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Windows® XP Professional 移行時の留意事項 (LIFEBOOK P771/D)

LIFEBOOK P771/D

本テキストは、現在お使いのOSをWindows® XP Professional(以下、Windows XPと記載)へ移行されるお客様のために、移行手順や注意事項を掲載しています。
Windows XPへ移行することにより、今までお使いになっていた機能が使えなくなるなどの問題が発生する可能性があります。
本テキストの内容をよくご覧になってからWindows XPへの移行を行っていただきますよう、お願いいたします。

目次

  1. 対象機種
  2. 対応OS、Service Pack
  3. 制限事項
  4. 注意事項
  5. 必要なドライバおよびユーティリティ
  6. BIOSの設定
  7. ハードディスクデータ消去
  8. OSのインストール
  9. ドライバおよびユーティリティのインストール
  10. Windows XPやソフトウェアを最新の状態にする

1.対象機種

  • LIFEBOOK P771/D

2.対応OS、 Service Pack

  • Microsoft® Windows® XP Professional Service Pack 3 日本語版
    【重要】
    OSのインストールには必ずService Pack 2 またはService Pack 3が適用されているWindows XPを使用してください。
    Service Pack 2適用済みのWindows XPを使用した場合にはOSのインストール後にService Pack 3を適用してください。Service Packの適用されていないWindows XPではインストールできません。

3.制限事項

  • インターネット上にある『製品ガイド』などのマニュアルは、Windows XPへの移行作業中はご覧になれません。必要な情報やページは事前に印刷してご利用ください。
  • CD/DVDドライブなしモデルの場合は、別売のポータブルCD/DVDドライブを接続する必要があります。あらかじめご用意ください。
  • OSの移行により、ハードディスクの全データが削除されます。あらかじめ必要なデータのバックアップをしてください。ハードディスクに格納されている「リカバリデータディスク」、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「Corel® WinDVD® for FUJITSU」のイメージも削除されますので、これらのディスクがお手元にない場合は『リカバリガイド』をご覧になり作成してください(ハードディスクにリカバリデータが格納されているモデルのみ)。
    『リカバリガイド』は、インターネット上の マニュアルページ を表示し、「製品カテゴリー」→「シリーズ名・タイプ」→「製品名」を選択後に、「マニュアル一覧へ」をクリックし、『リカバリガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。

4.注意事項

  • ディスプレイドライバーは、DirectX 9.0c以降に対応しています。DirectX 9.0cより前のバージョンはインストールしないでください。
  • 動画を再生するときは、ディスプレイの省電力機能やシステムスタンバイの設定は行わないでください。
  • 「システムのプロパティ」上で表示されるメモリサイズは、実際に搭載されているメモリサイズより少なく表示されます。
  • 「トラブル解決ナビ」は起動メニューに表示されなくなるため、使用できません。

5.必要なドライバーおよびユーティリティ

本パソコンでWindows XPをお使いになるには、ドライバやユーティリティが必要です。あらかじめ準備してください。。
ドライバやユーティリティは、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「Corel® WinDVD® for FUJITSU」など本パソコンに添付のディスクに格納されています。
本パソコンには、カスタムメイドの選択により、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」、「Corel® WinDVD® for FUJITSU」は添付されていない場合があります。お手元にない場合は、ハードディスクに格納されているイメージからディスクを作成する必要があります。作成方法については『リカバリガイド』をご覧ください。
必要とするドライバは、以下の手順で確認することができます。

  1. OSが起動している状態で、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」をCD/DVDドライブにセットする。
  2. 自動再生されて「ドライバディスク検索」のウィンドウが開くので、OSを選択する。
  3. 一覧にドライバとソフトウェアの一覧が表示される。
    一覧に表示されるドライバとユーティリティのインストールが必要です。
    【重要】
    一覧に表示されている「プレインストール」と「カスタムメイドプレインストール」のアイコンがついたドライバとユーティリティは必ずインストールしてください。インストールしないと、正常に動作しません。

ドライバのインストール方法や注意事項については、それぞれのディスク内の「readme.txt」や各ドライバのフォルダに格納されている説明書を必ずご覧ください。

6.BIOSの設定

Windows XPをインストールする前に、次の手順でBIOSの設定をご購入時の状態に戻します。

  1. 【F2】キーを押したまま、本パソコンの電源を入れます。
  2. ビープ音が鳴ったら、【F2】キーを離します。BIOSセットアップが起動します。
  3. 「終了」メニューの「標準設定値を読み込む」を実行します。
  4. 「終了」メニューの「変更を保存して電源を切る」を実行します。
  5. パソコンの電源が切れます。

設定方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネット上の マニュアルページ を表示し、「製品カテゴリー」→「シリーズ名・タイプ」→「製品名」を選択後に、「マニュアル一覧へ」をクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。

7.ハードディスクデータ消去

Windows XPをインストールする前に、ハードディスクデータ消去をしてください。

消去方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネット上の マニュアルページ を表示し、「製品カテゴリー」→「シリーズ名・タイプ」→「製品名」を選択後に、「マニュアル一覧へ」をクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。

