［トップ］［目次］［索引］［< 前］［次 >］
第7章  さまざまな接続 └ 3  有線LAN接続 └ 有線LANとは

有線LANとは

特長

有線LANは、ケーブルを使用して機器間を接続します。ケーブル接続のため、使用場所が限定されてしまう反面、次のようなメリットがあります（次の説明は、一般的な特長を表すもので、本製品の仕様を表すものではありません）。

• 使用するLANの規格によりますが、10Mbps〜100Mbpsの高速な通信ができます。

  現在一般的に使用される規格には、次の2つがあります。

  • IEEE802.3 10BASE-T：通信速度は最高10Mbpsです。10BASE-Tに対応したLANカード、ハブ、LANケーブルが必要です。
  • IEEE802.3 100BASE-TX：通信速度は最高100Mbpsです。100BASE-TXに対応したLANカード、ハブ、LANケーブルが必要です。
• 無線による通信と異なり、周囲の電波の影響を受けにくく、安定した通信ができます。
• ワイヤレスLANと比較し、LANを構築する機材が安価です。

接続形態

有線LANの接続形態には、次の2種類があります。

複数台の接続

ハブと呼ばれる、接続口を複数備えた機器を使用し、複数台の機器を接続します。この場合、使用するLANケーブルは「ストレートケーブル」という種類になります。

1対1の接続

2台の機器間を直接接続します。この場合、使用するLANケーブルは「クロスケーブル」という種類になります。

↑ ページトップ