Q&Aナンバー【9606-0392】更新日:2019年5月15日
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[Office 2003] 音声認識機能を使用する方法を教えてください。
対象機種 | すべて |
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対象OS |
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質問
回答
「Microsoft Office Personal Edition 2003」では、音声で操作や入力を行う「音声認識機能」を使用することができます。
ご購入時の状態では「音声認識機能」がインストールされていないため、添付の「Microsoft Office Personal Edition 2003」CD-ROMから「音声認識機能」のインストールを行う必要があります。また、マイクをパソコンに接続する必要があります。
「Microsoft Office Personal Edition 2003」では、次の手順で「音声認識機能」のインストールと設定を行います。
次の項目を順番に確認してください。
「Microsoft Office XP Personal Edition」の手順は、次のQ&Aをご覧ください。
[Office XP] 音声認識機能を使用する方法を教えてください。
手順1「音声認識機能」のインストール
次の手順で、「音声認識機能」をインストールします。
- 「Microsoft Office Personal Edition 2003」CD-ROMをセットします。
CDにあるファイルの一覧が表示された場合は、「×」ボタンをクリックして表示された画面を閉じます。 - 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
- 「プログラムの追加と削除」をクリックします。
- 「Microsoft Office Personal Edition 2003」をクリックし、「変更」ボタンをクリックします。
- 「Microsoft Office 2003 セットアップ」と表示されます。
「機能の追加/削除」をクリックし、「次へ」ボタンをクリックします。 - 「アプリケーションごとにオプションを指定してインストール」をクリックしチェックを付け、「次へ」ボタンをクリックします。
ここで、Word、Excel、Outlookなどに付いていたチェックを外すと、そのプログラムはアンインストールされます。
元から付いていたチェックは、外さないようにしてください。 - 「Office共有機能」の「+」 をクリックし、「入力システムの拡張」の「+」をクリックします。
- 「音声」の「▼」をクリックし、表示されるメニューから「マイコンピュータから実行」をクリックします。
- 「更新」ボタンをクリックします。
- 「Microsoft Office 2003 が正常に更新されました。」と表示されます。
「OK」ボタンをクリックします。 - 「×」ボタンをクリックし、「プログラムの追加と削除」画面を閉じます。
- 「×」ボタンをクリックし、「コントロールパネル」画面を閉じます。
- セットしたディスクを取り出します。
次にマイクの調整を行います。
手順2「音声認識機能」のマイクの調整とトレーニングを行う
「音声認識機能」を初めて使用する場合は、マイクの調整とトレーニングを行います。
「ボリュームコントロール」で、録音用のマイクのボリュームを調整しても、「音声認識機能」のマイクのボリュームには反映されません。
- パソコンとマイクを接続します。
- Word を起動します。
- 「ツール」メニュー→ 「音声」の順にクリックします。
- 「Office 音声認識へようこそ」と表示されます。
「次へ」ボタンをクリックします。 - 「マイク ウィザード - ようこそ」と表示されます。
「次へ」ボタンをクリックします。 - 「マイク ウィザード - ボリュームの調整」と表示されます。
表示された文章を、マイクに向かって読み上げて、「次へ」ボタンをクリックします。 - 「マイク ウィザード - 位置のテスト」と表示されます。
表示された文章を、マイクに向かって読み上げて、「完了」ボタンをクリックします。 - 「音声認識トレーニング」が表示されます。
「次へ」ボタンをクリックします。 - 「次へ」ボタンをクリックします。
「サンプル」ボタンをクリックすると、音声認識のサンプル音声が再生されます。 - 表示された文章を読み上げます。
音声が認識された箇所は、青く反転表示されます。
文章がすべて青く反転状態になったら、自動的に次の文章が表示されます。- うまく音声が認識されない箇所は、「スキップ」ボタンでスキップすることができます。
- 文章は複数用意されています。トレーニングを途中で休憩したい場合は、「一時停止」ボタンをクリックします。
- うまく音声が認識されない箇所は、「スキップ」ボタンでスキップすることができます。
- トレーニングの進行状況を表すゲージが右に到達したら、トレーニングの完了です。
- トレーニングが完了したら、「完了」ボタンをクリックします。
手順3「音声認識機能」の使用方法
トレーニング後、音声認識機能を使用するには、各アプリケーションで次の手順を操作します。
- パソコンとマイクを接続します。
タイピンマイクをお使いの場合は、次のように設置します。- 口の横、約 2.5 cm (親指幅) のところに設置します
- 息が直接当たらないように、口の真正面は避けます
- 口の横、約 2.5 cm (親指幅) のところに設置します
- Word または Excelを起動します。
- 言語バーの「マイク」アイコンをクリックします。
- 音声認識機能には、次の二つの機能があります。
用途に応じて、モードを切り替えて使用します。- ディクテーション モード(話した言葉をそのまま文字入力するモード)
- 音声コマンド モード(音声で操作を行うモード)
- ディクテーション モード(話した言葉をそのまま文字入力するモード)
次の場合に応じた項目を確認してください。
ディクテーション モード(話した言葉をそのまま文字入力するモード)を使用する
ディクテーション モードを使用する方法は、次のとおりです。
- 言語バーの「ディクテーション モード」アイコンをクリックします。
- 言葉を話すと、パソコンがユーザーの音声を処理し、画面に青線が表示されます。
- 言葉が認識されると、テキストが画面に表示されます。
音声を処理している間も、音声入力し続けることができます。 - 話し終えたら、言語バーの 「マイク」 をクリックして、マイクをオフにします。
音声コマンド モードを使用する(音声で操作を行うモード)
音声コマンドモードを使用する方法は、次のとおりです。
- 言語バーの「音声コマンド モード」アイコンボタンをクリックします。
- 例として、「ファイル」メニューを開きたい場合は、マイクに向かって「ファイル」といいます。
- 話し終えたら、言語バーの 「マイク」 をクリックして、マイクをオフにします。
パソコンに音声を認識させるには、聞き取らせるということを意識して話すことが必要です。
音声認識機能の認識精度を高めるために、次の点に留意して話してください。
- 静かな環境で使用します。
- 高性能のマイクを使用し、同じ位置に固定します。
- 一定の調子、一定の速度で話します。
- 単語の音節は区切らずに、また、単語と単語のあいだに間を置かずに話します。
音声認識機能のマイクの調整やトレーニングを再び行いたい場合は、次のQ&Aをご覧ください。
[Office 2003] 音声認識機能を調整する方法を教えてください。