで問題が解決できる場合があります。

9

[現象・質問]

バックアップ&リカバリーツールの「StandbyDisk Solo」または「StandbyDisk Solo RB」は、動作環境により、正常に動作しないことがあります。

[対処・回答]

本ソフトと、ディスクへの無制限なアクセス権が与えられているディスク管理ユーティリティを併用した場合、使用法によっては本ソフトの保護機能に障害を与える可能性があります。本ソフトとディスク管理ユーティリティとの併用は、機能を十分に理解したうえでなければ、避けるようにしてください。
次の製品は留意が必要です。
・富士通四国システムズ社製『瞬快(しゅんかい)』
詳細情報は、富士通四国システムズの  Webページ  をご覧ください。

10

[現象・質問]

ハードディスクに十分な空き容量がない場合、メモリダンプファイルが作成されません。

[対処・回答]

完全メモリダンプファイルを取得する場合は、システムドライブに最低でも物理メモリ+1MB(仮想メモリの容量は含まず)の空き容量が必要です。
完全メモリダンプは次の手順で無効にすることができます。完全メモリダンプは、OSなどの障害を調べるうえで必要なファイルです。設定を有効にしておくことをお勧めします。設定を変更すると、場合によっては、障害の原因が追求できなくなります。
1.管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
2.「スタート」ボタンをクリックし、「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。
「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
3.「詳細設定」タブをクリックし、「起動と回復」の「設定」をクリックします。
「起動と回復」ウィンドウが表示されます。
4.「デバッグ情報の書き込み」一覧で「(なし)」をクリックします。
5.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。
再起動を求めるメッセージが表示された場合は、「OK」をクリックします。

11

[現象・質問]

プログラムを実行すると、「データ実行防止」というエラーメッセージが表示されることがあります。

[対処・回答]

データ実行防止(DEP)はWindows XP SP2の機能で、メモリの追加チェックを実行して悪質なコードが実行されるのを防ぐためのものです。DEP機能の詳細は、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:875351(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;875351)をご覧ください。
対処方法として、次の手順でDEP機能からプログラムを除外することが可能です。
※プログラムの開発元やシステム管理者などにお問い合わせのうえ、問題のないプログラムであることを確認した場合のみ実行してください。
1.管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
2.「スタート」ボタンをクリックし、「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。
「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
3.「詳細設定」タブをクリックし、「パフォーマンス」の「設定」をクリックします。
「パフォーマンスオプション」ウィンドウが表示されます。
4.「パフォーマンス オプション」ウィンドウの「データ実行防止」タブをクリックし、「追加」をクリックします。
「ファイルを開く」ウィンドウが表示されます。
5.「ファイルを開く」ウィンドウで、「データ実行防止」で表示されたプログラムを見つけてクリックし、「開く」をクリックします。
6.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。
再起動のメッセージが表示された場合は、「OK」をクリックします。

12

[現象・質問]

「Roxio Easy Media Creator」でDVD+R DLにデータ書き込みを行うと、書き込むデータ容量以上にディスク容量が使用されます。

[対処・回答]

「Roxio Easy Media Creator」の仕様です。
DVD-ROMとの互換性を高めるために「Extended Partial Lead-out」(約512MB)が書き込まれます。

13

[現象・質問]

イベントビューアのアプリケーションにエラー(ID:0)が記録されます。

[対処・回答]

本現象は、.NET Framework 2.0の問題です。本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:918642(http://support.microsoft.com/kb/918642/ja)をご覧ください。

14

[現象・質問]

サウンドレコーダーで録音/停止を行うと、メモリ不足のエラーが発生します。

[対処・回答]

本現象は、サウンドレコーダーの仕様上の制限で発生します。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:284893(http://support.microsoft.com/kb/284893/ja)をご覧ください。

15

[現象・質問]

「プログラムの追加と削除」の「Windowsのコンポーネントの追加と削除」で「MSN Explorer」をインストールすると、「ファイルが必要」と表示されます。

[対処・回答]

次の手順を実行してください。
1.「c:/tmp」フォルダを作成します。
2.「c:/windows/i386」フォルダを「c:/tmp」にコピーします。
「c:/tmp/i386」フォルダが存在することを確認します。
3.「スタート」→「ファイル名を指定して実行」の順にクリックします。
「ファイル名を指定して実行」が起動します。
4.「名前」以下のコマンドラインを入力し、「OK」をクリックします。
c:/sp/xpsp2.exe /integrate:c:/tmp
5.「スタート」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」の順にクリックします。
「プログラムの追加と削除」が起動します。
6.「Windowsコンポーネントの追加と削除」をクリックします。
「Windowsコンポーネントウィザード」が起動します。
7.「MSN Explorer」にチェックを付け、「次へ」をクリックします。
インストールが始まります。しばらくすると
「ファイルが必要」が表示されます。
8.「コピー元」に「c:/tmp/i386」と入力し、「OK」をクリックします。
「Windowsコンポーネントの完了」が表示されます。
9.「完了」をクリックします。
10.「c:/tmp」フォルダを削除します。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:889043(http://support.microsoft.com/kb/889043/ja)をご覧ください。

