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Windows® 7 移行時の留意事項

FMV-ESPRIMO FMV-K5290

本テキストは、現在お使いのOSをWindows® 7 ProfessionalおよびWindows® 7 Enterprise(以下、Windows 7 と記載)へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows 7 へ移行することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなるなどの問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows 7への移行を行っていただきますよう、お願いいたします。

目次

本テキストの構成は、以下のようになっています。

  1. 対象機種

  2. 対応OS、Service Pack

  3. 制限事項

  4. 必要なドライバおよびユーティリティ

  5. BIOSの設定

  6. OSのインストール

  7. ドライバのインストール

  8. 注意事項

1.対象機種

  • FMV-K5290

2.対応OS、 Service Pack

  • Windows® 7 Professional
    Windows® 7 Enterprise

3.制限事項

  • 64ビット版Windows 7はサポート対象外となります。

  • インターネット上にある『製品ガイド』などのマニュアルは、Windows 7への移行作業中はご覧になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。

  • OSの移行は新規インストールのみサポートしており、アップグレードインストールはサポート対象外となります。

  • OSの移行により、ハードディスクの全データが削除されます。あらかじめ必要なデータのバックアップをしてください。また、Windows 7のリカバリディスクがお手元にない場合は、 『取扱説明書』をご覧になり作成してください。
    『取扱説明書』は、インターネットの マニュアルページ を開き、「FMV-ESPRIMO(2005年4月以降)」→「Kシリーズ」→「K5290」の順にクリックし、『取扱説明書』のPDFをクリックするとご覧になれます。

4.必要なドライバおよびユーティリティ

本パソコンでWindows 7をお使いになるには、次のドライバーをインストールしてください。ドライバーは、富士通製品情報ページ内で提供しているものと、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」などに格納されているものがあります。
本パソコンには「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」は添付されていません。お使いになるには、ハードディスクに格納されているイメージからディスクを作成する必要があります。
作成方法については『取扱説明書』をご覧ください。
富士通製品情報ページ内で提供しているドライバーのインストール方法については、ダウンロード後に各ドライバーやユーティリティのreadme.txt」または「install.txt」をご覧ください。その他のドライバーのインストール方法や注意事項については、それぞれのディスク内の「readme.txt」や各ドライバーのフォルダーに格納されている説明書を必ずご覧ください。

  • ディスプレイドライバー
    「モバイル インテル 4シリーズ ディスプレイドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • サウンドドライバー
    「Realtek High Definition Audio オーディオドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • LANドライバー
    「Marvell Yukon LAN ドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • 富士通拡張機能ユーティリティ
    「富士通拡張機能ユーティリティ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • Indicator Utility
    「Indicator Utility」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • ディスプレイ用INFファイル
    「FMVディスプレイ装置INFファイル」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • スーパーマルチドライブ(カスタムメイドオプション「DVD-ROMドライブユニット(薄型)変更→スーパーマルチ(薄型):FMCXSMK62S」を選択した場合)
    「Roxio Creator」 →「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
    「InterVideo WinDVD 8」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供

  • セキュリティチップ ユーティリティ(カスタムメイドオプション「セキュリティチップ追加:FMC-STK62/FMC-STK6C」を選択した場合)
    「Infineon セキュリティチップ ユーティリティ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
    「SMARTACCESS/Basic」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • スマートカードリーダ/ライタ ドライバー(カスタムメイドオプション「スマートカードリーダ/ライタ追加:FMC-SMD62」を選択した場合)
    「スマートカードリーダ/ライタ PanaSCR7A Smart ドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
    「SMARTACCESS/Basic」→トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

5.BIOSの設定

Windows 7をインストールする前に、次の手順でBIOSを設定してください。

  1. 電源ボタンを押し、パソコンの電源を入れます。

  2. 画面にFujitsuロゴが表示されている間に【F2】キーを押します。BIOSセットアップが起動します。

  3. 「終了」メニュー→「標準設定値を読み込む」の順に選択し、【Enter】キーを押します。「標準設定値を読み込みますか?」というメッセージが表示されます。

  4. 「はい」を選択し、【Enter】キーを押します。

  5. 「終了」メニューの「変更を保存して電源を切る」を選択し、【Enter】キーを押します。「変更した内容を保存して電源を切りますか?」というメッセージが表示されます。

  6. 「はい」を選択し、【Enter】キーを押します。

設定方法の詳細については、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネットの マニュアルページ を開き、「FMV-ESPRIMO(2005年4月以降)」→「Kシリーズ」→「K5290」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。

6.OSのインストール

  • インストールの前にWindows 7に同梱されているマニュアルをよくお読みください。
    また、Windows 7のディスク内にある「README」および「SETUP7」もご参照ください。

  • 次の手順に従ってWindows 7をインストールしてください。

  1. 電源ボタンを押し、パソコンを起動します。

  2. 画面にFujitsuロゴが表示されている間に【F12】キーを押します。「起動メニュー」が表示されます。

  3. CD/DVDドライブに「Windows 7」のディスクをセットします。

  4. 「起動メニュー」の「CD/DVD」を選択し、【Enter】キーを押します。

  5. 「Press any key to Boot from CD..」と表示されるので、何かキーを押します。しばらくするとセットアップが始まります。

  6. 画面の指示に従ってセットアップを行ってください。必要に応じて『ファーストステップガイド』をご参照ください。

7. ドライバのインストール

「4.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備したドライバーをインストールしてください。
インストール方法は、それぞれのユーティリティやドライバーの「readme.txt」や「install.txt」をご覧ください。

  • Indicator Utilityについて
    「setup.exe」では、ユーティリティのみインストールされます。ドライバーは「Indiuty」フォルダー内にある「FUJ02B1.txt」に従ってインストールしてください。

  • 富士通拡張機能ユーティリティについて
    「setup.exe」では、ユーティリティのみインストールされます。ドライバーは「7」フォルダー内にある「FUJ02E3.txt」に従ってインストールしてください。

8.注意事項

  • マルチモニター機能を使用する場合は、BIOSセットアップで 「詳細」メニューの「プライマリディスプレイ」の項目を「自動」にしてください。なお、「3D パイプスクリーンセーバー」を使用すると、アプリケーションエラーが表示されたり、スクリーンセーバーの画面が正しく表示されなかったりすることがあります。この場合は、他のスクリーンセーバーをお使いください。

  • 「システムのプロパティ」上で表示されるメモリサイズは、実際に搭載されているメモリサイズより少なく表示されます。

  • 「トラブル解決ナビ」は起動メニューから選択できなくなるため、使用できません。

  • 標準搭載のハードディスクは、シリアルATA/300に対応しています。また、標準搭載のDVD-ROMドライブ、カスタムメイドオプションのDVDスーパーマルチドライブは、シリアルATA/150に対応しています。

  • 「(標準ディスプレイ)」の「SuperVGA」ドライバーは使用しないでください。

  • ディスプレイドライバーは、DirectX9.0c以降に対応しています。DirectX9.0cより前のバージョンはインストールしないでください。

  • 動画を再生するときは、ディスプレイの省電力機能やシステムスタンバイの設定は行わないでください。

  • カスタムメイドオプションでスーパーマルチドライブを選択した場合、DVD-RAMにUDFフォーマットで書き込み・書き換えはできません。

以上