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Windows® XP Professional 移行時の留意事項 (LIFEBOOK A531/DX)

LIFEBOOK A531/DX

本テキストは、現在お使いのOSをWindows® XP Professional(以下、Windows XPと記載)へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows XPへ移行することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなるなどの問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows XPへの移行を行っていただきますよう、お願いいたします。

目次

  1. 対象機種

  2. 対応OS、Service Pack

  3. 制限事項

  4. 注意事項

  5. 必要なドライバーおよびユーティリティ

  6. BIOSの設定

  7. ハードディスクデータ消去

  8. OSのインストール

  9. シリアルATA用ドライバーのインストール

  10. チップセット情報ファイルのインストール

  11. ドライバーおよびユーティリティのインストール

  12. Windows XPやソフトウェアを最新の状態にする

1.対象機種

  • LIFEBOOK A531/DX

2.対応OS、 Service Pack

  • Microsoft® Windows® XP Professional Service Pack 3 日本語版
    ※OSのインストールには必ずService Pack 2 またはService Pack 3が適用されているWindows XPを使用し、Service Pack 2適用済みのWindows XPを使用した場合にはOSのインストール後にService Pack 3を適用してください。

3.制限事項

  • インターネット上にある『製品ガイド』などのマニュアルは、Windows XPへの移行作業中はご覧になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。

  • OSの移行により、ハードディスクの全データが削除されます。あらかじめ必要なデータのバックアップをしてください。ハードディスクに格納されている「リカバリデータディスク」、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「Corel® WinDVD® for FUJITSU」のイメージも削除されます。
    『取扱説明書』は、インターネット上のマニュアルページを開き、「LIFEBOOK (2010年4月以降)」→「Aシリーズ」→「A531/DX」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『取扱説明書』のPDFをクリックするとご覧になれます。

4.注意事項

  • ディスプレイドライバーは、DirectX 9.0c以降に対応しています。DirectX 9.0cより前のバージョンはインストールしないでください。

  • 動画を再生するときは、ディスプレイの省電力機能やシステムスタンバイの設定は行わないでください。

  • 「3D パイプスクリーンセーバー」を使用すると、アプリケーションエラーが表示されたり、スクリーンセーバーの画面が正しく表示されなかったりすることがあります。
    この場合は、他のスクリーンセーバーをお使いください。

  • 「システムのプロパティ」上で表示されるメモリサイズは、実際に搭載されているメモリサイズより少なく表示されます。

  • 「トラブル解決ナビ」は起動メニューから選択できなくなるため、使用できません。

5.必要なドライバーおよびユーティリティ

本パソコンでWindows XPをお使いになるには、次のドライバーやユーティリティが必要です。
あらかじめ準備してください。

ドライバーは、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「Corel® WinDVD® for FUJITSU」など本パソコンに添付のディスクに格納されているものがあります。また、最新版のドライバーやユーティリティがFMWORLD.NETで公開されている場合があります。
富士通製品情報ページ内で提供しているドライバーのインストール方法については、ダウンロード後に各ドライバーの「readme.txt」または「install.txt」をご覧ください。
その他のドライバーのインストール方法や注意事項については、それぞれのディスク内の「readme.txt」や各ドライバーのフォルダーに格納されている説明書を必ずご覧ください。

  • チップセット情報ファイル
    「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」

  • チップセットドライバー
    「インテル® マネージメント エンジン インターフェイス ドライバー」

  • チップセット データ保護、処理性能向上
    「インテル® ラピッド ストレージ テクノロジー」
    ※本ドライバーを適用する前にMicrosoft® .Net Framework 3.5 Service Pack 1 以降がインストールされている必要があります。OSのインストール中はネットワークへ接続できない場合がありますので、事前にMicrosoft社のホームページより入手されることをお勧めいたします。

  • ディスプレイドライバー
    「インテル® ディスプレイドライバ」
    ※本ドライバーを適用する前にMicrosoft® .Net Framework 3.5 Service Pack 1 以降がインストールされている必要があります。OSのインストール中はネットワークへ接続できない場合がありますので、事前にMicrosoft社のホームページより入手されることをお勧めいたします。

  • サウンドドライバー
    「Realtek High Definition Audio Driver for Windows XP/2000」

  • LANドライバー
    「Realtek PCIe GBE/FE Family Controller Windows® XP LAN Driver」

  • W-LAN ドライバー
    「Atheros 無線 LAN ドライバ + Atheros Client Utility」

  • 「Plugfree NETWORK」

  • ポインティングデバイス ドライバー
    「Windows XP Synaptics Pointing Device Driver」

  • メモリカード ドライバー
    「Realtek メモリーカードドライバー」

  • 富士通拡張機能ユーティリティ
    「富士通拡張機能ユーティリティ」

  • ディスプレイ用INFファイル
    「FMVディスプレイ装置INFファイル」

  • その他のドライバ、ユーティリティ
    「FUJ02E3 Device Driver」
    「FUJ02B1 Device Driver」
    「Fujitsu BIOS Driver」
    「Fujitsu Display Manager」 ディスプレイ表示設定変更ユーティリティ
    「IndicatorUtility」 音声ボリューム、内蔵ポインティングデバイス状態変更時のインジケータ表示ユーティリティ
    「電源オフUSB充電ユーティリティ」
    「サポートナビ」

6.BIOSの設定

Windows XPをインストールする前に、次の手順でBIOSの設定を行います。

  1. 【F2】キーを押しながらパソコンの電源ボタンを押します。

  2. 「FUJITSU」ロゴが表示されたら【F2】キーを放し、BIOSセットアップが起動します。

  3. 【F9】キーを押し、「Yes」を選択して、Biosの標準設定値を読み込みます。

  4. 「Advanced」メニューの「AHCI Configuration」を選び、「Disable」に変更します。

  5. 【ESC】キーを押し「Save Changes and Power OFF」を選び、【Enter】キーを押し、「Yes」を選択して、パソコンの電源が切れます。