16

[現象・質問]

ダウングレードモデルで、リカバリを行う場合の注意事項です。

[対処・回答]

Windows Vistaがインストールされている装置でWindows XPのリカバリを実行する場合は、リカバリの前に「ハードディスクデータ消去」を実行してください。「ハードディスクデータ消去」を行わないと、正しくリカバリができません。
ハードディスクデータ消去の手順は次のとおりです。
注意事項
・ノートパソコンの場合には、ACアダプタを接続した状態で操作してください。
・必要なデータは事前にバックアップしてください。
・周辺機器を取り付けている場合は、それらを一度取り外し、ご購入時の状態に戻してください。
・データ消去中に電源を切らないでください。ハードディスクが故障する可能性があります。
・データ消去終了まで、数時間かかります。
・データ消去中にリカバリディスクを取り出さないでください。処理が継続できなくなる場合があります。
・ハードディスクデータ消去では、本パソコンに内蔵されているハードディスクのみを対象としています。このため、外付けのハードディスクのデータを消去することはできません。
・1回の操作でデータを消去できるハードディスクは1つです。複数のハードディスクを消去する場合は、システムを再起動してからハードディスクデータ消去を実行する必要があります。
・「リカバリディスク」を起動してから72時間経過すると、本パソコンが自動的に再起動されます。そのため、「リカバリディスク」を起動してから長時間放置した場合は、再起動してからハードディスクデータ消去を実行してください。
データ消去方法
Windows Vistaの「リカバリディスク」または「リカバリディスク1」を用意してください。CD/DVDドライブが内蔵されていないモデルをお使いの場合は、USBポートにポータプルCD/DVDドライブを接続し、本パソコンで使用できるようにしておいてください。
1.本パソコンを起動します。
2.「FUJITSU」ロゴの下に文字が表示されている間に、【F12】キーを押します。
「起動メニュー」が表示されます。【F12】キーは軽く押しただけでは認識されない場合があります。しばらくの間押してください。
3.「リカバリディスク」または「リカバリディスク1」をセットします。
4.「CD/DVD Drive」または「USB CD/DVD」)を選択し、【Enter】キーを押します。
「トラブル解決ナビ」ウィンドウが表示されます。
5.「ユーティリティ」タブをクリックし、「ハードディスクデータ消去」を選択し、「実行」をクリックします。
「ハードディスクデータ消去」ウィンドウが表示されます。
6.注意事項をよく読み、「同意します」にチェックを付け、「次へ」をクリックします。
「データを消去するハードディスクを選択してください。」と表示されます。
7.データを消去するハードディスクにチェックを付け、「次へ」をクリックします。
「ハードディスクを消去する方式を選択してください。」と表示されます。
8.「固定データ書き込み」が選択されているのを確認し、「次へ」をクリックします。
「以下の説明をお読みになり、エラー発生時の処理を選択してください。」と表示されます。
9.エラー発生時の処理方法を選択し、「次へ」をクリックします。
「以下の条件で、データの消去を開始します。よろしければ[開始]ボタンをクリックしてください。」と表示されます。
10.「開始」をクリックします。
「ハードディスクデータ消去を実行します。よろしいですか?」と表示されます。
11.「OK」をクリックします。
しばらくすると、「電源ボタンを4秒以上押して、電源を切ってください。」と表示されます。
12.「リカバリディスク」または「リカバリディスク1」を取り出します。
13.電源ボタンを4秒以上押して電源を切ります。
以上でハードディスクデータ消去は終了です。
電源が切れた後、30秒以上待ってから電源を入れてください。
この後、『取扱説明書』に従って、Windows XPのリカバリを実行してください。
ただし、リカバリ操作中に表示されるリカバリ方法を選択する画面では、「領域をご購入時の設定に戻した後、Cドライブをご購入時の状態に戻す」または「領域を任意に設定した後、Cドライブをご購入時の状態に戻す」を選択してください。
「Cドライブのみご購入時の状態に戻す(推奨)」を選択すると、正しくリカバリができません。

17

[現象・質問]

「コントロールパネル」の「ユーザーアカウント」をクリックすると、スクリプトエラーが表示されます。

[対処・回答]

「このページのスクリプトでエラーが発生しました。」と表示された場合、「はい」または「いいえ」をクリックしてエラーメッセージを閉じてください。エラーメッセージを閉じた後、「ユーザーアカウント」は正常動作しますので、そのままお使いください。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:884938(http://support.microsoft.com/kb/884938/ja)をご覧ください。

18

[現象・質問]

USBマウス(光学式)を使うと、マウスカーソルの動きが不自然になることがあります。

[対処・回答]

USBマウス(光学式)は、次のようなものの表面では正しく動作しないことがあります。
・鏡やガラスなど反射しやすいもの
・光沢のあるもの
・濃淡のはっきりした縞模様や柄のもの(木目調など)
・網点の印刷物など、同じパターンが連続しているもの
マウスパッドをお使いになる場合は、明るい色の無地のマウスパッドをお勧めします。

