このページの本文へ移動

Windows XP Professional 移行時の留意事項

FMV-ESPRIMO FMV-D5340

本テキストは、現在お使いのOSをMicrosoft(R) Windows(R) XP Professional(以下、Windows XPと記載)へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows XPを導入することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなる等の問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows XPへの移行を行っていただきますよう、お願いいたします。

目次

本テキストの構成は、以下のようになっています。

  1. 対象機種
  2. 対応OS/Service Pack
  3. 制限事項
  4. 必要なドライバおよびユーティリティ
  5. BIOSの設定
  6. OSのインストール
  7. チップセット情報ファイルのインストール
  8. ドライバのインストール
  9. 注意事項

1.対象機種

  • FMV-D5340

2.対応OS / Service Pack

  • Microsoft(R) Windows(R) XP Professional
    Microsoft(R) Windows(R) XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載 日本語版(以下、Service Pack2 と記載)

必ずService Pack 2 が適用されている Windows XP を使用してください。

3.制限事項

  • 「製品ガイド」などのマニュアルはWindows XPへの移行作業中は、ご利用になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。
  • CD-ROMなしモデルの場合は、USB接続のCD-ROMドライブ等を接続する必要があります。あらかじめご用意ください。

4.必要なドライバおよびユーティリティ

本パソコンで Windows XP をお使いになるには、以下のドライバをインストールしてください。ドライバは、FMWORLD.NET上で提供しているもの、ドライバーズ ディスクに予め入っているものがあります。
FMWORLD.NET上で提供しているドライバのインストール方法については、ダウンロード後に各ドライバのreadme.txtもしくはinstall.txtをご覧ください。
その他のドライバのインストール方法や注意事項に関しては、それぞれのCD-ROM内のreadme.txtや各ドライバのフォルダに格納されている説明書を必ずご覧ください。

  • チップセット情報ファイル
    "インテル(R) チップセット デバイス ソフトウェア"(XP用ドライバーズCDで提供)
  • AMTドライバ
    "インテル(R) マネージメント エンジン インタフェース ドライバ" (XP用ドライバーズCDで提供)
    "インテル(R) アクティブ マネジメント テクノロジ マネジビリティ エンジン コンポーネンツ" (XP用ドライバーズCDで提供)
  • ディスプレイドライバ
    チップセット内蔵グラフィック(標準搭載)をご使用の場合
    "Intel(R) Q965 Windows(R) XP/Windows(R) 2000 Display Driver" (XP用ドライバーズCDで提供) カスタムメイドオプション 「グラフィックカードNVIDIA GeForce 7300LE追加:FMC-GCD1A」を選択した場合
    "NVIDIA GeForce ディスプレイドライバ" (FMWORLD.NETで提供)
  • サウンドドライバ
    "Realtek High Definition Audio Driver for Windows XP/2000" (XP用ドライバーズCDで提供)
  • LANドライバ
    "Intel(R) PRO/1000 PM Network Connection Windows(R) XP LAN Driver" (XP用ドライバーズCDで提供)
  • 3modeフロッピードライバ
    "富士通3モードフロッピーディスクドライバ" (XP用ドライバーズCDで提供)
    Type 00を選択してください。
  • ディスプレイ用INFファイル
    "FMVディスプレイ装置INFファイル"(XP用ドライバーズCDで提供)
  • セキュリティチップドライバ
    "Infineon セキュリティチップ ユーティリティ"(ドライバーズCDで提供)
    "SMARTACCESS/Basic"(FMWORLD.NETで提供)
  • DVD-ROMドライブ(カスタムメイドオプション
    「DVD-ROMドライブユニット(薄型)追加:FMCXDVD1CS」を選択した場合)
    "WinDVD" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)
  • DVD-ROM& CD-R/RWドライブ(カスタムメイドオプション 「DVD-ROM& CD-R/RW(薄型)追加:FMCXCBD1CS」を選択した場合)
    "Roxio Easy Media Creator" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)
    "WinDVD" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)
  • スーパーマルチドライブ(カスタムメイドオプション 「スーパーマルチ(厚型)追加:FMCXSMD1A」または、 「スーパーマルチ(薄型)追加:FMCXSMD1CS」を選択した場合)
    "Roxio Easy Media Creator" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)
    "WinDVD" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)