設定方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネット上のマニュアルページを表示し、「LIFEBOOK (2010年4月以降)」→「Aシリーズ」→「A531/DX」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。

7.ハードディスクデータ消去

Windows XPをインストールする前に、ハードディスクデータ消去をしてください。

消去方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネット上のマニュアルページを表示し、「LIFEBOOK (2010年4月以降)」→「Aシリーズ」→「A531/DX」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。

8.OSのインストール

  • インストールの前にWindows XPに同梱されているマニュアルをよくお読みください。また、Windows XPのディスク内にある「README」および「SETUPXP」もご参照ください。

  • 次の手順に従ってWindows XPをインストールしてください。

  1. 【F12】キーを押しながら電源ボタンを押し、パソコンを起動します。

  2. 「FUJITSU」ロゴが表示されたら【F12】キーを放し、「起動メニュー」が表示されます。

  3. 「Windows XP」のディスクをCD/DVDドライブにセットします。

  4. 「CD/DVD」を選択し【Enter】キーを押します。

  5. 「Press any key to boot from CD..」と表示されるので、何かキーを押します。

  6. しばらくするとセットアップが始まり、青い画面の左上に「Windows Setup」と表示されます。

  7. 画面の指示に従ってセットアップを進めます。

  8. パーティションの設定画面が表示された場合は、必要に応じて各パーティションを 設定し直します。

  9. インストール先にCドライブを選択して、【Enter】キーを押します。Windows XPのインストールが開始されます。

  10. 画面の指示に従ってセットアップを行います。

以上でWindows XPのインストールは終了です。

Service Pack 2が適用されたWindows XPを使用しOSのインストールを行った場合は、Microsoft® Windows® XP Service Pack 3 日本語版のインストールを行ってください。

9.シリアルATA用ドライバーのインストール

  1. Windows XP起動時に、「新しいハードウェアの検出ウィザード」ウィンドウが表示されたら、「キャンセル」をクリックしてください。

  2. デバイスマネージャを開き、[IDE ATA/ATAPIコントローラ]にある「標準デュアルチャネルPCI IDEコントローラ」のプロパティを開いてください。
    【重要】
    デバイスマネージャには、「標準デュアルチャネルPCI IDEコントローラ」が複数表示されます。ここで手順3以降の操作をするのは、プロパティの「全般」タブの「場所」に、「PCIバス 0. デバイス 31. 機能 2.」とあるものです。 それ以外のものにシリアルATA用ドライバーをインストールしようとすると、エラーが発生します。

  3. [ドライバ]タブを開き、[ドライバの更新]をクリックしてください。
    ここで、「ハードウェアの更新ウィザード」ウィンドウが表示されたら、「いいえ、今回は接続しません。」を選択して「次へ」をクリックしてください。次に表示された画面では「一覧または特定の場所からインストール」を選択して「次へ」をクリックしてください。

  4. 検索方法を、「検索しないで、インストール~」を選択して、[次へ]をクリックしてください。

  5. CD/DVDドライブに、カスタムメイドで購入もしくはご自分で作成した「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」をセットしてください。

  6. [ディスク使用]をクリックし、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」の「Chipset」フォルダ−「IntelSATA」−「files」−「irst」−「Drivers」−「x32」フォルダ内の「iaStor」を選んで、「開く」をクリックしてください。

  7. [OK]をクリックするとモデル一覧が表示されるので、次の項目を選択し、[次へ]をクリックしてください。
    警告メッセージが表示されますが、そのまま「はい」をクリックして次へ進んでください。

    • 搭載チップセットが「モバイル インテル® HM65 Express」または「モバイル インテル® QM67 Express」の場合: Intel® Mobile Express Chipset SATA AHCI Controller

  8. 「次へ」をクリックするとインストールが開始されます。インストールはすぐに終わります。[完了]をクリックしてください。

  9. 「閉じる」をクリックと、再起動を要求されます。
    「はい」をクリックして対象装置を再起動し、【F2】キーを押して、BIOSセットアップを起動します。
    【重要】
    ここでBIOSセットアップを実行しないとOS起動時にエラーが発生します。必ず設定を行ってください。エラーが発生した場合は電源ボタンを4秒以上押して電源を落とし、再度電源を入れ直して設定を行ってください。

  10. [Advanced]メニュー−[AHCI Configuration]を「Enable」に変更してください。

  11. 変更を保存して、対象装置を再起動してください。
    【POINT】
    Windows XP起動時に、「新しいハードウェアの検出ウィザード」ウィンドウが表示されたら、「キャンセル」をクリックしてください。

  12. 再起動を要求された場合、「はい」をクリックして再起動してください。
    【POINT】
    これで操作は終了です。以降はドライバーやユーティリティをインストールしてください。

10. チップセット情報ファイルのインストール

「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備した「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」をインストールしてください。
インストール方法は、「インテル® チップセット デバイス ソフトウェア」の「readmej.txt」をご覧ください。

11. ドライバーおよびユーティリティのインストール

「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備したドライバーおよびユーティリティをインストールしてください。
インストール方法は、それぞれのユーティリティやドライバーの「readme.txt」や「install.txt」をご覧ください。

12. Windows XPやソフトウェアを最新の状態にする

ドライバーおよびユーティリティのインストール完了後、Windows XPやソフトウェアを最新の状態にしてください。

設定方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネット上のマニュアルページを表示し、「LIFEBOOK (2010年4月以降)」→「Aシリーズ」→「A531/DX」→「マニュアル一覧へ」の順にクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。


以上