FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-R8280 Windows Vista Business

1

[現象・質問]

USBマウス(光学式)を使用中、マウスカーソルがスムーズに動かない場合があります。

[対処・回答]

光学式のUSBマウスは、次のようなものの表面では正しく動作しない場合があります。
・鏡やガラスなど反射しやすいもの
・光沢があるもの
・濃淡のはっきりした縞模様や柄のもの(木目調など)
・網点の印刷物など、同じパターンが連続しているもの
マウスパッドをお使いになる場合は、明るい色の無地のマウスパッドをお使いになることをお勧めします。

2

[現象・質問]

パソコンの操作を終わらせた直後に、ハードディスクからカリカリという音がすることがあります。

[対処・回答]

ハードディスクの機構上、生じる音であり問題ありません。そのままお使いください。
音がするタイミングはまちまちですが、操作を終わらせてから数秒後に発生することが多いです。なお、同様の音はパソコンを操作しているときや操作を始めた直後、また、パソコンを操作していなくても、OSや常駐または起動しているアプリケーションなどがハードディスクにアクセスするタイミングで発生することもあります。

3

[現象・質問]

電源オプションで設定した省電力設定が、ログイン時のユーザーごとに異なります。

[対処・回答]

省電力の設定が必要な場合は、ユーザーごとに「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「バッテリー設定の変更」の順にクリックし、設定を行ってください。

4

[現象・質問]

CD-ROMやDVD-ROMなどディスクの読み込みが遅くなったり、再生時に音や映像が途切れたりします。

[対処・回答]

傷のあるディスクや汚れたディスクなどを再生すると、Windowsの仕様によってドライブの転送モードが自動的にPIOモードに変更される場合があります。この場合、ドライブの転送速度が遅くなります。問題の発生したディスクを取り出し、次の設定をしてください。
1. 「スタート」メニューの「コンピュータ」または「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2. 画面の左に表示される「デバイスマネージャ」をクリックします。
3. 「ユーザーアカウント制御」ウィンドウで、「続行」をクリックします。
4. 「IDE  ATA/ATAPI コントローラー」をダブルクリックします。
5. 2つ表示されるうち、下の「ATA  Channel 0」をダブルクリックします。
6. 「詳細設定」タブをクリックし、「デバイスのプロパティ」の「DMAを有効にする」の左のチェックボックスにチェックを付けます。
7. 「OK」をクリックします。

5

[現象・質問]

USBマウスを使うときに、内蔵ポインティングデバイスを無効にする方法の説明です。

[対処・回答]

内蔵ポインティングデバイスを無効にするには、次のように操作してください。
・Windows Vistaの場合
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「ハードウェアとサウンド」の「マウス」をクリックします。
3.「デバイス設定」タブをクリックします。
4.「USBマウス接続時に内蔵ポインティングデバイスを無効にする」のチェックを付け、「OK」をクリックします。
・Windows XPの場合
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「プリンタとその他のハードウェア」の「マウス」をクリックします。
3.「デバイス設定」タブをクリックします。
4.「USBマウス接続時に内蔵ポインティングデバイスを無効にする」のチェックを付け、「OK」をクリックします。

6

[現象・質問]

液晶ディスプレイの画面の一部に、点灯しないドットや常時点灯するドットが存在する場合があります。

[対処・回答]

液晶ディスプレイは非常に精度の高い技術で作られておりますが、画面の一部に点灯しないドットや、常時点灯するドットが存在する場合があります。これらは故障ではありません。交換・返品はお受けいたしかねますのであらかじめご了承ください。

7

[現象・質問]

SDメモリーカード、SDHCカード、microSDカード、miniSDカードをお使いになるときの注意事項です。

[対処・回答]

このパソコンのSDメモリーカードスロットは、デジタルカメラなどに使われているメモリーカードを使用するためのスロットで、SDメモリーカードおよび、SDHCカード、microSDカード、miniSDカードを使用することができます。なお、microSDカード、miniSDカードをご使用の際は必ず専用のアダプタにセットしてからSDメモリーカードスロットに挿入してください。アダプタにセットせずにSDメモリーカードスロットに直接挿入すると、取り出せなくなる場合があります。

8

[現象・質問]

バッテリの運用時に、「電源オプションのプロパティ」でスリープ(またはスタンバイ)と休止状態への移行時間を両方設定した場合、設定した時間が経過しても、自動的にスリープ(またはスタンバイ)から休止状態に移行しません。

[対処・回答]

