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Windows Vista® 移行時の留意事項

ESPRIMO K550/A

本テキストは、現在お使いのOSをWindows Vista® BusinessおよびWindows Vista® Home Basic (以下、Windows Vistaと記載)へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows Vista へ移行することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなるなどの問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows Vista への移行を行っていただきますよう、お願いいたします。

目次

本テキストの構成は、以下のようになっています。

  1. 対象機種

  2. 対応OS、Service Pack

  3. 制限事項

  4. 注意事項

  5. 必要なドライバおよびユーティリティ

  6. BIOSの設定

  7. OSのインストール

  8. チップセット情報ファイルのインストール

  9. ドライバーおよびユーティリティのインストール

1.対象機種

  • ESPRIMO K550/A

2.対応OS、 Service Pack

Windows Vista® Business
Windows Vista® Service Pack 2
注: 必ずService Pack 2が適用されているWindows Vistaを使用してください。

3.制限事項

  • 64ビット版Windows Vistaはサポート対象外となります。

  • インターネット上にあるマニュアル『製品ガイド』などのマニュアルは、Windows Vistaへの移行作業中はご覧になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。

  • OSの移行は新規インストールのみサポートしており、アップグレードインストールはサポート対象外となります。

  • OSの移行により、ハードディスクの全データが削除されます。あらかじめ必要なデータのバックアップをしてください。また、移行前のOSの「ドライバーズディスク」や「リカバリデータディスク」がお手元にない場合は、『取扱説明書』をご覧になり作成してください。OSを移行すると作成できなくなります。
    『取扱説明書』は、インターネット上の マニュアルページ を表示し、「ESPRIMO(2010年4月以降)」→「Kシリーズ」→「K550/A」の順にクリックし、『取扱説明書』のPDFをクリックするとご覧になれます。

4.注意事項

  • ディスプレイドライバーは、DirectX10以降に対応しています。DirectX10より前のバージョンはインストールしないでください。

  • 動画を再生するときは、ディスプレイの省電力機能やシステムスタンバイの設定は行わないでください。

  • マルチモニター機能を使用する場合は、BIOSセットアップで 「詳細」メニューの「プライマリディスプレイ」の項目を「自動」にしてください。なお、「3D パイプスクリーンセーバー」を使用すると、アプリケーションエラーが表示されたり、スクリーンセーバーの画面が正しく表示されなかったりすることがあります。この場合は、他のスクリーンセーバーをお使いください。

  • 「システムのプロパティ」上で表示されるメモリサイズは、実際に搭載されているメモリサイズより少なく表示されます。

  • 「トラブル解決ナビ」は起動メニューから選択できなくなりますので、使用できません。

5.必要なドライバおよびユーティリティ

本パソコンで Windows Vista をお使いになるには、次のドライバーやユーティリティが必要です。あらかじめ準備してください。
ドライバーは、富士通製品情報ページ内で提供しているものと、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」などに格納されているものがあります。本パソコンには、カスタムメイドで選択した場合を除き「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」は添付されていません。お手元にない場合は、ハードディスクに格納されているイメージからディスクを作成する必要があります。作成方法については『取扱説明書』をご覧ください。
富士通製品情報ページ内で提供しているドライバーのインストール方法については、ダウンロード後に各ドライバーの「readme.txt」または「install.txt」をご覧ください。その他のドライバーのインストール方法や注意事項については、それぞれのディスク内の「readme.txt」や各ドライバーのフォルダーに格納されている説明書を必ずご覧ください。

  • チップセット情報ファイル
    「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • ディスプレイドライバー
    「モバイル インテル 4シリーズ ディスプレイドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • サウンドドライバー
    「Realtek High Definition Audio オーディオドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • LANドライバー
    「Broadcom NetLink(TM) K57 LAN ドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • 富士通拡張機能ユーティリティ
    「富士通拡張機能ユーティリティ(32bit)」(「FUJ02E3デバイスドライバー」を含む)→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • Indicator Utility
    「Indicator Utility」(「FUJ02B1デバイスドライバー」を含む)→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • ディスプレイ用INFファイル
    「FMVディスプレイ装置INFファイル」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • DVD-ROMドライブ
    「WinDVD」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供

