ATOK11 をインストールすると、ワードパッドが起動できません
Windows 98 に日本語入力システムの ATOK11 をインストールすると、ワードパッドが起動できなくなります。
これは、ATOK11 のインストールを行うと MFC42.DLL の古いバージョンがインストールされてしまうためです。
ATOK11 に限らずこの不具合が発生する可能性があります。
なお、この不具合はインストールするアプリケーションとインストール順によっては発生しません。現在確認されているソフトウェアとインストール順の組み合わせは以下のとおりです。
以下の組み合わせでは発生します。
- Windows 98をインストールした後に、一太郎Office8 /R.1または/R.2 をインストールした場合
以下の組み合わせでは発生しません。
- Windows 98をインストールした後に、一太郎Office8 /R.3 をインストールした場合
- Windows 95で、一太郎Office8 /R.1 または /R.2 をインストールした後、Windows98をインストールした場合
以下の手順で、ワードパッドを一旦削除してから、もう一度ワードパッドをインストールしてください。ワードパッドが起動できるようになります。
- 「Windows 98 CD」を CD-ROM ドライブにセットします。
- [スタート]ボタンをクリックし、[設定]から[コントロールパネル]をクリックします。
- [コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]をダブルクリックします。
- [アプリケーションの追加と削除のプロパティ]の[Windows ファイル]タブをクリックします。
[ファイルの種類]リストが表示されます。
- [ファイルの種類]リストにある[アクセサリ]をクリックし、[詳細]ボタンをクリックします。
[アクセサリ]ウィンドウが開きます。
- [アクセサリ]ウィンドウの[ファイルの種類]リストにある[ワードパッド]のチェックボックスのチェックをはずします。
- [OK]ボタンを2回クリックします。
ワードパッドが削除されます。
- 2)〜5)の手順をもう一度行います。
- [アクセサリ]ウィンドウの[ファイルの種類]リストにある[ワードパッド]のチェックボックスにチェックを付けます。
- [OK]ボタンを2回クリックします。
ワードパッドがインストールされます。