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Windows® XP Professional 移行時の留意事項

ESPRIMO D530/A

本テキストは、現在お使いのOSをMicrosoft® Windows® XP Professional (以下、Windows XPと記載) へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows XPを導入することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなる等の問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows XPへの移行を行っていただきますよう、お願いいたします。

目次

本テキストの構成は、以下のようになっています。

  1. 対象機種

  2. 対応OS、Service Pack

  3. 制限事項

  4. 注意事項

  5. 必要なドライバおよびユーティリティ

  6. BIOSの設定

  7. OSのインストール

  8. チップセット情報ファイルのインストール

  9. ドライバーのインストール

1.対象機種

  • ESPRIMO D530/A

2.対応OS、Service Pack

Windows® XP Professional
Windows® XP Service Pack 3
※必ずService Pack 3が適用されているWindows XPを使用してください。

3.制限事項

  • インターネット上にあるマニュアル『製品ガイド』などのマニュアルは、Windows XPへの移行作業中はご覧になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。

  • CD/DVDドライブなしモデルの場合は、別売のポータブルCD/DVDドライブを接続する必要があります。あらかじめご用意ください。

  • OSの移行により、ハードディスクの全データが削除されます。あらかじめ必要なデータのバックアップをしてください。また、移行前のOSの「ドライバーズディスク」や「リカバリデータディスク」がお手元にない場合は、『取扱説明書』をご覧になり作成してください。
    『取扱説明書』は、インターネット上の マニュアルページ を表示し、「ESPRIMO(2010年4月以降)」→「Dシリーズ」→「D530/A」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『取扱説明書』 のPDFをクリックするとご覧になれます。

4. 注意事項

  • ディスプレイドライバーは、DirectX 9.0c以降に対応しています。DirectX 9.0cより前のバージョンはインストールしないでください。

  • 動画を再生するときは、ディスプレイの省電力機能やシステムスタンバイの設定は行わないでください。

  • マルチモニター機能を使用する場合は、BIOSセットアップで「詳細」メニューの「プライマリディスプレイ」の項目を「自動」にしてください。
    なお、「3D パイプスクリーンセーバー」を使用すると、アプリケーションエラーが表示されたり、スクリーンセーバーの画面が正しく表示されなかったりすることがあります。
    この場合は、他のスクリーンセーバーをお使いください。

  • 「システムのプロパティ」上で表示されるメモリサイズは、実際に搭載されているメモリサイズより少なく表示されます。

  • 「トラブル解決ナビ」は起動メニューから選択できなくなるため、使用できません。

5.必要なドライバおよびユーティリティ

本パソコンでWindows XPをお使いになるには、次のドライバーやユーティリティが必要です。
あらかじめ準備してください。
ドライバーは、富士通製品情報ページ内で提供しているものと、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」などに格納されているものがあります。
本パソコンには「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」は添付されていません。お使いになるには、ハードディスクに格納されているイメージからディスクを作成する必要があります。作成方法については『取扱説明書』をご覧ください。


富士通製品情報ページ内で提供しているドライバーのインストール方法については、ダウンロード後に各ドライバーの「readme.txt」または「install.txt」をご覧ください。
その他のドライバーのインストール方法や注意事項については、それぞれのディスク内の「readme.txt」や各ドライバーのフォルダーに格納されている説明書を必ずご覧ください。

  • チップセット情報ファイル
    「インテル® チップセットデバイスソフトウェア」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • ディスプレイドライバー

    • チップセット内蔵グラフィックス(標準搭載)をご使用の場合
      「インテル3シリーズ ディスプレイドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

    • カスタムメイドで「PCI Express x16スロット増設+グラフィックカードATI RADEON HD 5450追加:FMC-GCD72」を選択した場合
      「ATI Radeon ディスプレイドライバー」→ドライバーは製品添付のディスク内に格納