19

[現象・質問]

パソコンの操作を終わらせた直後に、ハードディスクからカリカリという音がすることがあります。

[対処・回答]

ハードディスクの機構上生じる音であり、問題ありません。そのままお使いください。
音がするタイミングはまちまちですが、操作を終わらせてから数秒後に発生することが多いです。なお、同様の音はパソコンを操作しているときや操作を始めた直後、またパソコンを操作していなくても、OSや常駐もしくは起動しているソフトウェアなどがハードディスクにアクセスするタイミングでも発生することがあります。

20

[現象・質問]

電源オプションで設定した省電力設定が、ログオン時のユーザーごとに異なります。

[対処・回答]

省電力の設定が必要な場合は、ユーザーごとに「コントロールパネル」-「電源オプションのプロパティ」で設定をしてください。

21

[現象・質問]

CD-ROMやDVD-ROMなどのディスクの読み込みが遅くなったり、再生時に音や映像が途切れるようになったりします。

[対処・回答]

傷のあるディスクや汚れたディスクなどを再生すると、Windows(OS)の仕様によってドライブの転送モードが自動的にPIOモードに変更される場合があります。この場合、ドライブの転送速度が遅くなります。問題の発生したディスクを取り除き、次の設定をしてください。
1.「スタート」ボタン→「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.「ハードウェア」タブの「デバイスマネージャ」をクリックします。
3.「IDE ATA/ATAPIコントローラ」をダブルクリックします。
4.「セカンダリ IDE チャネル」をダブルクリックします。
5.「詳細設定」タブの「デバイス0」の「転送モード」をDMA (利用可能な場合)に変更します。
6.「OK」をクリックします。

22

[現象・質問]

USBマウスを使うときに、内蔵ポインティングデバイスを無効にする方法についての説明です。

[対処・回答]

1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「プリンタとその他のハードウェア」をクリックします。
3.「マウス」のプロパティを開きます。
4.「USBマウス接続時の操作」タブをクリックします。
5.「USBマウスとタッチパッド」の「自動的にタッチパッドを無効にします」または「常時タッチパッドを使用しない」にチェックを付け、「OK」をクリックします。

23

[現象・質問]

BIOSの「ハードウェア省電力」の設定を「使用する」にした状態でバッテリで運用すると、キーボード面の【Esc】キーのあたり(CPUの電源あたり)から「ピー」という発信音がします。
次の設定をしていると、現象が頻繁に発生します。
・Windows Vistaの場合
「電源プランの選択」の設定を「バランス」や「高パフォーマンス」にする。
・Windows XPの場合
「電源オプションのプロパティ」の「電源設定」の設定を「常にオン」にする。

[対処・回答]

発信音が気になる場合は、次の手順で設定を変更してください。
■BIOSの設定を変更する場合
1.パソコンの電源を入れ、「FUJITSU」 のロゴが表示されている間に【F2】キーを押します。
2.「詳細」メニュー→「各種設定」→「ハードウェアの省電力機能」の順に選択します。
3.「使用しない」に設定します。
■「電源オプション」の設定を変更する場合
・Windows Vistaの場合
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「モバイルコンピュータ」の「バッテリ設定の変更」の順にクリックします。
2.「電源プランの選択」の設定を「省電力」に設定します。
「電源プランの選択」の設定を「省電力」以外に設定した場合、バッテリの稼働時間が短くなります。
・Windows XPの場合
1.「コントロールパネル」ウィンドウで、「パフォーマンスとメンテナンス」→「電源オプション」の順にクリックします。
2.「電源設定のプロパティ」のウィンドウの「電源設定」タブの「電源設定」の設定を「常にオン」以外の設定にしてください。
「電源オプション」の設定を「バッテリの最大利用」以外に設定した場合、バッテリの稼働時間が短くなります。

24

[現象・質問]

液晶ディスプレイ画面の一部に、点灯しないドットや常時点灯するドットが存在することがあります。

[対処・回答]

故障ではありませんので、返品、交換はお受けいたしかねます。あらかじめご了承ください。

25

[現象・質問]

電源オプションのプロパティで、システムスタンバイと休止状態への移行時間を両方設定した場合、バッテリ運用時は、スタンバイ状態から、設定した時間が経過しても、自動的に休止状態に移行しません。

[対処・回答]

制限事項になります。

26

[現象・質問]

Windows XP Professionalへアップグレード(ステップアップグレード)する場合は、Service Pack2を適用済みのWindows XP Professionalをお使いください。また事前に一部のドライバをアンインストールする必要があります。

[対処・回答]