本現象は製品の仕様です。ご了承ください。
スリープ(またはスタンバイ)と休止状態への移行時間を両方設定する場合は、ACアダプタをパソコン本体に接続してください。

9

[現象・質問]

パソコンの電源を切った後も残像が表示されることがあります。

[対処・回答]

液晶ディスプレイの仕様です。故障ではありません。残像はしばらく経つと消えます。
動作上問題ありませんので、そのままお使いください。

10

[現象・質問]

SDメモリーカードスロットにメモリーカードを挿入しても「システムの高速化 - Windows ReadyBoost使用」のメニューが表示されません。

[対処・回答]

本パソコンのSDメモリーカードスロットはWindows ReadyBoostをサポートしておりません。

11

[現象・質問]

「パフォーマンス オプション」の「詳細設定」タブにある「プロセッサのスケジュール」または「メモリ使用量の設定」を変更すると、システムの動作が不安定になる場合があります(フリーズしたり、パソコンの動作がおかしくなったりします)。

[対処・回答]

「パフォーマンス オプション」の「詳細設定」タブにある「プロセッサのスケジュール」または「メモリ使用量の設定」の機能はご使用になれません。設定を変更すると、システムが正しく動作しなくなる恐れがありますので、変更しないでください。これは、WindowsとIntel製グラフィック統合チップセットの仕様(制限)です。

12

[現象・質問]

液晶ディスプレイを開いたり閉じたりしたとき、デバイスの切断音や接続音が発生する場合があります。

[対処・回答]

ディスプレイドライバの仕様です。
外部ディスプレイを接続して液晶ディスプレイを閉じると、パソコン内蔵の液晶ディスプレイは使用できないためデバイスを切り離す処理が行われます。また、液晶ディスプレイを開くと再接続する処理が行われます。そのため、液晶ディスプレイを開閉するとデバイスの切断音や接続音が発生します。
スピーカーの設定でミュートにすると、音は聞こえなくなります。

13

[現象・質問]

ディスプレイドライバをインストールした後、初めての再起動中にコマンドプロプトが数分間、表示されます。

[対処・回答]

ディスプレイドライバをインストールした後、初めての再起動中にコマンドプロプトが数分間、表示されます。動作上問題ありませんので、しばらくお待ちください。

14

[現象・質問]

発色数を256色(8ビット)に設定すると、システムの動作が不安定になる場合があります。

[対処・回答]

ディスプレイドライバの仕様により、Windows Vistaでは256色(8ビット)の設定をサポートしていません。発色数は、中(16ビット)または最高(32ビット)の設定にてご使用ください。

15

[現象・質問]

「LIDクローズの操作」の設定を休止状態にしても、LIDクローズの動作で休止状態にならない(液晶ディスプレイを閉じても、休止状態に移行しない)場合があります。

[対処・回答]

LIDクローズによって、休止状態に移行しない場合があります。その場合は、「スタート」メニューか電源ボタンなどから休止状態にしてください。

16

[現象・質問]

デジタルテレビ(HDMIテレビ)やデジタルディスプレイ(DVIディスプレイ)を接続しても認識しない。

[対処・回答]

お使いになっているデジタルテレビまたはデジタルディスプレイの種類によってはホットプラグが正常に動作しない場合があります。その場合は、接続した状態でパソコンを起動(再起動)してください。正常に認識される場合があります。

17

[現象・質問]

8ビット属性で録音すると、雑音が入る場合があります。

[対処・回答]

本パソコンの仕様です。8ビット属性で録音すると、量子化ノイズ(録音時に元の波形との誤差が大きくなることにより発生する雑音)が入る場合があります。ご了承ください。なお、16ビット属性で録音した場合は、雑音は入りません。

18

[現象・質問]

パソコンの電源を入れたとき、Windowsの起動/終了時、および省電力状態への移行/レジューム時に「プチッ」や「ポツ」などのノイズ音が聞こえることがあります。

[対処・回答]

通常お使いになるうえでは問題ありません。そのままお使いください。

19

[現象・質問]

CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

制限事項です。Windows Vistaでは、CDをアナログ再生することができないため、「サウンドレコーダー」などでCDの音声を録音することができません。CDの音声を録音には、「Windows Media Player」の録音機能を使用してください。

20

[現象・質問]

古い音楽CD(ディエンファシス処理が必要なCD)が正常に再生されません。

[対処・回答]

このパソコンは、ディエンファシス処理が必要なCDに対応しておりません。
再生したとき高音が強調されます。ご了承ください。

21

[現象・質問]