5.BIOSの設定

Windows XP をインストールする前に、パソコンの起動直後のFujitsuロゴ表示画面で「F2」キーを押し、BIOSセットアップを起動し、次の設定に変更してください。

  • 「終了」-「標準設定値を読み込む」を実行してください。

設定方法の詳細については、「FMVマニュアル」の「製品ガイド」をご覧ください。

6.OSのインストール

  • インストールの前に『Windows XP』の製品の中に同梱されているマニュアルを よくお読みください。
    また、CD-ROMのルートフォルダにある README および SETUPXP もご参照ください。
  • 以下の手順に従って Windows XP をインストールしてください。
  1. 電源ボタンを押し電源を入れます。
  2. 起動直後のFujitsuロゴ表示画面で[F12]キーを押します。
  3. 「起動メニュー」ウィンドウが表示されます。
  4. CD-ROMドライブに「Windows XP」CD-ROMを入れます。
  5. 「起動メニュー」の「CD/DVD」(USB-CDROMドライブの場合は「USB CD/DVD」) にカーソルを合わせて [Enter]キーを押します。
  6. 「Press any key to Boot from CD..」と表示されるので、何かキーを押し ます。しばらくするとCD-ROMからの読み込みが始まり、青い画面の左上に 「Windows Setup」と表示されます。
  7. 画面の指示に従ってセットアップを進めます。
  8. パーティションの設定画面が表示されたとき、 「パーティション1:[NTFS] 512MB」 のパーティションがある場合は、このパーティションを削除してください。
  9. 必要に応じて各パーティションを設定し直してください。 例) C: 20000MB、 D: 20000MB
  10. Cドライブを選択して、Enterキーを押してください。OSのインストールが開始 されます。
  11. あとは画面の指示に従ってセットアップを行ってください。 必要に応じて 『ファーストステップガイド』をご参照ください。

7.チップセット情報ファイルのインストール

4項で準備したチップセット情報ファイルをインストールしてください。インストール方法は、フォルダ内のreadme.txt及びinstall.txtをご覧ください。

8. ドライバのインストール

4項で準備したドライバをインストールしてください。
ドライバのインストール方法は、それぞれドライバのreadme.txtやinstall.txt などの説明書をご覧ください。

USB2.0ドライバについては、下記の手順でインストールしてください。

  1. デバイスマネージャで「ドライバの更新」を選ぶ。
  2. 「デバイスに最適なドライバを検索する」を選択し次へ進む。
  3. 標準のドライバがインストールされます。

カスタムメイドオプション「グラフィックカードNVIDIA GeForce 7300LE追加: FMC-GCD1A」を選択している場合は、スタンバイに移行した時や復帰時に、ごく 稀にSTOPエラーやアプリケーションエラーが発生する場合があります。本現象が 発生した場合、以下のいずれかを行うことにより、回避できることがあります。

  • Microsoftのダウンロードセンターより次の更新プログラムを適用する。 <Windows XP 用の更新プログラム (KB929338)>
  • Windows Updateより優先度の高い更新プログラムを入手して適用する。

9. 注意事項

  • IDEのDMA転送について
    標準搭載のハードディスクは、シリアルATA/300に対応しています。
    また、カスタムメイドオプションのCD-ROMドライブ、DVD-ROM & CD-R/RW ドライブ、DVD-ROMドライブまたはスーパーマルチドライブは、 UltraATA/33またはUltraATA/66に対応しています。
    設定方法は、「FMVマニュアル」の『製品ガイド』の「機能」-「5. ドライブ関連」-「DMAの設定」を参照してください。
  • ディスプレイドライバは、DirectX9.0cに対応しています。DirectX9.0cより 前のバージョンはインストールしないでください。
  • 動画を再生するときは、ディスプレイの省電力機能やシステムスタンバイの設 定は行わないでください。
  • マルチモニタ機能を使用する場合は、BIOSセットアップで 「詳細」メニュー の「プライマリディスプレイ」の項目を「自動」にしてください。
    なお、「3D パイプスクリーンセーバー」を使用すると、アプリケーションエ ラーや、正しく表示されないことがあります。この場合は、他のスクリーン セーバーをお使いください。
  • 「システムのプロパティ」上で表示されるメモリサイズは、実際に搭載されて いるメモリサイズより少なく表示されます。
  • 「トラブル解決ナビ」は起動メニューから選択できなくなりますので、使用 できません。