アップグレードは、次の手順に従ってください。アップグレード手順に従わなかった場合は、「上記の作業をせずにWindows XP Professionalへアップグレードした場合」をご覧ください。
・アップグレード手順
1.「プログラムの追加と削除」から「DVD-RAMドライバ」を削除します。
2.Windows XP Professionalのアップグレードを実行します。
3.アップグレード完了後に、「アプリケーションディスク1」内の/DVDMulti/Setup.exeを実行し、「DVD-RAMドライバ」をインストールします。
なお、上記の作業をせずにWindows XP Professionalへアップグレードした場合、次の操作をしてください。
・DVD-RAMドライバを削除せずにアップグレードをした場合
1.「プログラムの追加と削除」から「DVD-RAMドライバ」を削除します。
2.「アプリケーションディスク1」の/DVDMulti/Setup.exeを実行し、「DVD-RAMドライバ」をインストールします。

27

[現象・質問]

パソコンの電源を切った後も残像が表示されることがあります。

[対処・回答]

液晶ディスプレイの仕様です。故障ではありません。残像はしばらくたつと消えます。動作上問題ありませんので、そのままお使いください。

28

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、ワイヤレスLAN使用時にPEAP(EAP-MSCHAP V2)およびEAP-TLSで、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗する場合があります。

[対処・回答]

Atherosクライアントユーティリティではシステムログオン時にユーザー情報へ切り替えを行い、ネットワークの再接続が行われる仕様のためです。Windows XPの場合には、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)に切り替えることによって対応可能ですが、ネットワーク環境によっては正常にログオンスクリプトが動作しないことがあります。

29

[現象・質問]

「Synaptics Pointing Device Driver」を使用した環境では、PS/2接続マウスのホイール機能が動作しません。

[対処・回答]

ホイール機能をご使用したい場合、「Synaptics Pointing Device Driver」をアンインストールするか、ホイール機能を持つUSB接続のマウスをお使いください。

30

[現象・質問]

「Synaptics Pointing Device Driver」では、Version10.0.2.0以降、2本指ジェスチャー機能をサポートしていません。

[対処・回答]

「Synaptics Pointing Device Driver」のVersion10.0.2.0以降の仕様です。

31

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】Active Directory管理で作成する環境設定情報で、存在しない認証デバイスを認証パターンに含めたり、存在しない認証デバイスや連携ソフトに対しての機能を指定したりすると、Windowsが正しく起動しなくなったり、SMARTACCESSが正しく動作がしなくなったりすることがあります。

[対処・回答]

Active Directory管理から環境設定情報の配布を行う場合は、クライアントPCに存在しない認証デバイスや連携アプリケーションの機能を指定しないでください。
各認証デバイスで有効な機能については『リファレンスガイド  機能編』の「付録-認証デバイスと機能対応表」をご覧ください。

32

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】認証デバイスとして指紋や静脈を使用し、外部のバイオ認証装置を使用している場合に、モバイル運用モードで運用中にWindowsをログオフまたはシャットダウンすると、htc.exeの終了に関するメッセージが表示されることがあります。

[対処・回答]

Windowsのログオフまたはシャットダウン時にhtc.exeの終了に関するメッセージが表示されたら、「OK」または「すぐに終了」を選択してください。

33

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESSの画面が最前面に表示されないことがあります。

[対処・回答]

マウスクリックをしたり、【Alt】+【Tab】キーを押したりして、入力画面を最前面に表示してください。

34

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のアプリケーションログオン設定でパスワード入力画面の登録をした後、登録したアプリケーションを起動しても、正常にID、パスワードの入力もしくは「OK」ボタンの押下などが正常に行われず、処理が進まなくてログオンできないことがあります。また、「パスワード入力画面登録ツール」の「入力エミュレートの確認」画面からの入力エミュレートと、実際のアプリケーションログオンとで動作が異なる場合があります。

[対処・回答]

パスワード入力画面を登録した後に、アプリケーションログオン機能が使用できるかどうかを、必ず事前に実際のアプリケーションログオン機能で試用して、確認してください。
アプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行うとき、IDやパスワード入力欄もしくは「OK」ボタンの指定を間違って登録した可能性があります。この場合は、登録した情報をいったん削除して、もう一度正しく設定してください。
アプリケーションによっては、ユーザーIDなどを入力するまではパスワード入力欄が入力できないように設計されているものがあります。このようなアプリケーションで自動入力を設定した場合、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のパスワード自動入力が使用できない場合があります。この場合は、パスワード入力欄や「OK」にはアプリケーションログオン機能を使わず、手動で入力してください。

35

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」にて、パスワード入力画面がWebページや、Webページ上に表示されているJavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面のとき、アプリケーションログオンが正常に動作せずログオンに失敗することがあります。

[対処・回答]

・「Internet Explorer」から反応があるまで待つか、画面保護をしない設定にしてください。
・参照先のURLをインターネットオプションで「信頼済みサイト」として登録しておく必要があります。
・パスワード入力画面を表示すると「Internet Explorer」がセキュリティ警告を表示する場合には、あらかじめ次の手順で、セキュリティ警告が表示されないように設定してください。また、セキュリティに問題があるようなサイトにログオンしないでください。そのサイトが信頼できると確認できた場合に限ります。
1.「コントロールパネル」やスタートメニューから「インターネットのプロパティ」を表示します。
2.「セキュリティ」タブをクリックします。
3.「信頼済みサイト」をクリックします。
4.「サイト」をクリックし、「信頼済みサイト」を表示します。
5.「次のWebサイトをゾーンに追加する」にパスワード入力画面のURLを入力し、「追加」をクリックします。URLが「http://」で始まる場合には「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを一時的に外してからURLを入力します。
6.「OK」をクリックし、「信頼済みサイト」を閉じます。
7.「OK」をクリックし、「インターネットのプロパティ」を閉じます。
セキュリティポリシーにより上記の設定が行えない場合は、環境設定で「ログオン認証」の「操作保護:しない」および「シングルサインオン:しない」と設定するか、対象となるパスワード入力画面のアプリケーションログオン情報を削除するなどしてください。