スリープ中にヘッドホンを接続してレジュームした場合、レジューム直後少しの間、内蔵スピーカーから音が聞こえる場合があります。

[対処・回答]

ドライバの制限です。
なお、音声を再生中または録音中にスリープまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがあります。スリープまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

22

[現象・質問]

「Windows Anytime Upgrade」でWindows Vistaをアップグレードすると、オーディオが正常に動作しなくなります。

[対処・回答]

Windows Vistaのアップグレード後は、添付のディスクよりオーディオドライバを再インストールしてください。
なお、最新のドライバは、サポートページの「ドライバダウンロード」で公開しています。

23

[現象・質問]

録音デバイスのライン入力のプロパティのレベルにあるバランスが、「L」「R」ではなく「1」「2」と表示されます。

[対処・回答]

Windows Vista Service Pack 1の仕様です。ご了承ください。
「1」が左チャンネル、「2」が右チャンネルの音量となります。

24

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどを再生しているとき、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなるとこの現象が発生します。使用していないソフトウェアを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
なお、ACアダプタを接続するか、次の方法にて「電源プラン」を「高パフォーマンス」にすると改善される場合があります。
「高パフォーマンス」のままご使用になると、バッテリの稼働時間が短くなることがあります。ご注意ください。
1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2. 「モバイルコンピュータ」の「バッテリ設定の変更」をクリックします。
3. 「高パフォーマンス」を選択し、ウィンドウを閉じます。

25

[現象・質問]

スピーカーから「ブー」という音(ハム音)が聞こえる場合があります。

[対処・回答]

制限事項です。マイクなどを接続している場合、スピーカーから「ブー」という音(ハム音)がかすかに聞こえる場合があります。ご使用にならない場合は、マイクをミュートにしてください。

26

[現象・質問]

「Realtek HD オーディオマネージャ」の設定で省電力機能を有効にした場合、音声ファイルの再生などが終わってから一定時間(出荷時設定では30秒)がたつと、マイクやライン入力の音声が直接聞こえなくなります。

[対処・回答]

故障ではありません。本製品の仕様となります。
マイクやライン入力の音声を直接聞く場合は、省電力機能を無効にしてください。

27

[現象・質問]

ネットワークに接続した状態から、ワイヤレススイッチをオフからオンに切り替えると、再接続するまでに時間がかかる場合があります。

[対処・回答]

Windows VistaのワイヤレスLANの設定サービス「WLAN AutoConfig」を使用時に発生する現象であり、OSの仕様です。
再接続されるまで、しばらくお待ちください。
接続されない場合は、次の手順で再接続を行ってください。
1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックし、コントロールパネルを開きます。
2. 「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」の順にクリックします。
3. 「ネットワークと共有センター」ウィンドウ左の「ネットワークに接続」をクリックし、「ネットワークに接続」ウィンドウを表示します。
4. 「接続するネットワークを選択します」一覧から接続したいネットワークを選択し、「接続」をクリックします。

28

[現象・質問]

Windows Vistaでは152bitのWEPキーを使用しての通信ができません。

[対処・回答]

WEPキーによる通信を行う場合は、64bitか128bitのWEPキーを使用して接続してください。

29

[現象・質問]

1ch~11chのみアドホック通信が行えます。

[対処・回答]

1ch~11chのみアドホック通信が行えます。IEEE802.11a (J52/W52/W53/W56)でのアドホック通信は行えません。

30

[現象・質問]

Windows Vista用の「Synaptics ポインティングデバイスドライバ」は、2本指ジェスチャー機能をサポートしておりません。

[対処・回答]

「Synaptics ポインティングデバイスドライバ」の仕様です。なお、Pinch(ピンチ)機能は過去にサポートしていた2本指ジェスチャー機能とは異なります。

31

[現象・質問]

指紋の登録時や指紋認証時に、指紋を入力できなくなることがあります。

[対処・回答]

指紋認証アプリケーションを使用して認証や登録などの指紋入力を行う場合は、必ず画面を確認し、指紋の入力が可能な状態になってから指紋センサーに指を置いてスライドしてください。
指紋センサーに指を触れたままの状態で指紋認証または指紋登録などの指紋の読み取り処理が開始された場合や、システムの負荷が高い状態(別のプログラムを実行しながらの指紋認証や、ユーザーの切り替え処理など)で指紋の読み取り処理が開始された場合、指紋センサーの初期化処理に時間がかかり、指紋の読み取りが可能になるまで時間がかかることがあります。指をスライドしても指紋入力画面の表示が変わらないなど、指紋の読み取りができなくなった場合には、いったん指紋センサーから指を離し、しばらく待ってからもう一度指紋の読み取り操作を行うか、または指紋の読み取り処理をキャンセルし、あらためて指紋入力画面を開いてから指紋の読み取り操作を行ってください。

