お客様各位

2024年10月31日

富士通株式会社

ハードウェアに紐づくOS設定をOS標準設定値から変更する場合の注意事項

平素は、富士通製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

お客様専用マスタを作成される際、OS標準設定値を変更する場合にご注意いただきたい点をご案内します。

  • 専用マスタを作成する際に用いるパソコン(マスタ機)
  • 作成したマスタの展開先パソコン

上記の間でハードウェア構成や搭載部品に差異がある場合、マスタ作成時に変更したOS設定の一部が展開先パソコンに引き継がれない場合があります。

引き継がれない設定の例

  • OS標準設定値から変更したディスプレイの解像度や表示スケールの設定
  • USB機器の認識状態や許可設定

Windowsの仕様により、パソコンに搭載している部品が同等機能であっても、部品メーカーが異なる場合はハードウェアIDが異なるため、Windows上でハードウェアIDに紐づいた設定が引き継がれないことがあります。そのため、マスタ作成時にマスタ機で設定した内容が展開先パソコンの設定に引き継がれず、Windows標準の設定のままになる場合があります。

部品の安定調達のため、当社パソコンでは液晶パネル等は複数メーカー製の部品を採用しています。

搭載部品のハードウェアIDは、Windowsのデバイスマネージャーでご確認いただけます。

対処について

上記事象が発生した場合は、展開先のパソコン毎に設定をお願いします。

なお、カスタムメイドプラス(※)では、工場にてOS起動後の設定作業も承っております。詳細は富士通営業・販売パートナーまでお問合せください。

工場出荷時のお客様作業代行サービス(有償)です。作業内容をご指示いただく必要があります。また、技術サポートはサービス対象外です。

カスタムメイドプラスサービス ~富士通の工場キッティングサービス~新しいウィンドウで表示

本内容は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

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