  • スーパーマルチドライブ(カスタムメイドオプション「DVD-ROMドライブユニット(薄型)変更→スーパーマルチ(薄型):FMCXSMK72S」を選択した場合)
    「Roxio Creator」 →「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
    「WinDVD」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供

  • セキュリティチップ ユーティリティ(カスタムメイドオプション「セキュリティチップ追加:FMC-STK72/FMC-STK7C」を選択した場合)
    「Infineon セキュリティチップ ユーティリティ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
    「SMARTACCESS/Basic」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • スマートカードリーダ/ライタ ドライバー(カスタムメイドオプション「スマートカードリーダ/ライタ追加:FMC-SMD62」を選択した場合)
    「スマートカードリーダ/ライタ PanaSCR7A Smart ドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
    「SMARTACCESS/Basic」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

  • タッチパネルドライバー(カスタムメイドオプション「タッチパネル追加」:FMV-TPK72を選択した場合)
    「ESPRIMO Kシリーズ内蔵タッチパネルドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供

6.BIOSの設定

Windows Vistaをインストールする前に、次の手順でBIOSの設定をご購入時の状態に戻します。

  1. 電源ボタンを押し、本パソコンを起動します。

  2. Fujitsuロゴが表示されている間に【Enter】キーを押します。ポップアップメニューが表示されます。

  3. 「BIOSセットアップ」を選択し、【Enter】キーを押します。

  4. 「終了」メニューの「標準設定値を読み込む」を実行します。

  5. 「終了」メニューの「変更を保存して電源を切る」を実行します。

  6. パソコンの電源が切れます。

    設定方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
    『製品ガイド』は、インターネットの マニュアルページ を開き、「ESPRIMO(2010年4月以降)」→「Kシリーズ」→「K550/A」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。

7.OSのインストール

  • インストールの前にWindows Vistaに同梱されているマニュアルをよくお読みください。また、Windows Vistaのディスク内にある「README」および「SETUPVISTA」もご参照ください。

  • 次の手順に従ってWindows Vistaをインストールしてください。

  1. 電源ボタンを押し、本パソコンを起動します。

  2. Fujitsuロゴが表示されている間に 【Enter】キーを押します。ポップアップメニューが表示されます。

  3. 「起動メニュー」を選択し、【Enter】キーを押します。

  4. CD/DVDドライブに「Windows Vista」のディスクをセットします。

  5. 「CD/DVD Drive」を選択し、【Enter】キーを押します。

  6. 「Press any key to Boot from CD..」と表示されるので、何かキーを押します。しばらくするとセットアップが始まります。

  7. 画面の指示に従ってセットアップを進めます。

  8. 「Windowsのインストール場所を選択してください。」の画面が表示されたら、インストール先のパーティションを選択し、「次へ」を押してください。

    • Windows7からの場合 :ディスク0パーティション3を選択

    • WindowsXPからの場合:ディスク0パーティション2を選択

    • 必要に応じて各パーティションを設定し直してください。

    • Windows Vistaのインストールが開始されます。

  9. 画面の指示に従ってセットアップを行ってください。

8.チップセット情報ファイルのインストール

「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備した「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」をインストールしてください。
インストール方法は、フォルダ内の「readme.txt」および「install.txt」をご覧ください。

9.ドライバーおよびユーティリティのインストール

「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備したドライバーをインストールしてください。
ドライバーおよびユーティリティのインストール方法は、それぞれの「readme.txt」や「install.txt」などの説明書をご覧ください。

  • 富士通拡張機能ユーティリティについて
    「setup.exe」では、ユーティリティのみインストールされます。
    ドライバーは「WinVista-32」フォルダー内にある「FUJ02E3.txt」に従ってインストールしてください。

  • Indicator Utilityについて
    「setup.exe」では、ユーティリティのみインストールされます。
    ドライバーは「WinVista-32」フォルダー内にある「FUJ02B1.txt」に従ってインストールしてください。

以上