32

[現象・質問]

指紋センサーで指紋認証をしようとしたときなどに、センサーに触れても反応がないようにみえます。

[対処・回答]

指紋センサーは、指が触れられていない状態が続くと節電モードに入り、次に指が置かれたことを検出するまで指紋の入力処理を停止します。この節電モードからの復帰処理にしばらく時間がかかる場合があります。
指紋の登録や認証を行うために指紋センサーに触れてもただちに反応がないときは、センサーの復帰処理がまだ完了してない状態ですので、いったん指紋センサーから指を離し、もう一度指紋センサーの操作を行ってください。

33

[現象・質問]

指紋センサーを使用していると、センサー部分が温かくなります。

[対処・回答]

指紋の登録や認証を行う際に長時間センサー部分に指を触れたまま使用し続けると、常にセンサーに通電された状態になるため、センサー周辺の温度が通常より高くなることがあります。
センサー部分が温かくなったときは、いったんセンサーから指を離してください。

34

[現象・質問]

再生するDVD-VIDEOによっては、コマ落ちする場合があります。

[対処・回答]

グラフィックス性能の制限であるため、再生するすべてのDVD-VIDEOでコマ落ちしないことは保証致しません。

35

[現象・質問]

パソコン本体の環境によっては、「WinDVD」を起動中にディスクの交換を行うと、交換したディスクを再生するまで非常に時間がかかることがあります。

[対処・回答]

ディスクの挿入時、「WinDVD」がディスクの種類・状態をチェックするため再生開始までに時間がかかります。このような場合は、一度「WinDVD」を終了後、ディスクを交換してから再生してください。

36

[現象・質問]

CRTディスプレイ、S-Videoを接続し、DVDを再生開始したとき、一瞬画面が黒くなる場合があります。

[対処・回答]

画面が黒く表示されるのはDVDの再生開始の一瞬だけであり、その後の動作には問題ありません。そのままお使いください。

37

[現象・質問]

動画ファイルを再生すると、再生開始時に音と映像が一瞬途切れる場合があります。

[対処・回答]

音と映像が途切れるのは一瞬であり、その後の再生には問題ありません。そのままご利用ください。

38

[現象・質問]

同時表示(クローンモード)のとき、コピープロテクトされたDVDを再生できません。

[対処・回答]

Windows Vista/COPPの仕様制限により、同時表示(クローンモード)のとき、コピープロテクトされたDVDを再生できません。

39

[現象・質問]

「WinDVD」をインストールしたパソコン上で、「Windows Media Player」を使いDolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDを再生させたとき、Dolby Digital(AC3)の音声が出ません。

[対処・回答]

Dolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDを再生するには、MPEG2コーデックおよびDolby Digital(AC3)コーデックが必要になります。これらのコーデックは「WinDVD」をインストールすることによりインストールされますので、「WinDVD」でのみ正常動作を保証しています。したがって、Dolby Digital(AC3)で収録された音声を含むDVDの再生には「Windows Media Player」ではなく「WinDVD」を使用してください。

40

[現象・質問]

省電力モードの切り替え時に、リフレッシュレートの設定が中止される場合があります。

[対処・回答]

パソコンにプロジェクタや外部ディスプレイを接続している場合は、省電力モードの切り替えを行うときにリフレッシュレートの変更が中止されます。
省電力モードの切り替えを行う場合は、パソコンにプロジェクタや外部ディスプレイを接続していない状態にしてから、切り替えを行ってください。

41

[現象・質問]

セキュリティチップの暗号化機能を利用する場合、ご自分で作成したファイルやフォルダのみを暗号化するように注意してください。特定のフォルダやファイルを暗号化すると、Windows起動時に不具合が発生する場合があります。

[対処・回答]

Windows起動に必要なファイルや、セキュリティチップの動作に必要なファイルをセキュリティチップで暗号化してしまうと、Windowsが起動できなくなるなど、不具合が生じる場合があります。暗号化機能を利用する場合は、自分が作成したフォルダやファイルに利用するようにしてください。

42

[現象・質問]