  • サウンドドライバー
    「Realtek High Definition Audio Driver for Windows XP/2000」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • LANドライバー
    「Broadcom NetLink(TM) Windows® XP LAN Driver」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • 富士通拡張機能ユーティリティ
    「富士通拡張機能ユーティリティ」(「FUJ02E3デバイスドライバー」を含む)→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • ディスプレイ用INFファイル
    「FMVディスプレイ装置INFファイル」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • セキュリティチップドライバー(標準搭載または、カスタムメイドで「セキュリティチップ追加:FMC-STD62」を選択した場合)
    「Infineon セキュリティチップ ユーティリティ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
    「SMARTACCESS/Basic」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • スマートカードリーダ/ライタ ドライバー(カスタムメイドで「スマートカードリーダ/ライタ追加:FMC-SMD62」を選択した場合)
    「スマートカードリーダ/ライタ PanaSCR7A Smart ドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • DVD-ROMドライブ(カスタムメイドで「DVD-ROMドライブユニット(厚型)追加:FMCXDVD72」または、「DVD-ROMドライブユニット(薄型)追加:FMCXDVD72S」を選択した場合)
    「WinDVD」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供

  • スーパーマルチドライブ(カスタムメイドで「スーパーマルチ(厚型)追加:FMCXSMD72」または、「スーパーマルチ(薄型)追加:FMCXSMD72S」を選択した場合)
    「Roxio Creator」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
    「WinDVD」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供

  • RAIDユーティリティ(カスタムメイドで「HDD変更160GB(SATA)→160GB(SATA)×2 RAID1:FMCXD1D72R」、「HDD変更80GB(SATA)→80GB(SATA)×2 RAID1:FMCXD4D7LR」を選択した場合)
    「RAID 管理ユーティリティ T-SATA2R Manager」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

6.BIOSの設定

Windows XPをインストールする前に、次の手順でBIOSの設定をご購入時の状態に戻します。

  1. パソコンの電源を入れます。

  2. 「FUJITSU」ロゴが表示されている間に【F2】キーを押します。
    BIOSセットアップが起動します。

  3. 「終了」メニューの「標準設定値を読み込む」を実行します。

  4. 「終了」メニューの「変更を保存して終了する(電源OFF)」を実行します。

  5. パソコンの電源が切れます。

設定方法の詳細については、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネットの マニュアルページ を表示し、「ESPRIMO(2010年4月以降)」→「Dシリーズ」→「D530/A」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。

7.OSのインストール

  • インストールの前にWindows XPに同梱されているマニュアルをよくお読みください。
    また、Windows XPのディスク内にある「README」および「SETUPXP」もご参照ください。

  • 次の手順に従って Windows XP をインストールしてください。

  1. 電源ボタンを押し、パソコンを起動します。

  2. 「FUJITSU」ロゴの下に文字が表示されている間に【F12】キーを押します。
    「起動メニュー」が表示されます。

  3. 「Windows XP」のディスクをCD/DVDドライブにセットします。

  4. 「CD/DVD」を選択し【Enter】キーを押します。

  5. 「Press any key to boot from CD..」と表示されるので、何かキーを押します。
    しばらくするとセットアップが始まり、青い画面の左上に「Windows Setup」と表示されます。

  6. 画面の指示に従ってセットアップを進めます。

  7. パーティションの設定画面が表示された場合は、必要に応じて各パーティションを設定し直します。

  8. インストール先を選択して、【Enter】キーを押します。
    Windows XPのインストールが開始されます。

  9. 画面の指示に従ってセットアップを行います。

以上でWindows XPのインストールは終了です。

8.チップセット情報ファイルのインストール

「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備した「インテル® チップセット デバイスソフトウェア」をインストールしてください。
インストール方法は、「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」の「readmej.txt」をご覧ください。

9.ドライバーのインストール

「5. 必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備したドライバーをインストールしてください。
ドライバーのインストール方法は、それぞれドライバーの「readme.txt」や「install.txt」などの説明書をご覧ください。

  • 富士通拡張機能ユーティリティについて
    「setup.exe」では、ユーティリティのみインストールできます。ドライバーは「WinXP-32」フォルダー内にある「FUJ02E3.txt」に従ってインストールしてください。

- 以上 -