本テキストは、現在お使いのOSをMicrosoft® Windows® XP Professional(以下、Windows XPと記載)へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows XPを導入することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなる等の問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows XPへの移行を行っていただきますよう、お願いいたします。
本テキストの構成は、以下のようになっています。
FMV-D5370
Microsoft® Windows® XP Professional
Microsoft® Windows® XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載 日本語版(以下、Service Pack2 と記載)
必ずService Pack 2 が適用されている Windows XP を使用してください。
OSインストールの際、空のフロッピーディスクが1枚必要になります。あらかじめご用意ください。
フロッピーディスクドライブ、DVDドライブのないモデルの場合は、USB接続のフロッピーディスクドライブ、DVDドライブを接続する必要があります。あらかじめご用意ください。
「製品ガイド」などのマニュアルはWindows XPへの移行作業中は、ご利用になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。
OSインストールによりディスクの全データが削除されますので、あらかじめ必要なデータのバックアップをしてください。また、Windows Vista® BusinessのリカバリデータもCD-R/DVD-Rにコピーしてリカバリディスクを作成しておいてください。
本パソコンで Windows XP をお使いになるには、以下のドライバをインストールしてください。ドライバは、FMWORLD.NET上で提供しているもの、ドライバーズ
ディスクに予め入っているものがあります。
FMWORLD.NET上で提供しているドライバのインストール方法については、ダウンロード後に各ドライバのreadme.txtもしくはinstall.txtをご覧ください。
その他のドライバのインストール方法や注意事項に関しては、それぞれのCD-ROM内のreadme.txtや各ドライバのフォルダに格納されている説明書を必ずご覧ください。
チップセット情報ファイル
"インテル® チップセット デバイス ソフトウェア"(ドライバーズディスク1で提供)
SATAドライバ
"インテル® マトリックス ストレージ マネージャ"(ドライバーズディスク1で提供)
AMTドライバ
"インテル® マネージメント エンジン インタフェース ドライバ" (ドライバーズディスク1で提供)
"インテル® アクティブ マネジメント テクノロジ マネジビリティ エンジン コンポーネンツ" (ドライバーズディスク1で提供)
"インテル® アクティブ マネージメント テクノロジ ドライバ 設定ツール" (ドライバーズディスク1で提供)
ディスプレイドライバ
チップセット内蔵グラフィック(標準搭載)をご使用の場合
"インテル 4シリーズ ディスプレイドライバ" (ドライバーズディスク1で提供)
カスタムメイドオプション 「グラフィックカードATI RADEON HD 2400Pro追加:FMC-GCD44」を選択した場合
"ATI Radeon ディスプレイドライバ" (ドライバーズディスク1で提供)
サウンドドライバ
"Realtek High Definition Audio Driver for Windows XP/2000" (ドライバーズディスク1で提供)
LANドライバ
"Intel® 82567LM-3 Gigabit Network Connection Windows® XP LAN Driver" (ドライバーズディスク1で提供)
富士通拡張機能ユーティリティ
"富士通拡張機能ユーティリティ"(FUJ02E3デバイスドライバを含む) (ドライバーズディスク1で提供)
ディスプレイ用INFファイル
"FMVディスプレイ装置INFファイル"(ドライバーズディスク1で提供)
セキュリティチップドライバ
"Infineon セキュリティチップ ユーティリティ"(ドライバーズディスク1で提供)
"SMARTACCESS/Basic"(ドライバーズディスク1で提供)
スマートカードリーダ/ライタ ドライバ (カスタムメイドオプション「スマートカードリーダ/ライタ追加:FMC-SMD42」
を選択した場合)
"スマートカードリーダ/ライタ PanaSCR7A Smart ドライバ" (ドライバーズディスク1で提供)
DVD-ROMドライブ(カスタムメイドオプション 「DVD-ROMドライブユニット(厚型)追加:FMCXDVD42」を選択した場合)
「DVD-ROMドライブユニット(薄型)追加:FMCXDVD42S」を選択した場合)
"WinDVD" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)
DVD-ROM &CD-R/RWドライブ(カスタムメイドオプション 「DVD-ROM& CD-R/RW(薄型)追加:FMCXCBD42S」を選択した場合)
"Roxio Creator" (ドライバーズディスク1で提供)
"WinDVD" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)
スーパーマルチドライブ(カスタムメイドオプション 「スーパーマルチ(厚型)追加:FMCXSMD44」または、
「スーパーマルチ(薄型)追加:FMCXSMD44S」を選択した場合)
"Roxio Creator" (ドライバーズディスク1で提供)
"WinDVD" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)
"DVD-RAMドライバ" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)
RAIDユーティリティ (カスタムメイドオプション 「HDD変更80GB(SATA)→80GB(SATA)x2 RAID1:FMCXD1D44R」を選択した場合)
"SATA-RAIDユーティリティ"(ドライバーズディスク1で提供)
"RAIDログ管理ツール"(ドライバーズディスク1で提供)