セキュリティチップの出荷時の設定は、「使用しない」もしくは「無効および使用不可」になっています。

[対処・回答]

セキュリティチップをお使いになる場合は、BIOSセットアップの設定を「使用する」(Enabled)もしくは「有効および使用可」(Enabled and Activated)に変更してください。詳しくはの『製品ガイド』をご覧ください。

43

[現象・質問]

セキュリティチップをお使いになる場合は、セキュリティチップのバックアップを行ってください。

[対処・回答]

修理・保守を行った場合、セキュリティチップで保護された暗号化ファイルが読めなくなることがあります。この場合に備え、あらかじめセキュリティチップのバックアップを行ってください。また、セキュリティチップに鍵を追加するなどをするとバックアップが再度必要になります。このため、バックアップは定期的に行ってください。

44

[現象・質問]

セキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を使用する設定で「機器監査」をご利用になっている場合、修理をしたりハードウェアを変更したりすると、Windowsにログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

機器監査については、強固なセキュリティが実現できる反面、故障状況によっては復旧がすべて行えないケースがあります。ご了承ください。

45

[現象・質問]

セキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」の設定を行っている場合、修理・保守をご利用になる前にこの設定を解除してください。

[対処・回答]

修理・保守を行う場合、通常ハードウェアの変更を伴うためセキュリティチップにて「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定していると、Windowsにログオンできなくなる場合があります。修理・保守前に必ず解除してください。

46

[現象・質問]

「Shock Sensor Utility」のハードディスク保護機能を利用していても、パソコンを落とした場合などにハードディスクが破損してしまう場合があります。

[対処・回答]

「Shock Sensor Utility」はパソコンに搭載されたハードディスクの保護を完全に保証するものではありません。

47

[現象・質問]

ハードディスク保護機能が有効となっている場合に、パソコンへ衝撃や振動を加えると、パソコンの動作が一時的に停止する場合があります。
パソコンで動画や音楽などを再生しているときや、ゲームなどのアプリケーションを利用しているときにパソコンの動作が一時的に停止した場合、コマ落ちや音切れなどが発生する場合があります。

[対処・回答]

パソコンのハードディスクを保護する目的で、一時的にハードディスクへの読み込み、書き込みを停止しているためですので、そのまま継続してパソコンをご利用できます。
パソコンの動作を再開させるには、パソコンを水平な状態に保ち、衝撃や振動を避けてください。

48

[現象・質問]

次の状態のとき、「Shock Sensor Utility」の機能が動作しません。
・パソコンの電源が入っていないとき
・パソコンに電源が入っていても、ログオンしていないとき
・省電力状態のとき
・パソコンをシャットダウン中

[対処・回答]

「Shock Sensor Utility」はユーザーがパソコンへログオンしているときのみ動作します。
次の状態のとき、「Shock Sensor Utility」の機能が動作しません。
・パソコンの電源が入っていないとき
・パソコンに電源が入っていても、ログオンしていないとき
・省電力状態のとき
・パソコンをシャットダウン中

49

[現象・質問]

パソコンに衝撃を加えたとき、「Shock Sensor Utility」のアイコンが赤く変化したが、その後なかなか元の状態に戻らない場合があります。

[対処・回答]

通知領域にある「Shock Sensor Utility」のアイコンは、パソコンへの衝撃に応じて形状が変化します。しかし、形状の変化は実際にハードディスクを保護している期間や、 衝撃が与えられている期間とは一致しません。
また、ハードディスクへのアクセスが頻繁に行われているときにパソコンへ衝撃が与えられた場合、通知領域にある「Shock Sensor Utility」のアイコンの形状が、しばらく元の形状に戻らない場合があります。

50

[現象・質問]

Excel 2007の「ユーザー名の指定」画面で、「名前」や「頭文字」などのテキストボックスや「OK」ボタンが消えてしまいます。

[対処・回答]

次のように操作してください。
1.【Alt】キーを押しながら、【Tab】キーを繰り返し押してください。
2.画面上に「デスクトップ」という文字列が表示されたら、【Alt】キーを離してください。
3.タスクバーの「Microsoft Excel」をクリックしてください。

51

[現象・質問]

イベントビューアにエラー(ID:7000 ソース:Service Control Manager Eventlog Provider)が記録されます。

[対処・回答]

システム上問題ありません。そのままお使いください。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:933757(http://support.microsoft.com/kb/933757/ja)をご覧ください。

52

[現象・質問]