8.OSのインストール

  • 次の手順に従ってBIOSの設定してください。
  1. 【F2】キーを押したまま、本パソコンの電源を入れます。
  2. ビープ音が鳴ったら、【F2】キーを離します。BIOSセットアップが起動します。
  3. [詳細 ] メニュー−[ その他の内蔵デバイス設定 ] の[ AHCI設定 ] を「 使用しない 」 に変更する。
    【重要】
    ここでAHCI設定を「使用しない」に設定しないとOSインストール時にエラーが発生します。必ず設定を行ってください。エラーが発生した場合はセットアップを中止し、電源を入れ直して設定を行ってください。
  4. 「終了」メニューの「変更を保存して電源を切る」を実行します。
  5. パソコンの電源が切れます。
  • インストールの前にWindows XPに同梱されているマニュアルをよくお読みください。
    また、Windows XPのディスク内にある「README」および「SETUPXP」もご参照ください。
  • 次の手順に従ってWindows XPをインストールしてください。
  1. 【F12】キーを押したまま、本パソコンの電源を入れます。
  2. ビープ音が鳴ったら、【F12】キーを離します。「起動メニュー」が表示されます。
  3. 「Windows XP」のディスクをCD/DVDドライブにセットします。
  4. 「CD/DVD」を選択し【Enter】キーを押します。
  5. 「 Press any key to Boot from CD. 」 と表示されるので、【Enter】キーを押します。
  6. しばらくするとセットアップが始まり、青い画面の左上に「Windows Setup」と表示されます。
  7. 画面の指示に従ってセットアップを進めます。
  8. パーティションの設定画面が表示された場合は、必要に応じて各パーティションを 設定し直します。
  9. インストール先を選択して、【Enter】キーを押します。Windows XPのインストールが開始されます。
  10. 画面の指示に従ってセットアップを行います。
  • WindowsXPのデスクトップ画面が表示されたら、シリアルATA用ドライバをインストールします。
  1. Windows XP起動時に、「新しいハードウェアの検出ウィザード」ウィンドウが表示されたら、「キャンセル」をクリックしてください。
  2. デバイスマネージャを開き、[ IDE ATA/ATAPIコントローラ ] にある「 標準デュアルチャネルPCI IDEコントローラ 」 のプロパティを開いてください。
    【重要】
    デバイスマネージャには、「標準デュアルチャネルPCI IDEコントローラ」が複数表示されます。ここで手順3以降の操作をするのは、プロパティの「全般」タブの「場所」に、「PCIバス 0. デバイス 31. 機能 2.」とあるものです。それ以外のものにシリアルATA用ドライバーをインストールしようとすると、エラーが発生します。
  3. [ ドライバ ] タブを開き、[ ドライバの更新 ] をクリックしてください。
    ここで、「ハードウェアの更新ウィザード」ウィンドウが表示されたら、「いいえ、今回は接続しません。」を選択して「次へ」をクリックしてください。次に表示された画面では「一覧または特定の場所からインストール」を選択して「次へ」をクリックしてください。
  4. 検索方法を、「 検索しないで、インストール~ 」 を選択して、[ 次へ ] をクリックしてください。
  5. CD/DVDドライブに、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」をセットしてください。
  6. [ ディスク使用 ] をクリックし、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」の[chipset]-[IntelSATA]-[files]-[irst]-[Drivers]-[x32]フォルダ内の「 iaStor 」 を選んで開いてください。
  7. [ OK ]をクリックするとモデル一覧が表示されるので、以下の項目を選択し、[ 次へ ]をクリックしてください。
    [ Intel® Mobile Express Chipset SATA AHCI Controller ]
    ドライバの更新警告メッセージが表示されますが、そのまま「 はい 」 をクリックして次へ進んでください。
    「 次へ 」 をクリックするとインストールが開始されます。
    インストールはすぐに終わります。[ 完了 ] をクリックしてください。
  8. 「 閉じる 」 をクリックと、再起動を要求されます。
    「 はい 」 をクリックしてパソコンを再起動し、Fujitsuロゴ表示画面に前に【F2】キーを押し続け、BIOSセットアップを起動します。
    【重要】
    ここでBIOSセットアップを実行しないとOS起動時にエラーが発生します。必ず以下の設定を行ってください。エラーが発生した場合は電源ボタンを4秒以上押して電源を落とし、再度電源を入れ直して以下の設定を行ってください。
  9. [ 詳細 ] メニュー−[ その他の内蔵デバイス設定 ] の[ AHCI設定 ] を「 使用する 」 に変更してください。
  10. 変更を保存して、パソコンを再起動してください。
  11. Windowsが起動すると、再起動を要求されるので、「 はい 」 をクリックして再起動してください。

以上でWindows XPのインストールは終了です。
Service Pack 2が適用されたWindows XPを使用しOSのインストールを行った場合は、Microsoft® Windows® XP Service Pack 3 日本語版のインストールを行ってください。

9. ドライバーおよびユーティリティのインストール

「5.必要なドライバーおよびユーティリティ」で準備したドライバーおよびユーティリティをインストールしてください。
インストールの順番は、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」をCD/DVDドライブにセットし、一覧に表示されているドライバとユーティリティを上から順番にインストールしてください。
【重要】
一覧に表示されている「プレインストール」と「カスタムメイドプレインストール」のアイコンがついたドライバとユーティリティは必ずインストールしてください。インストールしないと、正常に動作しません。
インストール方法は、それぞれのドライバやユーティリティの「readme.txt」や「install.txt」をご覧ください。

10. Windows XPやソフトウェアを最新の状態にする

ドライバーおよびユーティリティのインストール完了後、Windows XPやソフトウェアを最新の状態にしてください。

設定方法について詳しくは、お使いになる機種の『製品ガイド』をご覧ください。
『製品ガイド』は、インターネット上の マニュアルページ を表示し、「製品カテゴリー」→「シリーズ名・タイプ」→「製品名」を選択後に、「マニュアル一覧へ」をクリックし、『製品ガイド』のPDFをクリックするとご覧になれます。


以上