Windows XP をインストールする前に、パソコンの起動直後のFujitsuロゴ表示画面で「F2」キーを押し、BIOSセットアップを起動し、次の設定に変更してください。
「終了」-「標準設定値を読み込む」を実行してください。
設定方法の詳細については、「FMVマニュアル」の「製品ガイド」をご覧ください。
インストールの前に『Windows XP』の製品の中に同梱されているマニュアルをよくお読みください。
また、CD-ROMのルートフォルダにある README および SETUPXP もご参照ください。
以下の手順に従って Windows XP をインストールしてください。
空のフロッピーディスクを1枚準備します。
フロッピーディスクドライブを内蔵していない場合は、USBフロッピーディスクドライブを接続します。
現在お使いのOSの状態でパソコンを起動します。
コンピュータの管理者のアカウントでログオンします。
ドライバーズディスク1の\Storage\IntelSataフォルダにあるf6flpy32.zipファイルをパソコンの適当なフォルダにコピーします。
f6flpy32.zipを右クリックし、「すべて展開...」をクリックします。
「圧縮(ZIP形式)フォルダの展開」ダイアログが表示されます。
「ファイルを下のフォルダに展開する(F)」に適当なフォルダを選択します。
「完了時に展開されたファイルを表示する(H)」にチェックが入っていることを確認し、[展開(E)]をクリックします。
展開されたファイルが表示されますので、用意したフロッピーディスクに全てのファイルをコピーします。
ハードディスクのCドライブとDドライブの領域を変更する場合は、パソコンに添付されている「取扱説明書」の「領域設定の変更」に従って行ってください。
パソコンを再起動し、FUJITSUロゴ画面で[F12]キーを押して起動メニューを立ち上げます。
「Windows XP」のインストール用CDをセットし、起動メニューで「CD/DVD」を選択します。
画面上部に「Press any key to boot from CD...」と表示されますので何かキーを押します。しばらくするとCD-ROMからの読み込みが始まり、青い 画面の左上に「Windows Setup」と表示されます。
画面下部に[Press F6 if you need to install a third party SCSI or RAID driver...]と表示されましたら、[F6]キーを押します。
※数秒しか表示されませんので、ご注意ください。
しばらく通常のインストールと同様にセットアップが続いた後、画面下部に"S=Specify Additional Device"と表示されますので、[S]キーを押します。
8項で作成したフロッピーディスクをセットして、[Enter]キーを押します。
コントローラの選択画面が表示されますので、[Intel® ICH10D/D0 SATA AHCI Controller]を選択し、[Enter]キーで決定します。
※最初に表示される画面にはICH10D/DOは表示されませんが、[↑]キーを数回押すと表示されます。
フロッピーディスクからファイルが読み込まれ、選択したデバイス名が表示されますので、[Intel® ICH10D/DO SATA AHCI Controller] と表示されていることを確認し、[Enter]キーを押します。
画面の指示に従ってセットアップを進めます。
パーティションの設定画面が表示されたとき、C:パーティション2:[NTFS]を選択して、Enterキーを押してください。
※ここでパーティションの変更は行わないでください。
OSのインストールが開始されます。
以降は画面の指示に従ってOSのセットアップを継続してください。
セットアップの途中で装置が再起動しますので、その際にフロッピーディスクはドライブから抜いてください。
Windows XPのセットアップが完了しましたら、「Windows XP」のインストール用CDを取り出し、ドライバーズディスク1をセットしてください。
「ドライバーズディスク検索」が起動した場合は、「閉じる」を押して終了させてください。
[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。
[名前]の欄に、「(CD/DVDドライブ名):\Storage\IntelSata\iata_cd.exe」と記述して、[OK]ボタンを押します。
[インテル® インストール フレームワーク]ダイアログが表示され、「セットアップ プログラムへようこそ」と表示されたら、[次へ(N)> ]をクリックします。
「警告」が表示されたら、[次へ(N)>]をクリックします。
「使用許諾契約書」が表示されたら、[はい(Y)]をクリックします。
「Readme ファイル情報」が表示されたら、[次へ(N)>]をクリックします。
「[次へ]をクリックして続行してください。」と表示されたら、[次へ(N)]をクリックします。
「セットアップ完了」と表示されたら、[はい、コンピュータを今すぐ再起動します。]が選択されていることを確認し、[完了(F)]をクリックします。
パソコンが再起動し、OSのイントールは終了です。
OSのインストール終了後、4項で用意した インテル® チップセット デバイスソフトウェアをインストールしてください。詳細に関しては、インテル®チップセット デバイス ソフトウェアに添付されているReadme.txtをご参照下さい。
4項で準備したドライバをインストールしてください。ただし、SATAドライバは6項の手順でインストール済みです。
ドライバのインストール方法は、それぞれドライバのreadme.txtやinstall.txtなどの説明書をご覧ください。
LANドライバのインストールが終わったあと、次の手順を行ってください。
a) [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。
b) [名前]の欄に、「(CD/DVDドライブ名):\Lan\Intel\XP\lanset2.exe /E /D」 と記述して[OK]ボタンを押すと、LANドライバの設定が行われます。
ディスプレイドライバは、DirectX9.0cに対応しています。DirectX9.0cより 前のバージョンはインストールしないでください。
動画を再生するときは、ディスプレイの省電力機能やシステムスタンバイの設定は行わないでください。
「システムのプロパティ」上で表示されるメモリサイズは、実際に搭載されているメモリサイズより少なく表示されます。
以上