Windows Vistaの音量ミキサの表示が乱れることがあります。

[対処・回答]

ミキサのウィンドウの大きさを変更したり、起動中のアプリケーションを終了したりすることで正しく表示される場合があります。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:938308(http://support.microsoft.com/kb/938308/ja)をご覧ください。

53

[現象・質問]

休止状態からレジューム後、「電源オプション」で設定した値にかかわらず、再び休止状態に戻ることがあります。

[対処・回答]

休止状態からレジューム後、キーボードやマウスなどの操作をせず、放置した状態が2分間続くと、「電源オプション」で設定した値にかかわらず、再び休止状態に戻ります。休止状態からレジューム後、キーボードやマウスなどの操作を行うと、「電源オプション」で設定した値どおりに動作するようになります。
本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:318355(http://support.microsoft.com/kb/318355/ja)をご覧ください。

54

[現象・質問]

キーボードで正しく入力できません。

[対処・回答]

キーボードの「@」などを押すと、「[」と表示される場合があります。このような場合、英語用キーボードの設定になっていることが考えられます。本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:929924(http://support.microsoft.com/kb/929924/ja)をご覧になり、日本語キーボードドライバをインストールしてください。

55

[現象・質問]

イベントビューアにエラー(ID:13ソース:TBS)が記録されます。

[対処・回答]

イベントログにエラーとして記録されることがありますが、システム上の問題はありません。そのままお使いください。なお、本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:950330(http://support.microsoft.com/kb/950330/ja)をご覧ください。

56

[現象・質問]

イベントビューアにエラー(ID:516 ソース:TBS)が記録されます。

[対処・回答]

イベントログにエラーとして記録されることがありますが、システム上の問題はありません。そのままお使いください。なお、本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:950330(http://support.microsoft.com/kb/950330/ja)をご覧ください。

57

[現象・質問]

イベントビューアにエラー(ID:15016 ソース:HttpEvent)が記録されます。

[対処・回答]

イベントログにエラーとして記録されることがありますが、システム上の問題はありません。そのままお使いください。なお、本現象については、マイクロソフト社のサポート技術情報 文書番号:950360(http://support.microsoft.com/kb/950360/ja)をご覧ください。

58

[現象・質問]

「トラブル解決ナビ」でCドライブの容量を少なくした場合、メモリや搭載アプリの構成によっては、空き容量不足により、アプリケーションのインストールやWindows Updateができなくなることがあります。

[対処・回答]

追加でアプリケーションをインストールする際は、Cドライブの空き容量を確認のうえ、必要な場合は、「トラブル解決ナビ」の領域設定でCドライブの容量を充分確保するか、アプリケーションをDドライブにインストールしてお使いください。
Cドライブの容量の目安は、下記のとおりです。
  ■Windows Vistaの場合
    OS:約10GB
    Office:約2GB
    ページングファイルサイズ:搭載メモリ+300MB~搭載メモリ×3
    ハイバーネーション用サイズ:搭載メモリ
    ※ページングファイルサイズは自動的に変動しますが、ハードディスクの容量を超えては作成されません。
  ■Windows XPの場合
    OS:約9GB
    Office:約2GB
    ページングファイルサイズ:搭載メモリ×1.5
    ハイバーネーション用サイズ:搭載メモリ
Windows UpdateやMicrosoft Updateを実行した場合にも、Cドライブにファイルが作成されますので、Cドライブの空き容量を充分確保することをお勧めします。

59

[現象・質問]

Windows Vista のログインユーザー名に全角文字や半角記号を指定した場合、アプリケーションがインストールできないことがあります。

[対処・回答]

ユーザー名には半角英数字(A~Z、a~z、0~9)を使用してください。
この現象が発生した場合、リカバリを実行し、ユーザー名を変更することで現象を回避することができます。
この件に関するマイクロソフト社のサポート技術情報は以下になります。
・文書番号:952211(http://support.microsoft.com/kb/952211/ja)
・文書番号:556042(http://support.microsoft.com/kb/556042/ja)
・文書番号:556085(http://support.microsoft.com/kb/556085/ja)

60

[現象・質問]

「i-フィルター5」が常駐している状態で、「Yahooツールバー」をインストールすると、「Yahooツールバー」のアイコンが表示されない場合があります。

[対処・回答]

「i-フィルター5」のフィルター機能をいったんOFFに設定し、「Yahooツールバー」のアイコンが表示されていることを確認します。
確認後、「i-フィルター5」のフィルター機能をONに、設定し直してください。

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