36

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ログオン情報の自動登録:する」に設定した場合、Windowsログオンするときにログオン情報の登録画面が表示されますが、そのときの条件により予期せぬ動作が発生することがあります。

[対処・回答]

認証デバイスへのログオン情報登録時に表示されるデバイス認証ウィンドウは、Windowsログオン時に表示されるWindowsログオン認証ウィンドウと酷似しているため、Windowsへのログオン自体の可否と誤解される可能性があります。
ログオン時にログオン情報を自動登録する場合は、処理をキャンセルしないでください。次回ログオン時も再入力することになり、セキュリティ上好ましくありません。
また、パスワード変更時に認証デバイスへのログオン情報の登録をキャンセルすると認証デバイスに記録されたパスワードが更新されず、「SMARTACCESSでのWindowsへのログオンができなくなる」「パスワード変更ができなくなる」などのトラブルの原因となりますのでご注意ください。

37

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic】アプリケーションログオンによるログオン中にログオン対象の画面を閉じると、他のウィンドウの文字列が変更されたりメニューが操作されたりすることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンによるログオン中に対象となる画面を閉じると、誤動作の原因となります。アプリケーションログオンによるログオンが終わるまでお待ちください。
または、導入前に十分な検証をしてください。

38

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic】登録していない画面でもアプリケーションログオンが行われることがあります。

[対処・回答]

JavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面へのアプリケーションログオンでは、「file://」で始まるアドレスの画面が使用できません。あらかじめご了承ください。

39

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic】「Internet Explorer」上に表示されているJavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面へのアプリケーションログオンで、セキュリティ警告の表示などにより、正しい入力欄へフォーカスが合っていない場合に、設定によってはログオンに失敗することがあります。

[対処・回答]

パスワード入力画面を表示すると「Internet Explorer」がセキュリティ警告を表示する場合には、あらかじめ次の手順で、セキュリティ警告が表示されないように設定してください。また、セキュリティに問題があるようなサイトにログオンしないでください。そのサイトが信頼できると確認できた場合に限ります。
1.「コントロールパネル」やスタートメニューから「インターネットのプロパティ」を表示します。
2.「セキュリティ」タブをクリックします。
3.「信頼済みサイト」をクリックします。
4.「サイト」をクリックし、「信頼済みサイト」を表示します。
5.「次のWebサイトをゾーンに追加する」にパスワード入力画面のURLを入力し、「追加」をクリックします。URLが「http://」で始まる場合には「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを一時的に外してからURLを入力します。
6.「OK」をクリックし、「信頼済みサイト」を閉じます。
7.「OK」をクリックし、「インターネットのプロパティ」を閉じます。
セキュリティポリシーにより上記の設定が行えない場合は、環境設定で「ログオン認証」の「操作保護:しない」および「シングルサインオン:しない」と設定するか、対象となるパスワード入力画面のアプリケーションログオン情報を削除するなどしてください。

40

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic】アプリケーションログオンを使用する場合、エラーメッセージボックスがアクティブになっていないことがあります。

[対処・回答]

マウスクリックや【Alt】+【Tab】キーを押して、入力を求める画面を手前に表示して、エラーメッセージを確認してください。

41

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンでログオン対象の画面を表示しているときにカードを抜き取ると、キーボード/マウス操作のみ禁止したまま認証画面が表示されることがあります。

[対処・回答]

カードをセットすることでカード抜き取り時の動作であるキーボード/マウス操作のみ禁止されていた状態から解除され、アプリケーションログオンが正常に行われます。

42

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのパスワード変更に失敗したとき、ログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

Windowsのパスワード変更に失敗した場合、パスワード変更の処理が完了しデスクトップに戻るまで、カードを抜き取らないでください。
抜き差しをしてカード内の情報の書き込みに失敗した場合は、パスワードの不整合が起きている可能性があります。ユーザー情報設定を起動して、カード内のWindows情報のパスワードを変更前のパスワードに設定し直してください。
万が一、パスワードがわからない場合は管理者に連絡してください。

