Q&Aナンバー【9602-9386】更新日:2008年1月11日
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[Windows XP / Windows 2000] Guest(ゲスト)アカウントと通常のアカウントとの違いを教えてください。
対象機種 | すべて |
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対象OS |
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質問
Windows XP / Windows 2000で、Guest(ゲスト)アカウントは、他のアカウントと何が違うのでしょうか。通常のアカウント(管理者や制限ユーザー)との違いを教えてください。
回答
Windows XP / Windows2000には、「Guest」というアカウントが登録されており、パソコンを使用するうえで必要な最小限の操作だけを行うことができます。「Guest」アカウントの特徴は次のとおりです。
- Guestアカウントにはパスワードがありません
Windows XPはユーザー名「Guest」をクリック、Windows 2000はユーザー名に「Guest」、パスワードを空白でログオンすれば、誰でもログオンできます。
(Windows XPの画面) - ユーザープロファイルが保存されません
Guestユーザーが行った画面などの設定変更の結果は保存されないので、次回ログオン時には、また初期状態に戻ります。 - 所属するグループが異なります
通常のユーザーアカウントはUsersグループ(ドメイン環境ならDomain Usersグループ)に所属しますが、GuestアカウントはGuestグループに所属します。そのため、許可されたユーザーのみが使用できるネットワークやドメインに参加することはできません。 - 利用に制限があります
コントロールパネルでの設定変更や、アプリケーションのインストールなどを行うことはできません。またパスワードなどでプロテクトされているファイルを見たり、使用するのに権限が与えられていないアプリケーション(例えば、ダイアルアップ接続)を実行したりはできません。
Windows XPをお使いで、プロファイルを保存したい場合やインターネットを独自の設定で利用したい場合などは、「ユーザーアカウント」の設定で「制限ユーザー」のアカウントを作成すれば可能になります。
「制限ユーザー」を作成する方法につきましては、次のQ&Aをご覧ください。
[Windows XP] ユーザーアカウントを追加/設定変更する方法を教えてください。(新しいウィンドウで表示)