本テキストは、現在お使いのOSをWindows Vista® Business(以降Windows Vistaと記載)へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows Vistaへ移行することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなるなどの問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows Vistaへの移行を行っていただきますよう、お願いいたします。
本テキストの構成は、次のようになっています。
本テキストの構成は、以下のようになっています。
対象機種
対応OS、Service Pack
制限事項
注意事項
必要なドライバーおよびユーティリティ
BIOSの設定
OSのインストール
チップセット情報ファイルのインストール
ドライバーおよびユーティリティのインストール
ESPRIMO K551/B
Windows Vista® Business
Windows Vista® Service Pack 2
注:必ずService Pack 2が適用されているWindows Vistaを使用してください。
64ビット版Windows Vistaはサポート対象外となります。
インターネット上にあるマニュアル『製品ガイド』などのマニュアルは、Windows Vistaへの移行作業中はご覧になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。
OSの移行は新規インストールのみサポートしており、アップグレードインストールはサポート対象外となります。
OSの移行により、ハードディスクのすべてのデータが削除されます。あらかじめ必要なデータのバックアップをしてください。また、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」がお手元にない場合は、『リカバリガイド』(C:\FUJITSU\Manual\RecoveryGuide.pdf)をご覧になり作成してください。OSを移行すると作成できなくなります。
『リカバリガイド』は、インターネット上の マニュアルページ を表示し、「ESPRIMO(2010年4月以降)」→「Kシリーズ」→「K551/B」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『リカバリガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。
ディスプレイドライバーは、DirectX10以降に対応しています。DirectX10より前のバージョンはインストールしないでください。
動画を再生するときは、ディスプレイやOSの省電力機能を使用しないでください。
マルチディスプレイ機能を使用する場合は、BIOSセットアップで「詳細」メニューの「ディスプレイ設定」の項目を「自動」にしてください。
なお、「3D パイプスクリーンセーバー」を使用すると、アプリケーションエラーが表示されたり、スクリーンセーバーの画面が正しく表示されないことがあります。
この場合は、他のスクリーンセーバーをお使いください。
「システムのプロパティ」で表示されるメモリ容量は、実際に搭載されているメモリ容量より少なく表示されます。
「トラブル解決ナビ」は起動メニューから選択できなくなるため、使用できません。
本パソコンで Windows Vista をお使いになるには、次のドライバーやユーティリティが必要です。あらかじめ準備してください。
ドライバーは、富士通製品情報ページ内で提供しているものと、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」、「タッチパネルドライバーディスク」[注]に格納されているものがあります。本パソコンには、カスタムメイドで選択した場合を除き「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」は添付されていません。お手元にない場合は、ハードディスクに格納されているイメージからディスクを作成する必要があります。作成方法については『リカバリガイド』をご覧ください。
注:「タッチパネルドライバーディスク」は、カスタムメイドで「タッチパネル追加:FMC-TPK82」を選択した場合に添付されます。
富士通製品情報ページ内で提供しているドライバーのインストール方法については、ダウンロード後に各ドライバーの「readme.txt」または「install.txt」をご覧ください。その他のドライバーのインストール方法や注意事項については、それぞれのディスク内の「readme.txt」や各ドライバーのフォルダーに格納されている説明書を必ずご覧ください。
チップセット情報ファイル
「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
マネージメントエンジンドライバー
「インテル® マネージメント エンジン インターフェイス ドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
ディスプレイドライバー
「インテル® ディスプレイドライバ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
サウンドドライバー
「Realtek High Definition Audio オーディオドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
LANドライバー
「Realtek PCIe GBE/FE Family Controller LAN ドライバ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
富士通拡張機能ユーティリティ
「富士通拡張機能ユーティリティ(32bit)」(「FUJ02E3デバイスドライバー」を含む)→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
Indicator Utility
「Indicator Utility」(「FUJ02B1デバイスドライバー」を含む)→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
ディスプレイ用INFファイル
「FMVディスプレイ装置INFファイル」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
DVD-ROMドライブ
「WinDVD」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供
スーパーマルチドライブ(カスタムメイドで「DVD-ROMドライブユニット(薄型)変更→スーパーマルチ(薄型):FMCXSMK82」を選択した場合)
「Roxio Creator」 →「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
「WinDVD」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供
セキュリティチップドライバー および ユーティリティ(カスタムメイドで「セキュリティチップ追加:FMC-STK82」を選択した場合)
「Infineon セキュリティチップ ユーティリティ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
「SMARTACCESS/Basic」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
タッチパネルドライバー(カスタムメイドで「タッチパネル追加:FMC-TPK82」を選択した場合)
「ESPRIMO Kシリーズ内蔵タッチパネルドライバ」→「タッチパネルドライバーディスク」で提供
Windows Vistaをインストールする前に、次の手順でBIOSの設定をご購入時の状態に戻します。
電源ボタンを押し、本パソコンを起動します。
「FUJITSU」のロゴが表示されている間に【F2】キーを押します。
BIOSセットアップ画面が表示されます。
「終了」メニューの「標準設定値を読み込む」を選択し、【Enter】キーを押します。
「はい」を選択し、【Enter】キーを押します。
「終了」メニューの「変更を保存して電源を切る」を選択し、【Enter】キーを押します。
「はい」を選択し、【Enter】キーを押します。
パソコンの電源が切れます。
設定方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネットの マニュアルページ を表示し、「ESPRIMO(2010年4月以降)」→「Kシリーズ」→「K551/B」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。
インストールの前にWindows Vistaに同梱されているマニュアルをよくお読みください。
また、Windows Vistaのディスク内にある「README」および「SETUPVISTA」もご覧ください。
次の手順に従ってWindows Vistaをインストールしてください。
電源ボタンを押し、本パソコンを起動します。
「FUJITSU」のロゴが表示されている間に【Enter】キーを押します。
ポップアップメニューが表示されます。
「起動メニュー」を選択し、【Enter】キーを押します。
CD/DVDドライブに「Windows Vista」のインストールディスクをセットします。
「CD/DVD Drive」を選択し、【Enter】キーを押します。
「Press any key to boot from CD..」と表示されるので、何かキーを押します。
しばらくするとセットアップが始まります。
画面の指示に従ってセットアップを進めます。
「Windowsのインストール場所を選択してください。」の画面が表示されたら、インストール先のパーティションを選択し、「次へ」を押してください。
Windows 7からの場合:ディスク0パーティション3を選択
Windows XPからの場合:ディスク0パーティション2を選択
必要に応じて各パーティションを設定し直してください。
Windows Vistaのインストールが開始されます。
画面の指示に従ってセットアップを行ってください。
「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備したチップセット情報ファイルをインストールしてください。
インストール方法は、フォルダー内の「readme.txt」および「install.txt」をご覧ください。
「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備したドライバーをインストールしてください。
ドライバーおよびユーティリティのインストール方法は、それぞれの「readme.txt」や「install.txt」などの説明書をご覧ください。
富士通拡張機能ユーティリティについて
「setup.exe」では、ユーティリティのみインストールされます。
ドライバーは「WinVista-32」フォルダー内にある「FUJ02E3.txt」に従ってインストールしてください。
Indicator Utilityについて
「setup.exe」では、ユーティリティのみインストールされます。
ドライバーは「WinVista-32」フォルダー内にある「FUJ02B1.txt」に従ってインストールしてください。
以上