43

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー名が21文字以上の場合、ログオンやロック解除、パスワード変更に失敗することがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSは、ユーザー名が21文字を超えると正しく動作しません。ただし次のように操作すると、ログオンやロック解除が行えるようになります。
・Windows Vistaの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するとき、登録するドメイン名の形式をWindows Server 2003のものにしてください。また、ログオン、ロック解除、パスワード変更を行うときは、ドメインサーバーに接続した環境で行うようにしてください。
・Windows XPの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するとき、ドメイン名の欄にログオン先のドメインを登録せず、ユーザー名を「<ユーザー名>@<ドメイン名>」という書式(ユーザープリンシパル名)で登録してください。登録するドメイン名の形式は、Windows Server 2003のものにしてください。

44

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中にユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動すると、ツールがマウスやキーボード入力を受け付けることができず、応答なし状態になることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンをしている間は、ユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動しないようにしてください。
もし、ツールを起動し応答なし状態になってしまった場合は、先にアプリケーションログオンの認証を行い、ログオンを完了させるか、表示中の認証画面を閉じてください。

45

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スタンバイや休止状態からの復帰後に利用ログをサーバーに転送できないことがあります。

[対処・回答]

本現象は、利用ログ転送先のサーバーへの接続に失敗したときに発生します。
サーバーに接続するためのログオンIDとパスワードが正しいものであっても、ネットワークの状態によっては接続に失敗することがあります。スタンバイやスリープ、休止状態からの復帰時には、ネットワーク接続に時間がかかるため、本現象が発生しやすくなります。この場合には、一度ログオフしてから、再度ログオンしてください。

46

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ICカード(FeliCa方式)を使用している環境で、セキュリティ画面からデスクトップに戻った後に、カードをタッチしてもコンピュータのロックが行われないことがあります。

[対処・回答]

カードタッチ中に、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行すると、本現象が発生することがあります。カードタッチ中は、他の操作を行わないでください。

47

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの復元に失敗することがあります。

[対処・回答]

自動バックアップファイル(デフォルトでは「SPSystemBackup.xml」)と復元用トークンファイル(デフォルトでは「SPEmRecToken.xml」)の格納場所を移動する場合は、自動バックアップファイルと復元用トークンファイルと同じ場所にある「SPSystemBackup」フォルダも移動してください。また「SPSystemBackup」フォルダは、自動バックアップファイルと同じ場所に設置してください。

48

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】デスクトップ上で認証画面表示中に【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行後、ロックやパスワード変更をクリックすると処理が停止することがあります。

[対処・回答]

デスクトップ上でSMARTACCESSの認証画面を表示中に【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行しないようにしてください。セキュリティ画面に移行する場合には、先に認証画面を閉じてから【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押すか、スタートメニューからロックを選択するなど、セキュリティ画面を経由せずに行うようにしてください。
認証画面表示中にセキュリティ画面に移行してしまった場合には、「キャンセル」をクリックしてデスクトップに戻るようにしてください。

49

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードを使用してSMARTACCESSアカウントを登録する場合に、「原因不明のエラー」が発生したり、正しく登録できなかったりすることがあります。

[対処・回答]

原則として、各SMARTACCESSアカウントのパスワードは、セキュリティのため異なるパスワードを設定してください。
管理者ウィザードをお使いになる時には、一時的に「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を「しない」に設定するか、「ログオンの認証回避」をしてWindowsへログオンしてください。

50

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsログオン時やロック解除時に、認証パターンの切り換えや、キー操作による強制ログオフを行えません。

[対処・回答]

本現象は、「ログオンの認証回避」を「しない」に設定しているときに発生します。「ログオンの認証回避」を「する」に設定すると、「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」を行うことができます。
・Windows Vistaをお使いの場合、次の手順で任意のユーザーを強制ログオフさせることができます。
1.コンピュータがロックされている場合は、「ユーザーの切り替え」をクリックします。「ユーザーの切り替え」はSMARTACCESSの認証ダイアログに隠れていることがあります。
2.強制ログオフさせたいユーザーとは別の管理者ユーザーでWindowsにログオンします。
3.タスクマネージャの「プロセス」タブをクリックし、「すべてのユーザーのプロセスを表示」をクリックします。ここでユーザーアカウント制御のメッセージが表示された場合には「続行」をクリックします。
4.タスクマネージャの「ユーザー」タブをクリックし、強制ログオフ対象を行うユーザーを選択してから「ログオフ」をクリックします。
・Windows XPをお使いの場合、「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合も、「コントロールパネル(クラシック表示)」-「管理ツール」-「ローカルセキュリティポリシー」-「ローカルポリシー」-「セキュリティオプション」-「対話型ログオン:Ctrl+Alt+Delを必要としない」を無効に設定すると、「Windowsへようこそ」または「コンピュータのロック」の画面では「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」を行うことができます。

51

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic】制限ユーザーでWindowsへログオンしている間、指紋認証が正常に行えません。

[対処・回答]

