本テキストは、現在お使いのOSをWindows Vista® Business (32ビット)(以下、Windows Vista (32ビット)と記載)へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows Vista (32ビット)へ移行することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなるなどの問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows Vista (32ビット)への移行を行っていただきますよう、お願いいたします。
対象機種
対応OS、Service Pack
制限事項
注意事項
必要なドライバーおよびユーティリティ
BIOSの設定
ハードディスクデータ消去
OSのインストール
チップセット情報ファイルのインストール
ドライバーおよびユーティリティのインストール
Windows Vista (32ビット)やソフトウェアを最新の状態にする
ESPRIMO K552/C
Windows Vista® Business (32ビット) with Service Pack 2 日本語版
※OSのインストールには必ずService Pack 1が適用されているWindows Vista (32ビット)を使用し、OSのインストール後にService Pack 2を適用してください。
インターネット上にある『製品ガイド』などのマニュアルは、Windows Vista (32ビット)への移行作業中はご覧になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。
OSの移行により、ハードディスクの全データが削除されます。あらかじめ必要なデータのバックアップをしてください。ハードディスクに格納されている「リカバリデータディスク」、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」のイメージも削除されます。これらのディスクがお手元にない場合は『リカバリガイド』(C:\FUJITSU\Manual\RecoveryGuide.pdf)をご覧になり作成してください。
『リカバリガイド』は、インターネットでもご覧になれます。インターネット上のマニュアルページを表示し、「ESPRIMO(2010年4月以降)」→「Kシリーズ」→「K552/C」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『リカバリガイド』のPDFをクリックしてください。
ディスプレイドライバーは、DirectX10以降に対応しています。DirectX10より前のバージョンはインストールしないでください。
動画を再生するときは、ディスプレイの省電力機能やシステムスタンバイの設定は行わないでください。
「システムのプロパティ」上で表示されるメモリサイズは、実際に搭載されているメモリサイズより少なく表示されます。
「トラブル解決ナビ」は起動メニューから選択できなくなるため、使用できません。
本パソコンでWindows Vista (32ビット)をお使いになるには、次のドライバーやユーティリティが必要です。あらかじめ準備してください。
ドライバーは、富士通製品情報ページ内で提供しているものと、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」などに格納されているものがあります。
本パソコンには、カスタムメイドで選択した場合を除き「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」は添付されていません。お手元にない場合は、ハードディスクに格納されているイメージからディスクを作成する必要があります。作成方法については『リカバリガイド』をご覧ください。
富士通製品情報ページ内で提供しているドライバーのインストール方法については、ダウンロード後に各ドライバーの「readme.txt」または「install.txt」をご覧ください。
その他のドライバーのインストール方法や注意事項については、それぞれのディスク内の「readme.txt」や各ドライバーのフォルダーに格納されている説明書を必ずご覧ください。
チップセット情報ファイル
「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
チップセットドライバー
「インテル® マネージメント エンジン インターフェイス ドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
※本ドライバーを適用する前にMicrosoft® .Net Framework 3.5 Service Pack 1 以降がインストールされている必要があります。OSのインストール中はネットワークへ接続できない場合がありますので、事前にMicrosoft社のホームページより入手されることをお勧めいたします。
SATAドライバー
「インテル® ラピット ストレージ テクノロジー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
ディスプレイドライバー
「インテル® ディスプレイドライバ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
サウンドドライバー
「Realtek High Definition Audio オーディオドライバー」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
LANドライバー
「Realtek PCIe GBE/FE Family Countroller LANドライバ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
FUJ02E3ドライバー
「FUJ02E3 Device Driver」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
FUJ02B1ドライバー
「FUJ02B1 Device Driver」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
Fujitsu BIOS ドライバー
「Fujitsu BIOS Driver」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
富士通拡張機能ユーティリティ
「富士通拡張機能ユーティリティ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
Indicator ユーティリティ
「Indicator Utility」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
ディスプレイ用INFファイル
「FMVディスプレイ装置INFファイル」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
セキュリティチップドライバー
「Infineon セキュリティチップ ユーティリティ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
「SMARTACCESS/Basic」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
DVD-ROMドライブ(標準搭載)
「WinDVD」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供
スーパーマルチドライブ(カスタムメイドで「DVD-ROMドライブユニット(薄型)変更→スーパーマルチ(薄型):FMCXSMK92」を選択した場合)
「Roxio Creator」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
「WinDVD」→「InterVideo WinDVD® for FUJITSU」で提供
タッチパネルドライバー(カスタムメイドで「タッチパネル:FMC-TPK92」を選択した場合)
「ESPRIMO Kシリーズ内蔵タッチパネルドライバ」→「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」で提供
Windows Vista (32ビット)をインストールする前に、次の手順でBIOSの設定をご購入時の状態に戻します。
【F2】キーを押したまま、本パソコンの電源を入れます。
ビープ音が鳴ったら、【F2】キーを離します。
BIOSセットアップ画面が表示されます。
「終了」メニューの「標準設定値を読み込む」を選択し、【Enter】キーを押します。
「はい」を選択し、【Enter】キーを押します。
「終了」メニューの「変更を保存して電源を切る」を選択し、【Enter】キーを押します。
「はい」を選択し、【Enter】キーを押します。
パソコンの電源が切れます。
設定方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネット上のマニュアルページを表示し、「ESPRIMO(2010年4月以降)」→「Kシリーズ」→「K552/C」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。
Windows Vista (32ビット)をインストールする前に、ハードディスクデータ消去をしてください。
消去方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネット上のマニュアルページを表示し、「ESPRIMO(2010年4月以降)」→「Kシリーズ」→「K552/C」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。
インストールの前にWindows Vista (32ビット) に同梱されているマニュアルをよくお読みください。
また、Windows Vista (32ビット) のディスク内にある「README」および「SETUPVISTA」もご参照ください。
次の手順に従ってWindows Vista (32ビット)をインストールしてください。
【F12】キーを押したまま、本パソコンの電源を入れます。
ビープ音が鳴ったら、【F12】キーを離します。
「起動メニュー」が表示されます。
「Windows Vista (32ビット)」のディスクをCD/DVDドライブにセットします。
カーソルキーを押して「CD/DVD」を選択し、【Enter】キーを押します。
「Press any key to boot from CD..」と表示されるので、何かキーを押します。
しばらくするとセットアップが始まり、「Windowsのインストール」と表示されます。
画面の指示に従ってセットアップを進めます。
パーティションの設定画面が表示された場合は、必要に応じて各パーティションを設定し直します。
インストール先を選択して、【Enter】キーを押します
Windows Vista (32ビット)のインストールが開始されます。
画面の指示に従ってセットアップを行ってください。
以上でWindows Vista (32ビット)のインストールは終了です。
Windows Vista® (32ビット) Service Pack 2 日本語版のインストールを行ってください。
「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備した「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」をインストールしてください。
インストール方法は、「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」の「readmej.txt」をご覧ください。
「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備したドライバーおよびユーティリティをインストールしてください。
インストール方法は、それぞれのユーティリティやドライバーの「readme.txt」や「install.txt」をご覧ください。
ドライバーおよびユーティリティのインストール完了後、Windows Vista (32ビット)やソフトウェアを最新の状態にしてください。
設定方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネット上のマニュアルページを表示し、「ESPRIMO(2010年4月以降)」→「Kシリーズ」→「K552/C」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。
以上