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Windows® XP Professional 移行時の留意事項

FMV-ESPRIMO FMV-D5180

本テキストは、現在お使いのOSをMicrosoft® Windows® XP Professional (以下、Windows XPと記載) へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows XPを導入することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなる等の問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows XPへの移行を行っていただきますよう、お願いいたします。

目次

本テキストの構成は、以下のようになっています。

  1. 対象機種

  2. 対応OS、Service Pack

  3. 制限事項

  4. 必要なドライバおよびユーティリティ

  5. BIOSの設定

  6. OSのインストール

  7. チップセット情報ファイルのインストール

  8. ドライバのインストール

  9. 注意事項

1.対象機種

  • FMV-D5180

2.対応OS、Service Pack

Microsoft® Windows® XP Professional
Microsoft® Windows® XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載 日本語版
Microsoft® Windows® XP Service Pack 3
※必ずService Pack 2 またはService Pack 3 が適用されている Windows XP を使用してください。

3.制限事項

  • FMWORLD.NETで公開している『製品ガイド』などのマニュアルは、Windows XPへの移行作業中はご覧になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。

  • CD/DVDドライブなしモデルの場合は、別売のポータブルCD/DVD ドライブを接続する必要があります。あらかじめご用意ください。

  • OSの移行により、ハードディスクの全データが削除されます。あらかじめ必要なデータのバックアップをしてください。また、Windows Vista® Businessのリカバリディスクがお手元にない場合は、 『取扱説明書』 をご覧になり作成してください。

4.必要なドライバおよびユーティリティ

本パソコンで Windows XP をお使いになるには、次のドライバやユーティリティが必要です。あらかじめ準備してください。
ドライバは、FMWORLD.NET上で提供しているものと、本パソコンに添付しているものがあります。
FMWORLD.NET上で提供しているドライバのインストール方法については、ダウンロード後に各ドライバの「readme.txt」または「install.txt」をご覧ください。
その他のドライバのインストール方法や注意事項については、それぞれのCD-ROM内の「readme.txt」や各ドライバのフォルダに格納されている説明書を必ずご覧ください。

  • チップセット情報ファイル
    "AMDTI SMBUS ドライバ"(ドライバーズディスク & ユーティリティディスクで提供)
    "AMD IDE Driver"(ドライバーズディスク&ユーティリティディスクで提供)

  • ディスプレイドライバ
    "ATI Radeon ディスプレイドライバ" (ドライバーズディスク&ユーティリティディスクで提供)

  • サウンドドライバ
    "Realtek High Definition Audio Driver for Windows XP/2000" (ドライバーズディスク&ユーティリティディスクで提供)

  • LANドライバ
    "Marvell Yukon Windows® XP LAN Driver" (ドライバーズディスク&ユーティリティディスクで提供)

  • 富士通拡張機能ユーティリティ
    "富士通拡張機能ユーティリティ" (ドライバーズディスク&ユーティリティディスクで提供)

  • ディスプレイ用INFファイル
    "FMVディスプレイ装置INFファイル" (ドライバーズディスク&ユーティリティディスクで提供)

  • DVD-ROMドライブ(カスタムメイドオプション 「DVD-ROMドライブユニット(厚型)追加:FMCXDVD52」または、 「DVD-ROMドライブユニット(薄型)追加:FMCXDVD52S」を選択した場合)
    "WinDVD" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)

  • DVD-ROM & CD-R/RWドライブ(カスタムメイドオプション 「DVD-ROM & CD-R/RW(薄型)追加:FMCXCBD52S」を選択した場合)
    "Roxio Creator" (ドライバーズディスク & ユーティリティディスクで提供)
    "WinDVD" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)

  • スーパーマルチドライブ(カスタムメイドオプション 「スーパーマルチ(厚型)追加:FMCXSMD52」または、 「スーパーマルチ(薄型)追加:FMCXSMD52S」を選択した場合)
    "Roxio Creator" (ドライバーズディスク&ユーティリティディスクで提供)
    "WinDVD" (ソフトウェアは製品添付のCD-ROM内に格納)

5.BIOSの設定

Windows XP をインストールする前に、次の手順でBIOSの設定をご購入時の状態に戻します。

  1. パソコンの電源を入れます。

  2. 「FUJITSU」ロゴが表示されている間に【F2】キーを押し、BIOSセットアップを起動します。

  3. 「終了」メニューの「標準設定値を読み込む」を実行した後、変更を保存してください。

設定方法の詳細については、お使いになる機種の『製品ガイド』 をご覧ください。

6.OSのインストール

  • インストールの前にWindows XPに同梱されているマニュアルをよくお読みください。 また、Windows XPのCD-ROM内にある「README」および「SETUPXP」もご覧ください。

  • 次の手順に従って Windows XP をインストールしてください。

  1. 電源ボタンを押し、本パソコンを起動します。

  2. 「FUJITSU」ロゴの下に文字が表示されている間に、【F12】キーを押します。「起動メニュー」が表示されます。

  3. 「Windows XP」のCD-ROMをCD/DVDドライブにセットします。

  4. 「CD/DVD」(USB-CDROMドライブの場合は「USB CD/DVD」)を選択し、【Enter】キーを押します。

  5. 「Press any key to Boot from CD..」と表示されるので、何かキーを押します。しばらくするとセットアップが始まり、青い画面の左上に「Windows Setup」と表示されます。

  6. 画面の指示に従ってセットアップを進めます。

  7. パーティションの設定画面が表示されたときは、必要に応じて各パーティションを設定し直します。
    例) C: 40000MB、 D: 40000MB
    ■注意■「パーティション1:[NTFS] 512MB」のパーティションがある場合は、このパーティションを削除してください。

  8. インストール先にCドライブを選択して、【Enter】キーを押します。Windows XPのインストールが開始されます。

  9. この後は、画面の指示に従ってセットアップを行ってください。

7.チップセット情報ファイルのインストール

4項で準備した「AMDTI SMBUS ドライバ」および「AMD IDE Driver」をインストールしてください。
インストール方法は、それぞれのドライバの「readme.txt」をご覧ください。

8.ドライバのインストール

4項で準備したドライバをインストールしてください。インストール方法は、それぞれのユーティリティやドライバの「readme.txt」をご覧ください。

  • 富士通拡張機能ユーティリティについて
    「setup.exe」では、ユーティリティのみインストールできます。ドライバは「XP」フォルダ内にある「FUJ02E3.txt」に従ってインストールしてください。

  • USB2.0ドライバについて
    次の手順でインストールしてください。

  1. デバイスマネージャで「ドライバの更新」を選択します。

  2. 「デバイスに最適なドライバを検索する」を選択し、次へ進みます。標準のドライバがインストールされます。

9. 注意事項

  • ディスプレイドライバは、DirectX10に対応しています。DirectX10より前のバージョンはインストールしないでください。

  • 動画を再生するときは、ディスプレイの省電力機能やシステムスタンバイの設定は行わないでください。

  • マルチモニタ機能を使用する場合は、BIOSセットアップで 「詳細」メニューの「プライマリディスプレイ」の項目を「自動」にしてください。なお、「3D パイプスクリーンセーバー」を使用すると、アプリケーションエラーが表示されたり、スクリーンセーバーの画面が正しく表示されかったりすることがあります。この場合は、他のスクリーンセーバーをお使いください。

  • 「システムのプロパティ」上で表示されるメモリサイズは、実際に搭載されているメモリサイズより少なく表示されます。

  • 「トラブル解決ナビ」は起動メニューから選択できなくなりますので、使用できません。