この現象はWindowsに制限ユーザーでログオンしている間に指紋認証を行うと発生します。
ユーザー情報設定の起動時やアプリケーションログオンの指紋認証で、指紋の照合を行うと正しい指紋であっても照合できません。登録されている指紋と一致しません。原因として次のことが考えられます。
・指が違っています。
・指紋が登録されていないユーザーです。
・ユーティリティのキャリブレーションが実行されていないか、指対応モードの設定と指が合っていません。」というエラーメッセージが表示され、照合に失敗します。
この現象が発生する場合は、指紋認証画面表示中に【F10】キーを押下してバイオパスワード認証画面に切り換え、バイオパスワードで認証してください。
もし【F10】キーを押下してもバイオパスワード認証画面に切り換わらない場合は、高セキュリティモードで運用していますので、高セキュリティモードを解除してください。
高セキュリティモードを解除するには、環境設定を起動して「ポリシー」-「指紋」-「認証モード」の「設定」ボタンをクリックし、「高セキュリティモードで運用」を「しない」に設定を変更してください。
なお、Windowsログオン時の指紋認証によるログオン時は管理者権限で動作しているため、どのユーザーでも指紋認証は正常に動作します。

52

[現象・質問]

セキュリティチップの暗号化機能を使用するとき、ご自分で作成したファイルやフォルダのみを暗号化するように注意してください。特定のフォルダやファイルを暗号化すると、Windows起動時に不具合が発生することがあります。

[対処・回答]

Windows起動に必要なファイルや、セキュリティチップの動作に必要なファイルをセキュリティチップで暗号化してしまうと、Windowsが起動できなくなるなど、不具合が生じる場合があります。暗号化機能を使用するときは、自分が作成したフォルダやファイルに使用するようにしてください。

53

[現象・質問]

セキュリティチップの出荷時の設定は、「使用しない」もしくは「無効および使用不可」になっています。

[対処・回答]

セキュリティチップをお使いになるときは、BIOSセットアップの設定を「使用する」(Enabled)もしくは「有効および使用可」(Enabled and Activated)に変更してください。詳しくは、本体のマニュアルをご覧ください。

54

[現象・質問]

セキュリティチップを使用する場合は、セキュリティチップのバックアップを行うようにしてください。

[対処・回答]

修理・保守をすると、セキュリティチップで保護された暗号化ファイルが読めなくなるなどの場合があります。この場合に備え、あらかじめセキュリティチップのバックアップを行うようにしてください。また、セキュリティチップに鍵を追加するなどを行うとバックアップが再度必要になります。このため、バックアップは定期的に行うようにしてください。

55

[現象・質問]

セキュリティチップで「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を使用する設定にして、「機器監査」を使用している場合、修理をしたりハードウェアを変更したりすると、Windowsにログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

機器監査については、強固なセキュリティが実現できる反面、故障状況によっては復旧がすべて行えないケースがあります。ご了承のうえ、使用してください。

56

[現象・質問]

セキュリティチップで「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」の設定をしている場合、修理・保守をご利用になる前にこの設定を解除してください。

[対処・回答]

修理・保守を行う場合、通常ハードウェアの変更を伴うため、セキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定していると、Windowsにログオンできなくなることがあります。修理・保守前にかならず解除してください。

57

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、アドホック接続で12ch以上のチャンネルを、指定できません。また、5GHz帯のアドホックで、チャンネルを指定できません。

[対処・回答]

2.4GHz帯でアドホック接続を行う場合、指定できるチャンネルは1~11chまでです。12ch以上のチャンネルで接続する場合、事前に通信相手が12ch以上のチャンネルで起動しておく必要があります。5GHz帯でアドホック接続を行う場合、チャンネルを指定する必要はありません。

58

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)で、コンピュータ起動時「ネットワークドライブにアクセスできませんでした」というメッセージが、通知領域に表示されることがあります。

[対処・回答]

コンピュータ起動時にネットワークドライブの再接続に失敗することがありますが、再接続に失敗したネットワークドライブをクリックすると接続できます。

59

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)で、1つのプロファイルに複数のネットワーク名(SSID)を設定しても接続の切り替えができません。

[対処・回答]

ネットワーク名(SSID)を設定するときは、SSID1にのみ設定してください。SSID2/SSID3は使用できません。設定を行わないでください。
複数のネットワークでお使いになる場合には、それぞれのネットワークにあわせたプロファイルを作成し、プロファイルを切り替えてお使いください。

60

[現象・質問]

デジタル再生時、CDの音声が録音できません。

[対処・回答]

デジタル再生時、サウンドレコーダーなどでCDの音声を録音することはできません。CDの再生に「Windows Media Player」を使用している場合は、「Windows Media Player」の録音機能をお使いください。それ以外の場合は、次の方法でアナログ再生に変更してください。
1.デスクトップもしくは「スタート」メニューの「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリックします。
3.「DVD/CD-ROMドライブ」の左にある「+」をクリックして「-」にし、その下に表示されるドライブ名をダブルクリックします。
4.「プロパティ」タブをクリックします。
5.「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」のチェックを外します。
6.「OK」をクリックします。
7.「デバイスマネージャ」ウィンドウの右上にある「×」をクリックします。
8.「システムのプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。

61

[現象・質問]

スタンバイ中にヘッドフォンを接続しレジュームした場合、レジューム直後に内蔵スピーカーがミュートされないことがあります。

[対処・回答]

