○IPアドレス Internet Protocol Addressの略。TCP/IP(*1)で接続されたコンピューターを識別するためのアドレス(住所)で、32ビットのアドレスを8ビットずつに区切った十進数で「127.0.0.1」という形式で表します(*2)。ネットワークに接続されたコンピュータ全てに固有の番号を割り当てることになっていますが、ルータ等を介して外部のネットワークと遮断されているネットワーク(家庭内や企業内ネットワーク)の中では、内部専用の「プライベートIPアドレス」を割り当てることがあります。 個人でインターネットを利用する場合、加入するプロバイダによっては自動的にIPアドレスを割り当てるため、接続のたびにIPアドレスが変わることがあります。
○DNS Domain Name Systemの略。TCP/IP(*1)環境において、ホスト名(ネットワーク上のコンピュータを現す名前)から対応するIPアドレスを取得できるようにするサービスを提供するシステムです。「名前解決」と呼ばれることもあります。 インターネット上のコンピュータにはIPアドレス(127.0.0.1など)が割り当てられており、コンピュータ同士が通信する時にはIPアドレスが必要になります。DNSを使用すると、通信する相手のコンピュータのIPアドレスを知らなくても、コンピュータにつけられたホスト名(azby.fmworld.netなど)を指定することにより、DNSサーバ(IPアドレスとホスト名の対応関係を管理するサーバ)に問い合わせが行われ、ホスト名からIPアドレスを参照して通信できるようになります。