Q&Aナンバー【9905-9773】更新日:2019年5月14日

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[Word 2002 / 2003] 「録音された音声認識入力や、修正候補のような言語データなしで文書が保存されました。」のメッセージが表示されます。

対象機種とOS
対象機種 すべて
対象OS
  • Windows XP
  • Windows Me
  • Windows 2000
  • Windows 98
  • Windows 95

質問

Word 2002 / 2003で、ファイルを保存したときに、次のメッセージが表示されます。
また、ファイルの編集中に表示されることもあります。

「録音された音声認識入力や、修正候補のようなデータなしで文書が保存されました。」

「文書は保存されましたが、音声認識データを保存する十分な空き領域がないため、データは失われました。録音していないときは、必ずマイクをオフにし、ディスクで利用できる記憶域を確認してください。」

回答

Wordは、文書ファイルの中に入力した言語データを保存しますが、言語データを含めて文章を保存すると、文書ファイルのサイズが大きくなるため、作業効率を最適化しようとします。

作業効率を最適化するときには、自動的に言語データを含めずに保存しようとするために、メッセージが表示されます。

アドバイス
言語データとは、マイクで録音した音声データや、タブレットなどを使って手書きで文章入力した、手書き入力データです。

このメッセージは、Wordの設定を変更することで非表示にできます。
お使いの状況に応じて、設定を変更してください。

次の場合に応じた項目を確認してください。

  1. 言語データを使用しない場合
  2. 言語データを使用する場合

言語データを使用しない場合

文書ファイルに言語データを使用しないときは、Wordの「オプション」で、「言語データを埋め込む」を無効に設定します。

アドバイス
設定は、新規にファイルを作成するたびに行う必要があります。

次の手順で、操作します。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. Wordを起動します。

  2. 「ツール」メニュー→「オプション」の順にクリックします。

    「ツール」メニュー→「オプション」

  3. 「オプション」が表示されます。
    「保存」タブをクリックします。

    「保存」タブ

  4. 「言語データを埋め込む」をクリックし、チェックを外します。

    「言語データを埋め込む」

  5. 「OK」ボタンをクリックし、「オプション」を閉じます。

    「OK」ボタン

言語データを使用する場合

文書ファイルに言語データを使用するときは、特に設定の変更は必要ありません。

ただし、Wordの文書ファイルの自動バックアップが設定されていると、自動バックアップで保存されるたびに、メッセージが表示されます。

保存されるたびに表示されるメッセージを表示したくないときは、自動バックアップを無効に設定します。

重要
自動バックアップとは、エラーでWordが強制終了したり操作をまちがえたりして、意図せずファイルが失われたときのために、指定した時間ごとに自動でファイルをバックアップする機能です。

無効にすることで、メッセージは表示されなくなりますが、編集中の文書ファイルの自動バックアップは行われません。

次の手順で、操作します。


操作手順

お使いの環境によっては表示される画面が異なります。

  1. Wordを起動します。

  2. 「ツール」メニュー→「オプション」の順にクリックします。

    「ツール」メニュー→「オプション」

  3. 「オプション」が表示されます。
    「保存」タブをクリックします。

    「保存」タブ

  4. 「自動バックアップ」をクリックし、チェックを外します。

    「自動バックアップ」を解除

  5. 「OK」ボタンをクリックし、「オプション」を閉じます。

    「OK」ボタン

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