ドライバの制限です。
なお、音声を再生中または録音中にスタンバイまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがありますので、スタンバイまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

62

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどを再生するとき、音飛びが発生することがあります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
オーディオCDの場合は、次の方法にて再生方法をアナログに変更することでも音飛びを回避できます。
1.デスクトップもしくはスタートメニューの「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリックします。
3.「DVD/CD-ROMドライブ」の左にある「+」をクリックして「-」にし、その下に表示されるドライブ名をダブルクリックします。
4.「プロパティ」タブをクリックします。
5.「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」をクリックし、チェックを外します。
6.「OK」をクリックします。
7.「デバイスマネージャ」ウィンドウの右上にある[×]をクリックします。
8.「システムのプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。
なお、ACアダプタを接続するか、次の方法にて「電源設定」を「常にオン」にすると改善される場合があります。「常にオン」のままご使用になると、バッテリ稼働時間が短くなることがあります。ご注意ください。
1.デスクトップの何もないところで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.「スクリーンセーバー」タブをクリックし、「電源」をクリックします。
3.「電源設定」を「常にオン」に設定します。
4.「OK」をクリックします。
5.「画面のプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。

63

[現象・質問]

「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティ内の文字が正しく表示されず、【Ctrl】+【Alt】+矢印キーと【Fn】+【F10】キーのホットキーが使用できません。

[対処・回答]

問題が発生した場合は、次の手順によりディスプレイデバイスの再設定をしてください。
1.デスクトップで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されます。
2.「設定」タブをクリックし、「詳細設定」をクリックします。
3.「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」タブをクリックします。
「グラフィック プロパティ」をクリックします。
「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」ウィンドウが表示されます。
4.左の一覧から「ディスプレイ デバイス」をクリックします。
5.「シングルディスプレイ」の一覧から「ノートブック」を選びます(ノートブックの○をクリックして●にします)。
6.「適用」をクリックします。
7.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。

64

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードや、「環境設定」-「ユーザー情報管理」-「セキュリティチップ」で表示されるWindowsアカウントの一覧にはパスワードの期限が切れたユーザーは表示されませんが、Windows Vista Business、Windows XP ProまたはWindows Tablet PC Edition 2005において、パスワードの有効期限が切れたユーザーのパスワードを変更しても、一覧に表示されないことがあります。

[対処・回答]

Windowsを再起動するまで一覧には反映されません。パスワードの変更後にWindowsを再起動してください。

65

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)で、「ワイヤレスネットワークの選択」画面(利用できるワイヤレスネットワーク)に、「このワイヤレス接続を構成できません」と表示されます(Windows XPの機能を使用して、ワイヤレスネットワークの設定が行えません)。

[対処・回答]

本装置では、ワイヤレスネットワークの設定・通信を、Atherosクライアントユーティリティで行うことを推奨しており、初期設定では、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)を無効にしています。
Atherosクライアントユーティリティにおいて、不都合がない場合には、Atherosクライアントユーティリティをお使いになることを推奨します。
ワイヤレスネットワークの設定・通信を、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)に切り替える手順については、ドライバに添付されているinstall.txtをご覧ください。

66

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用、または Wireless Zero Configuration使用)において、Super AまたはSuper Gが有効なアクセスポイントと接続したとき、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」画面の速度が108Mbpsと表示されます。

[対処・回答]

Super AGまたはSuper Gが有効な無線LAN のアクセスポイントと接続したとき、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」画面の速度が108Mbpsと表示されることがあります。
これは、良好な通信を行うための仕様によるものです。108Mbpsは表示上の通信速度であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。

67

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、複数ユーザーで使用している場合、EAP-TLSで接続できません。

[対処・回答]

EAP-TLSでは、本装置を複数のユーザーでお使いの場合、各ユーザーでプロファイルを作成して、ログオン後に切り替える必要があります。
なお、コンピュータ起動時にアクティブになるプロファイルは、シャットダウンおよび再起動前にアクティブだったプロファイルです。

68

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、Atherosクライアントユーティリティで、EAP-TLSの設定を行うとき、「信頼されたルート証明機関」に何も表示されません。

[対処・回答]

ローカルコンピュータに対して管理者権限のないユーザーで、EAP-TLSの設定を行った場合に発生します。
「ドメインログオンにマシン情報を使用する」にチェックをつけ、「ユーザがログオンしていない状態でコンピュータ証明書により無線ネットワークに接続する」といった運用をするためには、そのプロファイルを使用するユーザーに、ローカルコンピュータに対する管理者権限が必要になります。

69

[現象・質問]

J52(34ch、38ch、42ch、46ch)、W53(52ch、56ch、60ch、64ch)でアドホック通信ができません。

[対処・回答]

アドホック通信は、W52のチャンネルのみ使用できます。アドホック通信を行う場合は、通信を行う機器がW52で通信できることを確認してください。

70

[現象・質問]

管理者権限でデバイスマネージャを操作すると、「Portshutter」の設定が変更されてしまうことがあります。

[対処・回答]

制限ユーザーで使用することをお勧めします。

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